インターネットといえばホームページですね。ホームページは ”HTML” という書き方で記述されている、”HTML文書”です。
HTMLとは、簡単に言えば、「文字の大きさや色を変化させたり、画像・音声・動画を見たり、他のコンピュータの文書を参照できる、文書の書き方」です。
HTMLで書かれた文書は、「リンクと」いう考えで、複数のコンピュータの文書を結びつけることが可能で、まさに、インターネットで使うのにピッタリの”オープンな文書”です。
一方、ホームページには危険な面も多々あります。最近、ホームページが悪意を持った人に改ざん(不正に修正)され、ホームページを見ただけでウイルスに感染する危険性が話題になりました。
また、携帯電話でもJavaScriptを有効にした状態で悪意のあるホームページを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが問題になっています。
今回は、ホームページの仕組み、危険性に関して紹介します、添付の図を参考にしてください。
図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。
はてなフォトライフ - パソコン用語
http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100703183959
ホームページの仕組みを理解することで、ホームページの便利な面に加え、危険性も面も理解することができます。なお、HTML文書の詳しい説明、ホームページ作成ソフト・サービスについては、次回紹介したいと思います。
(1) ホームページ: HTMLで書かれた文書
(2) HTML: 文字に加え画像・音声・動画を表示させ、別文書も参照可能な文書の書き方
(3) リンク: 他のコンピュータの文書や画像などへの移動情報
(4) JavaScript: ホームページの表示に動きを加えるソフト(簡易プログラミング言語)
(5) URL:インターネット上に存在するホームページや画像などの場所
(6) WWW、Web(ウェブ): ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービス
(7) サイト(site): ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
(8) ブラウザ: ホームページなどのHTML文書を表示するソフト
(9) プラグインソフト(plug-in soft):ブラウザに組み込みブラウザの機能を拡張させるソフト
■
■ 何故、世界中のホームページが見れるのか?
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ホームページはHTMLで書かれた文書ですが、その中に、他のホームページへのリンク(URL)が埋め込まれており、ホームページを次々にみることができます。
ホームページは、ブラウザで、「http://www.abc.co.jp/index.html」というようなURLを指定し、見ることができます。
URLとは”Uniform Resource Locator”の略で、インターネット上に存在する情報(文書や画像など)の場所を示します。
URLの中の「http://」は全てのホームページに付けられる接頭語で、「www.abc.co.jp」はホームページが保存されているコンピュータを指し、「index.html」はホームページのデータ名です(index.htmlのデータ名は省略される場合が多い)。
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■ ホームページとはHTML文書
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ホームページは、HTMLという特殊な文法で書かれたHTML文書です。
HTMLとは「Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)」の略で、文字の大きさや色を変化させ、画像・音声・動画を表示させることができる文章の書き方です。
また、このHTMLは ”リンク(情報の保管先を示す)” という機能で、他のコンピュータの文書を参照し、文書を相互に関連付けることもできます。
なお、HTML文書に、JavaScriptのプログラムを追加することで、ホームページの表示に動きを加えることもできます。
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■ WWW、Web、ホームページ、サイトとは
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よく言われる、World Wide Web(略名:WWW)は、ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービスのことです。単にWeb(ウェブ)と呼ばれることも多いです。
Webには”クモの巣”と言う意味があり、「様々な情報が蜘蛛の巣のようにつながっている」ことから、”World Wide Web(世界に広がる蜘蛛の巣)”と名付けられました。
インターネットは、「世界中のコンピュータを結んだネットワーク」自体を指す言葉で、Webはその応用技術ですが、日常用語では”Web(ホームページ)=インターネット”と呼ばれることが多くなりました。
なお、ブラウザに表示されるホームページの元々の意味はブラウザを起動した時に最初に表示される”Webページ”のことを指していました。
インターネットでよく使われる「Web(ウェブ)」、「サイト(site)」、「ホームページ(home page)」は、簡単に考えると、以下のように考えて良いと思います。
「ウェブ(Web)」・・・・・インターネットのホームページサービスの総称
「サイト(site)」・・・・・ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
「ホームページ(home page)」・・インターネットで見る個々のホームページ
なお、サイト、ホームページは、その前にWebをつけて、「Webサイト」、「Webページ」ともいも言われます。
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■ ブラウザとは
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InternetExplorer、Firefoxなどのブラウザは、ホームページを見るソフトですが、もう少し厳密に言うと”ホームページなどのHTML文書を表示するソフト”です。
ブラウザの歴史は、インターネットの歴史そのもので、以前は、NetscapeとInternetExplorerの2つのソフトしかありませんでした。
今は、InternetExplorer、Netscapeの流れをくむFirefox、Google Chrome、Opera、Safariなど多くの優秀なブラウザがあります。
なお、ブラウザに機能追加する為、別のソフトを組み込む事があります。これを”プラグインソフト(plug-in soft)”と言います。
”プラグインソフト”は、ブラウザなどのソフトに組み込み、機能を拡張させるソフトのことで、”アドインソフト”とも言います。
【代表的プラグインソフト】Flash Player、Adobe Reader
Flash Player ・・・動画サイトで使われている動画形式FLV動画を見る為の動画閲覧ソフト
Adobe Reader ・・・PDF文書の閲覧ソフト、PDF:インターネットの文書配信形式
Windows Media Player・・マイクロソフト提供の動画閲覧ソフト
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■ ホームページの危険性
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悪さをするプログラムをJavaScriptで作り、これをホームページに埋め込むことで、ホームページを見ただけで、悪質なホームページに誘導したり、ウイルスに感染させたりすることができます。
また、ブラウザの代表的プラグインソフト、Adobe Flash Player、Adobe Readerの不具合(脆弱性:ぜいじゃくせい)を狙った攻撃が多く見つかっており、ホームページにアクセスするだけで、ウイルスに感染する恐れもあります。
ホームページの危険性から身を守る方法としては、主に次を実施することです。
(1) 危険なホームページ(サイト)には近づかない
(2) プラグインソフトを常に最新版にバージョンアップする
(3) ブラウザを常に最新版にバージョンアップする
(4) ウイルス対策ソフトを利用し、ウイルスパターンを常に最新版にする
つい最近では、携帯電話内蔵のブラウザーで、JavaScriptを有効にした状態で悪意のあるサイトを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが発表され話題になっています。対策は、JavaScriptをオフ(無効)にすることで回避できるということです。
ソフトバンク携帯 個人情報盗難の危険性 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100528-OYT8T00838.htm
HTMLとは、簡単に言えば、「文字の大きさや色を変化させたり、画像・音声・動画を見たり、他のコンピュータの文書を参照できる、文書の書き方」です。
HTMLで書かれた文書は、「リンクと」いう考えで、複数のコンピュータの文書を結びつけることが可能で、まさに、インターネットで使うのにピッタリの”オープンな文書”です。
一方、ホームページには危険な面も多々あります。最近、ホームページが悪意を持った人に改ざん(不正に修正)され、ホームページを見ただけでウイルスに感染する危険性が話題になりました。
また、携帯電話でもJavaScriptを有効にした状態で悪意のあるホームページを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが問題になっています。
今回は、ホームページの仕組み、危険性に関して紹介します、添付の図を参考にしてください。
図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。
はてなフォトライフ - パソコン用語
http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20100703183959
ホームページの仕組みを理解することで、ホームページの便利な面に加え、危険性も面も理解することができます。なお、HTML文書の詳しい説明、ホームページ作成ソフト・サービスについては、次回紹介したいと思います。
(1) ホームページ: HTMLで書かれた文書
(2) HTML: 文字に加え画像・音声・動画を表示させ、別文書も参照可能な文書の書き方
(3) リンク: 他のコンピュータの文書や画像などへの移動情報
(4) JavaScript: ホームページの表示に動きを加えるソフト(簡易プログラミング言語)
(5) URL:インターネット上に存在するホームページや画像などの場所
(6) WWW、Web(ウェブ): ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービス
(7) サイト(site): ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
(8) ブラウザ: ホームページなどのHTML文書を表示するソフト
(9) プラグインソフト(plug-in soft):ブラウザに組み込みブラウザの機能を拡張させるソフト
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■ 何故、世界中のホームページが見れるのか?
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ホームページはHTMLで書かれた文書ですが、その中に、他のホームページへのリンク(URL)が埋め込まれており、ホームページを次々にみることができます。
ホームページは、ブラウザで、「http://www.abc.co.jp/index.html」というようなURLを指定し、見ることができます。
URLとは”Uniform Resource Locator”の略で、インターネット上に存在する情報(文書や画像など)の場所を示します。
URLの中の「http://」は全てのホームページに付けられる接頭語で、「www.abc.co.jp」はホームページが保存されているコンピュータを指し、「index.html」はホームページのデータ名です(index.htmlのデータ名は省略される場合が多い)。
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■ ホームページとはHTML文書
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ホームページは、HTMLという特殊な文法で書かれたHTML文書です。
HTMLとは「Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップランゲージ)」の略で、文字の大きさや色を変化させ、画像・音声・動画を表示させることができる文章の書き方です。
また、このHTMLは ”リンク(情報の保管先を示す)” という機能で、他のコンピュータの文書を参照し、文書を相互に関連付けることもできます。
なお、HTML文書に、JavaScriptのプログラムを追加することで、ホームページの表示に動きを加えることもできます。
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■ WWW、Web、ホームページ、サイトとは
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よく言われる、World Wide Web(略名:WWW)は、ホームページの仕組みを利用したインターネット・サービスのことです。単にWeb(ウェブ)と呼ばれることも多いです。
Webには”クモの巣”と言う意味があり、「様々な情報が蜘蛛の巣のようにつながっている」ことから、”World Wide Web(世界に広がる蜘蛛の巣)”と名付けられました。
インターネットは、「世界中のコンピュータを結んだネットワーク」自体を指す言葉で、Webはその応用技術ですが、日常用語では”Web(ホームページ)=インターネット”と呼ばれることが多くなりました。
なお、ブラウザに表示されるホームページの元々の意味はブラウザを起動した時に最初に表示される”Webページ”のことを指していました。
インターネットでよく使われる「Web(ウェブ)」、「サイト(site)」、「ホームページ(home page)」は、簡単に考えると、以下のように考えて良いと思います。
「ウェブ(Web)」・・・・・インターネットのホームページサービスの総称
「サイト(site)」・・・・・ホームページが置かれているインターネット上の(架空の)場所
「ホームページ(home page)」・・インターネットで見る個々のホームページ
なお、サイト、ホームページは、その前にWebをつけて、「Webサイト」、「Webページ」ともいも言われます。
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■ ブラウザとは
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InternetExplorer、Firefoxなどのブラウザは、ホームページを見るソフトですが、もう少し厳密に言うと”ホームページなどのHTML文書を表示するソフト”です。
ブラウザの歴史は、インターネットの歴史そのもので、以前は、NetscapeとInternetExplorerの2つのソフトしかありませんでした。
今は、InternetExplorer、Netscapeの流れをくむFirefox、Google Chrome、Opera、Safariなど多くの優秀なブラウザがあります。
なお、ブラウザに機能追加する為、別のソフトを組み込む事があります。これを”プラグインソフト(plug-in soft)”と言います。
”プラグインソフト”は、ブラウザなどのソフトに組み込み、機能を拡張させるソフトのことで、”アドインソフト”とも言います。
【代表的プラグインソフト】Flash Player、Adobe Reader
Flash Player ・・・動画サイトで使われている動画形式FLV動画を見る為の動画閲覧ソフト
Adobe Reader ・・・PDF文書の閲覧ソフト、PDF:インターネットの文書配信形式
Windows Media Player・・マイクロソフト提供の動画閲覧ソフト
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■ ホームページの危険性
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悪さをするプログラムをJavaScriptで作り、これをホームページに埋め込むことで、ホームページを見ただけで、悪質なホームページに誘導したり、ウイルスに感染させたりすることができます。
また、ブラウザの代表的プラグインソフト、Adobe Flash Player、Adobe Readerの不具合(脆弱性:ぜいじゃくせい)を狙った攻撃が多く見つかっており、ホームページにアクセスするだけで、ウイルスに感染する恐れもあります。
ホームページの危険性から身を守る方法としては、主に次を実施することです。
(1) 危険なホームページ(サイト)には近づかない
(2) プラグインソフトを常に最新版にバージョンアップする
(3) ブラウザを常に最新版にバージョンアップする
(4) ウイルス対策ソフトを利用し、ウイルスパターンを常に最新版にする
つい最近では、携帯電話内蔵のブラウザーで、JavaScriptを有効にした状態で悪意のあるサイトを見ると、個人情報などを盗まれる危険性があるということが発表され話題になっています。対策は、JavaScriptをオフ(無効)にすることで回避できるということです。
ソフトバンク携帯 個人情報盗難の危険性 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100528-OYT8T00838.htm