Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

GRAPEVINE@横浜BLITZ

2005-11-13 23:22:02 | LIVE
真心のチケが取れなかったので、かわりにグループ魂のチケを取ってみました。何か間違っているような気もしますがたぶん結果オーライだ。

さてバインライブ。今日は久々にはじけモードで行ってみようかという気になり、今年夏のグッズだった白Tシャツを着用しGO。普段は中段待機でじっくり聴くのが常のバインライブですが、4、5回に1回くらいはこういうモードになります。そして入場後はビールを1杯飲んでガソリン入れて上手前方へ。準備万端。

よく考えると「よーこーはーまーブリッツ!」(田中調)でバインを観るのは初めてだったわけですが、音のほうはもうバッチリでした。加えて田中氏のボーカルが冒頭から絶好調で聴きごたえ超抜群。おかげで序盤からものすごくテンションあがってしまいました。本編セットリストは、AX初日から鳥・スカイライン・望みの彼方の3曲がはずれVirusの前にGood-by my worldが、100ccの前(たぶん)にアンチハレルヤが追加。REWの位置もちょっと変わっていたかな。ぐっと締まった印象になってて良かったです。望みの彼方がはずれたのは、正直残念でしたが。

演奏は、13の1番終わりで西川さんがチューニングを狂わせて音を出すアレがなくなってたり、魔法のCメロでのリズム隊アレンジが変わってたり(これ、あんまり好みじゃなかった・・・)と、わかりやすく手法を変えてきた部分もあれば、Virusの導入部にたっぷり時間を取るようになったりも。全体的によりシンプルで濃い音になったように思えたんですが、私の気のせいでしょうか。

そして予想通り、キングダムのアウトロはものすごーく長くなってて・・・これが圧巻でした!5人の熱がどんどん上がっていって、気がつけば西川さんと田中氏のすっごいギターバトルになってるじゃありませんか!!いやもう、音も画的にも今日のナンバーワンは間違いなくこの瞬間。恍惚のひとときでございました。このセッション、Zeppでは30分くらいやってくれないかなあ(←たぶん無理)。

あとは、マイワールドの間奏で西川さんのギターに泣かされそうになったり、アダバナの歌詞が「ヨコハマデウターイーマショウ」になってたりなど色々と。あ、今日はめずらしくMCタイムにも客席から呼びかけの類がなかったのが印象的でした。だからなのか、田中氏のMCが微妙に暴走ぎみで面白かったです。「シューマイ野郎」って言われてもねえ(苦笑)。

アンコールは、1曲目になんとSUN!AX2日目では本編中盤にあったはずの曲ですが、この位置で聴いたほうがずっといい感じです。で、BREAKTHROUGH→フライハイ大盛り上がり大会で終わり、と思ってたのですが・・・フライハイ後になぜかアコギを受け取る田中氏。え?何やるの?と思ってたら・・・。ああ!亀ちゃんのスネアがカントリーなリズムを!ここでスカイラインやるんだー!

シメで聴くスカイラインは、とってもピースフルで馬鹿っぽくもあり。アルバムで聴く以上に、ラストらしい味わいを感じさせてくれました。自分もそうだったけど、みんなこの曲で踊りながら妙に笑ってたんじゃないでしょうか。今回のアンコールは会心の4曲だったと思います。まさバインがアンコールでここまで感動させてくれるとは!(←おい)

そんな訳で、今日は前方ではじけ甲斐のあった、非常に楽しくてナイスすぎたライブでした。今年観たバインライブの中ではベストだと思います。Zeppではいったいどんな事になってしまうのか、考えただけでにやけてしまいますよ。いや、今日と同じくらいのライブでもじゅうぶんなんですけどね。

あ、そうだ田中氏。まだZeppがあるにも関わらず「来年もよろしくー!」と言うのはさすがにどうかと。ただでさえ「今年もよろしくー!」の挨拶がゴールデンウィークだったと言うのに。もうちょっと1年の季節感を考えてくださいませね。
コメント (2)
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