ご訪問感謝申し上げます。
昨日夕方、箱根から家に戻り、
今日からは仕事モードにチェンジです。
(箱根では美術館巡りをしてきました~。)
先日より、私のこだわり、
について書かせて頂いてきましたが、
誤解を受けやすい事柄について
書かせて頂こうと思います。
いつも私が言っているのは、
カットソーは簡単で、
短時間に出来るお洋服作り、です。
勿論、この言葉に間違いはありません。
が、、 そういうと、
基礎を学ばなくとも、簡単に出来るのでは?
そんなふうに思ってしまう方もおられます。
また、洋裁ご経験者の方に多いのが、
「1~2回、教われば全て出来るわ。」
「カットソーなんて、習わなくとも出来るわよ!」
(お気持ちよく分かります、以前の私もそう思っていましたから)
でも、はい、どれも間違いです。
今まで洋裁のプロの方々にも、
教えさせて頂いてきましたが、
カットソーは、
洋裁とは型紙も作り方も、全く違うのです。
その為、洋裁の得意な方は、
洋裁の固定観念が邪魔をして、
かえって間違いやすいのです。
特に中級以降の型紙は、
洋裁のプロでも??なのが多いです。
(現役の洋裁パタンナーの方でも?と仰っていました。)
勿論きちんと学んで頂ければ、
洋裁の出来る方の方が理解も早いですし、
洋裁とカットソーの、
コラボも出来るようになります。
洋裁でしか作れない物があるように、
カットソーでしか作れない物や技術があります。
ロックミシンには、色々な機能があり、
使用するニットの性質もあります。
私も以前、お仕立をしているときは、
ニットも普通の生地と同じように、
洋裁で仕立てていました。
勿論、それでも構いませんが、
必要に応じて洋裁とカットソーを
使い分けるとより楽しいと思います。
長くなってしまいました。
書いているときりが無くなるので、
続きはまた後日に。
生徒作品のご紹介です。
これはアリオカルチャーセンターの
Yさんのカットソー作品です。
スリットの入ったフレアー袖のTシャツです。
Yさんは韓国から日本にお嫁に来た方です。
Yさんのセンスは日本人のそれと少し違いますが、
出来上がった作品は、
ご本人によく似合っていて素敵ですね。
Ctrlを押しながらクリックして頂くと画面が変わりません