先日、あるブログ読者の方から、
巻ロックについての
お問い合せを頂きましたので
このブログにて、
回答させて頂きたいと思います。
巻ロックのやり方、については
今まで何度も書かせて頂いていますので、
今回は、
巻ロックについて書かせて頂きます。
巻ロックというと
カットソーのふりふりを
想像される方が多いと思います。
が、
巻ロックはカットソーだけで無く、
洋裁でも良く使われます。
カットソーのふりふりは
ニットの伸びを利用したやりかたです。
ニットが伸びることにより、
ふりふりを出していますので
伸びない生地ではふりふりは出ません。
また、ニットは横に伸びますので
ふりふりをだす場合は
横地に巻ロックをするようにします。
*注意・・・中には縦伸びするニットもあります。
ニットにも、巻ロックに向くものと
向かないニットがあります。
向いているのは、良く伸びて
ほどよく元に戻るニットが適しています。
切り口が丸まってしまうようなニットは
向きませんので注意が必要です。
洋裁でする巻ロックは
伸びのない生地を使用しますので
ふりふりは出ませんが、
よく使われるのは、
ドレスの裾やフリル、ハンカチや
スカーフなどにも良く使われます。
巻ロックは効果的に使うと
とても楽しいと思います。
が、やはり練習は必要です。
初めは難しく感じるかもしれませんが
慣れてしまえばとても簡単に出来ますので、
興味のある方はチャレンジして下さいね。
さて、
生徒作品のご紹介です。
これはAさんのカットソー作品で、
残りニットを利用した子供服です。
サイズは110センチ。
お孫さんの為に作られました。
今流行のアシメトリーと言うことで
綿レースを片袖と方襟に付けて
個性的な子供服になりました。
残りニットだからこそ出来る
お遊びですね。
喜んでくれると良いのですが。
ありがとうございます。
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