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日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

ほぼ鋸をもったことのない私でもカリン材が切れた。~長勝鋸研ぎの凄み~

2011年08月25日 14時04分37秒 | 仕事_長勝鋸
8月23日、この日は長勝鋸の中で

5寸釘まで切り落とせるという鋸を試し切りさせてみらえることになった。

この鋸の研ぎ技術をわかってもらえるには何材を挽いたらようのだろうか?と思っていたところ

主人が倉庫から滅茶苦茶重いカリン材の角材をもってきました。

カリンがこんなに重いとは思いませんでした。


主人曰く「ウリン材やカリン材は滅茶苦茶重い木材」だそうです。

一時、ウリン材のウッドデッキが流行ったが

こんなに重かったら、一般家庭の日曜大工道具では修繕できないだろうと思いました。

流行といえども、大工さんを酷使するような木材が流行ると大変です。




主人「こんな材挽いたら、俺倒れるかもな(笑)」

私「どうせやるなら!私がやるわ。女性でもっているフレーズが欲しいし・・・・・。」

主人「やめとけ」

私「なんていうのか、とにかく売りたいのよ。この鋸と鋸研ぎ技術を。」

私は長勝さんの研ぎ技術で、ものづくり革命が起きるのではないかと思うほど

長勝さんのお人柄と技術にほれ込んでしまっています

主人「わかった」

ということで初挑戦。




  



尺1寸の鋸は、大きな角材などに挽く鋸です。

ほぼ鋸など使ったことのない私が、

尺1寸の鋸を使い、「カリン」の角材を簡単に切り落とすのだから・・・。

これは凄い!



次に両刃窓鋸で針葉樹を挽きました。
   

これはカンタンでしたが、ほぼ鋸を使ったことのない私が挽くと、鋸が揺れたのか切り口はギザギザでした。

でも夏目はそんなにむしれてなかったです。

ということは、やはりこの鋸の切れ味の良さともいえます。





たった2本切っただけでしたが

この作業後、異様な痺れがきました。

「そういえば今朝は、足の右指が痺れて歩けなかったんだった。」

会社を休もうと思ったけど、天気予報をみたら火曜日以降は雨、おまけに主人も出張。

「ならば今日しかないでしょう!」

という制作魂でつい勢いでやってしまいました。(美術系出身者は、嵐の絵を描けといわれると一見ひ弱そうな人でも嵐の情景をスケッチしますので。)

翌日8/24(水)、足の指の痺れが酷くなり・・・・ちょっと不安になりました。

今日8/25(木)は、段々指が腫れてきました。もしや?と思い皮膚科に受診したところ

原因は虫刺されの炎症だったそうです。痺れを治そうと足湯をしたのが逆効果だったようです。

原因がわかりほっと一安心。




しかし、歩くのも大変な状態なので・・・・・今週は自宅でお仕事をさせていただいています。

40歳過ぎても、学生時代のような情熱をもって仕事ができるのも長勝さんのお陰です。

76歳になられても、何事にも挑戦し実践される姿を目の当たりにして

自分自身かなり影響されているんだろうな思います。

お弟子さんの須藤さんも頑張られていますので

この技術が、日本の精密機械技術や製材技術すら進化していくのでは!と夢を抱きながら

この技術のPRに挑んでいます。






少しでもこの良さをわかっていただくために

字組み」の勉強を始めました。

美術学生時代から、「字組み」は大の苦手。

でも、この技術を駆使すると、文章がスーッと読みやすくなります。

まさかこの年になって苦手な教科を勉強するとは・・・・・・。

でも今回は「苦手意識」より「伝えたい」気持ちが強いので

字組みの勉強をはじめることにしました。

8月23日(月)ディーグリーン(WEB、デザインなどの制作会社)さんと長勝鋸の打ち合わせをした時に

東社長も、社員に「字組み」の大切さを指導しているといっていました。




まさに千里の道も一歩からです。

意味:先が見えないように思うかもしれないけど、千里の道も一歩から。まずは始めること。

英訳:Of course you can't see now where you'll end up, but you have to start somewhere. The longest journey begins with a single step.






長勝鋸の詳細はコチラになります。

蜜ロウワックス日記 長勝鋸

日々、暮らしの中で考える 長勝鋸







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