滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

鹿鞭(ろくべん)は愛のムチ

2016年02月15日 | 近所

 マスコミの報道のせいだろうか、最近の中国はあまり良い印象ではないが、
〔菜香〕の陳さんはいい人だ。

 煮ても焼いても固くなってしまう、鹿の肉の調理法を教えて貰ったりして、
すっかり意気投合、お友達になった。奥さんは日本語が話せるが、陳さんは
挨拶程度であまり話せない。片言の日本語と身振り手振りで何とか意思は伝わるが、
細かな話になると最後はボールペン(筆談)になる。

 陳さんの話によると、中国では♂鹿のアレが朝鮮人参と同じぐらい価値が
あるのだそうだ。それならと、鹿肉と一緒に普段は肉にオシッコの匂いが付くと
真っ先に切り取って棄ててしまう、♂鹿の○ポコとタマタマを持って行った。

 陳さんは大喜びで、日陰干ししたものを漢方薬で〔鹿鞭(ろくべん)〕といい、焼酎に
漬けておいて、疲れて体力が無くなった時に飲むと元気がでると教えてくれた。
但し、元気がいい人が呑むと副作用があるから飲んではダメだ、と両手で☓じるし。

・・・副作用?・・・
どんな副作用か聞こうと奥さんを見ると、顔を赤らめてうつむいた。

・?・?・?。

『ミッチャには、内緒にしておいた方がよさそうだ・・』

・・・菜香が流行っているのは、手頃な価格と味は兎も角、陳さんと奥さんの
人柄によるのだろう。


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