10年近くの仙台赴任を終え、2015年5月から大阪へ赴任中のオヤジの日記です。
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よっぱのときどき日記



1つ前はこちら

前回のお話の中で、別れた妻が以前居た会社が吸収合併されるのを機に、辞めた何人かで会社を立ち上げたという事を書きました。
別れた妻が代表取締役、仲間が共同経営者となっていたようです。

何かの代理店になって展示会に出展したりチラシを作ったりするのにお金が必要だという事で、日本政策金融公庫から100万円の融資を受けるのに連帯保証人になって欲しいと言ってきました。
共同経営者では会社が駄目になった時(お金が返せなくなった時)に支払いが期待出来ないので、代表取締役の配偶者であり、長年1つの会社に勤めている僕に連帯保証人になってもらう事が日本政策金融公庫の融資条件だったのです。


相手方から言ってきた条件は

1.絶対に迷惑はかけない。
2.子供が高校を出たら、ちゃんと離婚に応じる

などでした。他にも何か言っていましたが、僕にはその2点が最重要の事でした。

それから1年半か2年くらい経って、順調にその借金を返済しており、事業拡大のために追加融資を受けて前の融資は全額返金するので、再度連帯保証人になって欲しいとの依頼がありました。

しばらく無視していると、日本政策金融公庫の担当者からもなんとか連帯保証人になってあげて下さいなどの電話も入りました。

条件は前と同じ2点を確約していました。

それからまた2年ほどが経ち、日本政策金融公庫の担当者から連絡が来ます。
返済が滞り、債務者にいくら連絡しても返答もないし、誠意がないので連帯保証人の僕から連絡を入れて欲しいとの事です。

こちらから相手方にメールを入れて連絡するように促すと
「わかりました。迷惑かけてすみません。対応します。仕事が忙しくて行き違いになっただけで、無視していたわけではありません。」
との回答が。

日本政策金融公庫の担当者と別れた妻との間でこんなやり取りを何度もしました。

それから数ヶ月経ったある日、突然さいたま地方裁判所から訴状が届きます。





結局、のらりくらりと鐚一文返済せずにダラダラと逃げ回っていた訳です。

答弁書を作成して裁判所に送り、それを元に日本政策金融公庫と和解が成立すれば出頭はしなくても良いとの事。
僕は、答弁書を作成して送付し、書類が届いた確認もしました。



日本政策金融公庫からも電話があり、
僕としては、債務者(複数の共同経営者がいるはずだし)が自身の(会社の)備品なり車なりを売却してできる限りの返済をし、それでも残ってしまった分は、騙されたとはいえ連帯保証人としてハンコを押してしまった以上、返済に協力するという話をしました。

公判の日、何と相手方達は法廷に出廷しませんでした!
聞いてみると、答弁書も出さず放ったらかしだったようですです。
本人は送ったと言いますが、訴えられた本人以外が作って送った書類など受理されなかったようですし、そもそも指定の日付までに送っていないようでした。

こういう時、どういうことになるかご存知ですか?


まさに逃げ得‼︎
返済が足りない場合には、僕も協力するという事が和解事項となり、出廷も何も義務を果たさなかった者はお咎めなしで、和解をしてしまった僕が全額(約200万円)と延滞損害金、分割払いの場合はかなりの高利率の利子を払え。
全く知りませんでした。
こんな事なら和解などしない方が良かった‼︎とも思いました。
年利16.5%の利子ですから他のローンの関係もあって25,000円程度の分割払いだとかなりの支払額となります。
それから数年間にわたり、このお金を分割で支払っていき、ある程度貯金もできた2017年(平成29年)6月(丁度1年前ですね)に残っていた100万円弱をまとめて返済して、ようやくこの問題から縁を切る事が出来ました。



1度目の赴任の際の数100万、貸してくれと言って来た合わせて100万ほど、日本政策金融公庫の借金と損害金300万円弱、僕の家族カード解約忘れ分を使って放ったらかしにした60万円程の550万円位の損害を受けた上に、カードは新しく作れないわ、ローンも組めないわという何とも不都合な人間にされてしまったのです。

この辺で遂に、いくら待ってもこんな奴相手では話が決まる訳がないと弁護士に調停のお願いをする事になっていくのです。

(不定期に続く)


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コメント
 
 
 
ええぇぇ (つばき)
2018-06-12 14:02:48
よっぱ兄さん。。。

なんだか……相当大変だったのだろうとお察し致します。
傍から見ていると、ネタ?と思いたいくらいの状況です……
 
 
 
つばきさんへ (よっぱ)
2018-06-12 14:21:13
えへへ^^
ほんとネタみたいでしょ(笑)
その後もすんなりとは…
 
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