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日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

木もちeー外壁で築50年の家をリフォーム-工事前、近所へのご挨拶

2009年05月15日 16時29分33秒 | 実験台の家_改修工事
5/14(木)朝9:00から自邸(築50年の家)を一部解体、及び
リフォームするので、工務店さんとご近所20件ほど挨拶にいきました。



一緒に挨拶にまわってくださった工務店の所長の腰の低さに
感動し、たった一時間の挨拶まわりでしたが、とても大切なことを教わりました。


私達家族が住む、三木里は高齢の方が多く、挨拶に伺うと
はって玄関にでるご老人が多く
社長は、玄関を開けるとそういった気配がする家の場合
「おばちゃん、ちょっと障子あけさせてもらうね。動かなくていいよ。」
と気さくに声をかけ、玄関にでてくれようとしたご老人と
同じ目線まで腰を低くし
「今度、工事するのでなにかと迷惑かけると思いますが、宜しくお願いします。
なにかあったらここまで電話ください」
と連絡先の紙を渡していました。



紙を渡すときも、はって玄関に出ようとしてくださったご老人と
同じ目線まで腰をかがめ挨拶されるのです。



日々の心構えが謙虚でないと、なかなかこういうことは咄嗟に出来ません。


思わずわが身を振り返り反省しました。
「百合子さん、私達の商売はご近所への挨拶から始まりますからね」と
さらっと教えてくださいました。


話は変わりますが、山SUN通信でコラムを書かせていただき
お客様からたくさんのお手紙を頂きました。
これは、校正を担当したスタッフ上原のお陰です。
私は文法がめちゃくちゃなのですが
彼女は「読む人にわかりやすいように」をいつも口にして
キレイな文章でまとめてくれたお陰です。


咄嗟に腰をかがめる挨拶もコラムの文章の校正も
同じように思いました。


「実るほど頭をたれる稲穂かな」
心打たれる姿勢は、なにも言わなくても人を動かします。
自らを反省した日でした。