新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

浮気で請求される慰謝料の相場はいくらか

2013年01月03日 | 日記
昨日のブログでパートナーの浮気について書きました。
今日は浮気が発覚した後の離婚、慰謝料について「プレジデント」から転載・加筆します。


■破綻夫婦でも注意が必要!
タイガー・ウッズの浮気報道の中でとんでもない金額の慰謝料を巡る内容がメディアを賑わせました。ここでは主に慰謝料を請求される側に立って、浮気問題を考えてみます。

浮気を現在している方は、請求されるかもしれない慰謝料の金額に、内心は戦々恐々としているかもしれません。収入や浮気の期間によって慰謝料が大きくバラつくようなイメージを持っている方がいますが、実際は違います。

ほとんどのケースで、慰謝料は300万円前後です。浮気をした側の収入や貯蓄が少ない場合は、相手方も実際上妥協せざるをえなくなり、100万~300万円以内で決着することが多くなります。そのため、相談者が慰謝料を請求する側の場合には「金額についてはあまり期待しないほうがいいでしょう」と私はまずは回答しています。逆に請求される側なら「金額よりも別のことを心配しておいてください」と伝えています。というのも、相手方およびその親族が職場その他に連絡するなどの事態が発生すると、その後の人生に重大な影響を与えてしまうのです。

次に、どこからが浮気なのかについてお話しします。いくつか間違えそうなポイントがありますので、整理して説明します。不貞行為の定義からいくと、性交渉は完全にアウトです。逆にいうと、性交渉以外のキスなどのレベルなら、裁判ではほぼ相手にされません。したがって、浮気の証明には性交渉をした証拠が必要です。例えば本人の自白や、一緒にラブホテルに入る瞬間の写真などです。一般のホテルのロビーに入ったレベルでは「ただの打ち合わせ」と強弁される可能性が高くなります。

2つ目は風俗です。風俗も浮気に含まれると考えておいてください。キャバクラやセクキャバぐらいならギリギリセーフかもしれませんが、性行為が伴うような風俗はほぼアウトと考えたほうがいいでしょう。そのような店の会員カードや領収書は、決して家に持ち帰ってはいけません。逆にあなたが相手方の立場なら、それらを発見し次第、ごみ箱にある物ならそのまま物自体を、財布などにある物ならコピーや写真を自宅以外の場所に隠しておいてください。

3つ目はメールです。「好きです」レベルのメールを伝えるのはセーフと一般的にはいえましょう。逆に性交渉をほのめかすようなフレーズは絶対に使用してはならず、危ない話は路上を一緒に歩いているときなどに直接伝えるようにしてください。

最後はちょっと特殊なケースです。妻から「浮気をしてもいい」と言質をとった場合はどうなるでしょうか。浮気をしても大丈夫という考えもありえますが、浮気は浮気です。妻からの許可という行為自体が公序良俗等に反するものであり、そもそも無効です。
「おまえがOKした」は法律上通じません。

ここからは、私が大田区蒲田で法律事務所を開いている経験から申します。慰謝料300万円を簡単に払うことができるぐらいの経済的余裕のある夫なら、世の女性は浮気ぐらいでいきなり慰謝料を請求したり、離婚沙汰にしたりすることはまずありません。そのような男性には、経済面その他で各種魅力があり、妻も現在の生活を手放したくないので、夫が「もう2度としないから」と平謝りすることで問題が鎮静化するからです。とはいえ、熟年離婚ともなると、自宅の売却や退職金の奪い合い、どちらかというと財産分与の分野で揉めることが多く、性格の不一致が離婚の本当の原因だとしても、浮気の事実は相手方に攻撃材料を与えてしまう結果を招きますので、破綻夫婦であったとしても行動にはくれぐれもご注
意ください。(弁護士 野澤 隆様)


(管理人の私見)
私が離婚した際は200万円の慰謝料を請求されました。
パートナーが私の携帯電話の通話・メールの記録を見たり、財布の中の領収証やメンバーズカードを盗み見るようなことをするなんて予想していなかったですし、信じられませんでした。私の両親はお互いにそのようなことはしなかったですし、私自身が子供の時も親の財布を見たりお金を抜いたりしたことが無かったからです。
しかし実際に私が離婚した際は携帯電話記録や財布の中身を見られたことが発端となり、離婚することになりました。
当時は大手企業の管理職だったので給料や貯金も相応にあったのですが、予想以上にパートナーが潔癖な人だったので離婚に応じた記憶があります。

皆さんも携帯電話や財布の中身の管理には気をつけて下さい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする