ご訪問感謝申し上げます。
連日の天候不順が続いていますが、
今朝は青空が広がっています。
生徒作品のご紹介です。
これはサクラメイトの
Kさんのカットソー作品です。
タイ付のように見えるチュニックです。
このデザインは、タイがついてるように見えますが
前身頃は1枚で出来ています。
最近は、後ろ見頃にこのデザインが
あるのもよく見かけますね。
その場合のアレンジは、後ろ見頃の襟ぐりを
深くして頂ければOKです。
若い方向きのデザインになります。
失礼! 年齢関係ないですね。
自信のある方はどうぞ。(笑)
白黒のボーダーが若々しいですね。
昨日より、私のこだわり、について書かせて頂いています。
今回は、こだわりが出来たきっかけになった経緯です。
長くなりますので興味のない方はスルーして下さいね。
私は小学校時代の数年間、クラスメート全員から酷いいじめを受けていました。
無視、等は当たり前、私の使った水道やトイレなど、汚いと言って誰も使おうせず、
時には、貧困生活の中からやっと買ってもらった新品の洋服に、
ハサミを入れられたこともありました。
親にはこっぴどく叱られましたが、本当の事は誰にも言えませんでした。
三人姉弟の長女だった私は、親に心配をかけたくはありませんでしたし、
親から学校に知れた後、クラスメートの報復も怖かったからです。
そんな私が学校に殆ど休むこと無く通っていたのは楽しみがあったからです。
美術(小学校では図工)の時間、絵を描いたり工作をしたりするときだけは、
先生もクラスメイトも、私に一目おいていました。
絵を描いたり工作をするのが得意だった私は、いじめられていても
この時だけはみんなから認められ、受け入れられているのを感じていたのだと思います。
小学5年の2学期、親の都合で転校することになり、
教室の前に出て、先生が転校する旨を皆に話したとき、
クラスメート全員が手をたたいて喜んだのを覚えています。
やがて中学になり、いじめられる事は無くなりましたが、
美術の時間、何人かのクラスメートが、
いつも私の作っているのを覗きに来ます。
私が一生懸命考え出したアイディアをいつも真似て、
私より良い成績を取るクラスメートがいても、
小心者の私には、何も言えませんでした。
家庭科の時間、基礎を教えて頂いた後、
スエーデン刺繍を施した作品の宿題がありました。
私は一生懸命、図案や配色を考え、丁寧に仕上げて提出しました。
私の点数は100点満点の85点。しかし先生が絶賛して皆に見せてくれた作品がありました。
その作品はたしかに、当時の私には真似の出来ないような素晴らしい物でした。
でもそれを作った子は、自力で考えて作ったわけでは無く、
手芸店に売られていた、図案も作り方も書いてあるプロが考えたキットを買い、
それも大半を母親に手伝ってもらって提出した作品だったのです。
先生はそれを知ってか知らずか、素晴らしいと絶賛したのです。
私は釈然としない想いが残りました。
100%自力で考え、自分の手で作り上げた作品より、プロが考えたキットを使い、
殆ど親が作った作品を絶賛して満点を付けることに。。
私は絶対に人に頼らず自分で考えて、
皆が素晴らしいと思ってくれる物を作りたい!!と、
この時、強く思ったのです。
長くなりますので、明日に続きます。
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