肺がん余命宣告されてからの日々

母が肺がんになり余命を宣告された日からぼちぼちと記して行きたいと思います。

入院初日

2011-10-05 15:42:34 | 肺癌

朝9時に父母を迎えに行き病院に行きました。
2度お世話になった病棟で今回は重篤患者さんが入るナースセンターの所の部屋でした。
通されたベットは通路側だったのですが当日、退院する方が居て窓際に移れました。
窓からの明かりがあり明るく過ごせるのでほっとしています。
看護婦さんには今は一人で出来る事が少なくお手伝いが必要な事がある事を伝えました。
自分で動こうとして骨折される方が大変なんだからナースコールをしてくれる事がこちらは
助かるからいつでも呼んで下さいと言ってくれました。

まず尿検査、血液検査、心電図、レントゲンの検査がありました。
ナースセンターは近くて便利なのですがトイレまでの距離が遠くて少し心配です。
検査の為に一緒にトイレに行きましたが母は足元がふらついてとても一人では
歩ける状態ではありませんでした。
先日の痙攣前ではそこまでのふらつきは無かったのですが今日は酷くなっていました。
つまずきそうになったりしていて持ってきたクロックスのサンダルだと倒れそうになり無理でした。
もう一足、叔母が用意したサンダルだと大丈夫だったのでそちらを履く事にしました。
健康な人間には分からない事だったのですが、筋力など弱った母は足を引きずるように歩いていたので
クロックスのゴムが地面に引っ掛かり転びそうになるのだと知りました。
右手はずっとだるくて初めは手の先だけだったので昨日は二の腕、今日は上腕まで出てきて
手を切り取ってしまいたいと母は言っていました。

先生からは治療方針のお話がありました。
イレッサを止めて1カ月ちょっと経ちました。
今までに無い手のだるさや痺れ、痙攣の症状からその間に進行している可能性はあるとの事でした。
なのでタルセバだけでは無くてオキシコチンを使い緩和治療も一緒に始める事になりました。
今日から緩和を始め明日からタルセバスタートです。
脳の転移がこれ以上悪くなっても母は全脳の放射線治療はしない事にしました。
そしてもし突発的な事が起きた時に延命をするかを聞かれ母はしないと伝えました。
なんだか死に近づいた感じがして怖くなりました。
まだ治療もしていないのに先を決めておかなくてはいけないのは辛いです。
どうか、タルセバが効いてくれますように。。。
神様、お願いします。