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音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

RISING SUN ROCK FES@石狩湾新港(まとめ)

2008-08-16 18:04:09 | LIVE
今年で4回目の参戦となったライジングサン。いつものようにライブ感想文を書く気力がちょっとないため、ものすごく今さらなのですがまとめレポでご勘弁ください。


<観たライブ>
・1日目
lego big morl(4曲)
曽我部恵一ランデブーバンド(2曲)
スチャダラパー(3曲)
JUN SKY WALKER(S)
BARBEE BOYS
藤井フミヤ

・2日目
怒髪天
COOL WISE MEN
Mr.Children
椎名林檎
EZOIST外伝
東京スカパラダイスオーケストラ


<良かった思い出>
・バービーが全く色あせていなくて超カッコ良かったこと。あんなすごいライブができるなら、ぜひまた活動してほしいです。

・チェッカーズ時代の曲を織り込んだフミヤのセットリスト。NANA→運命→YOU LOVE ROCK'N ROLLが全部わかった自分にちょっと浮かれました。初めて観たフミヤの生ステージングにも感動。

・REDの前でスクービーのモビーさんを発見。今回唯一目撃できたミュージシャンが、なぜか出演者じゃないモビーさんでした。

・2日目オープニングの怒髪天が圧勝すぎ。ふんどしステージ最高。「さわおダッシュ禁止ギター!」で笑い死に。

・林檎姫はライブ自体もとてもすばらしかったのですが、それと同じくらいあの衣装にやられてしまいました。清楚なブラウスに超ショートパンツでピアノを弾くって、おそるべき自己プロデュース能力。

・EZOIST外伝のすべて。あれほどいろんな意味でレベルの高いカラオケ大会は絶対あの場所でしか観られないでしょう。さんざんバカをやっておきながら、ラストに「雨上がりの夜空に」の大合唱で感動的に締めた反則っぷりも素晴らしい。

・同じくEZOIST外伝で、まさかのミスター(=鈴井貴之氏)登場。いやーどうでしょうファンとしては最高のサプライズでした。

・去年のトイレ問題が見事に解決されていたのには感激しました。あんなところに水洗トイレまで設けるってすごい。終演まで大半のトイレが生きていたおかげでほとんど並ぶこともありませんでした。ウェスさんありがとう。



<反省したい思い出>
・初日昼過ぎの大雨を駐車場でやり過ごしていたら、そんな人ばっかりだったのか雨があがった直後に入場ゲートが大渋滞となり、1時間以上並ぶ羽目に。くるりのワンダーフォーゲルはゲート外から聴き、ドーパンの無限大ダンスチューンはテントを建てながら聴くという超不覚。

・疲れがピークだったため、2日目夜のロザリオスをスルーしてテントで寝ていたこと。もはや私は加藤ファン失格なのかもしれません。や、ちょうどサンステがブレイクタイム(というか、清志郎さんだったはずの時間帯)だったため、実はイカエリアまでREDの音はしっかり聴こえてきてたんですよ!(←いいわけ)

・タイミングがあわず、祭太郎のパフォーマンスを観られなかったこと。祭太郎タオルも速攻で売り切れたらしく買えませんでした。がーん。


<微妙な思い出>
・フミヤの華麗なターンやマイクさばきなどのパフォーマンスを観て、20代前半くらいの女の子たちが「ヒロミゴーみたーい!」とバカウケしていたこと。そうかなるほど、チェッカーズ世代でないひとにはあれはそう見えてもおかしくないのですねえ。

・EZOIST外伝のとき、目の前にいた大学生風のスタッフが堂々と写メを撮ろうとしていたこと。「あのー、スタッフさんですよね?」と問いかけたら「はい。」と返事があったので「撮っていいんですか?」と訊いたらば、「え、え?ダ、ダメなんですか?」とわざとらしく返されてしまったのには興ざめでした。知らないなんてあり得ないだろうし、万一知らなかったとしても仕事中に撮るなよ・・・


<ミスチル問題について>
「セットリストがフェス向けでなかった」「メジャーナンバーがなくて期待はずれ」と評されているミスチルの件。確かに、あれなら少年をはずして3曲目あたりに名もなき詞を入れておけば良かったんじゃないか、と思ったのが正直なところです。だけどもファンのはしくれとしては、Worlds endではじまったのはすごくうれしかったし、掌を中盤のハイライトにもってきたのはさすがだと思いました。あんなフェスのメインステージで「ひとつにならなくていいよ」というメッセージを放つことができるのはミスチルならではだと思う。だからこそ、より多くの人に耳を傾けてもらうためのセットリストである必要もあったはず。

あと、ミスチルにとっては「客層」よりも「タイムテーブル」こそがライジングと他のフェスとの最大の違いであったという点も、もう少し意識してやってほしかったかも。ピースフルにトリを飾るような内容じゃなくて、あの時間帯をばしっと締めるライブであってほしかった。できることなら来年以降、ぜひリベンジしてほしいです。


<大トリ・スカパラ>
PAテントの上手側脇あたりで観てました。しかしぶっちゃけ、大トリの感慨よりも冷牟田さん不在のライブを初めて生で観ることに意識が向いていたため、普通に踊りまくりつつも内心そこまで盛り上がったり感動することができませんでした。セットリストは好きな流れだったし、個々のパフォーマンスはいつもながらステキだったのですが。ああ、ルパンの間奏でオルガンを抱える沖さんの姿や、センターマイクで叫ぶ加藤さんの様子を観て、いつか素直にテンションが上がるようになるだろか。

ラストにふみおさんが姿を見せるやいなや、そこそこの盛り上がりだった周囲のお客さんまでが一斉にうわあああって沸き上がった瞬間の、あの光景はとてもステキでした。それで満足してしまったため、「アンコールで谷中さんに本気で名前を呼び忘れられた加藤さんが、Come On!を演奏しながら本気でいじけていた」様子を完全に見逃したのは、ちょっと心残りですよ。


<個人的MVP>
増子兄さん。怒髪天でもエゾイストでも、終始頼もしくてバカバカしくて楽しすぎました。エゾイストでミスターを引っ張り出してくれた仕事っぷりもすばらしい。


そんな感じで。長丁場ゆえいろいろありましたが、今回はかなりマイペースで楽しめたなあというのが率直な感想です。ガチャガチャもやらなかったし、ごひいきバンドが少なかったのでどのライブもかなりリラックスして観た気がするし。相変わらず体力的には厳しいフェスですが、スローに楽しむための術を参戦4回目にしてやっと会得できたと言えるのかもしれません。ウェスさん、今年も楽しい2日間をありがとうございました!また来年ー。

コメント (4)
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