肺がん余命宣告されてからの日々

母が肺がんになり余命を宣告された日からぼちぼちと記して行きたいと思います。

三回忌

2014-02-08 15:08:19 | 日記

今日は三回忌です。
お墓参りをした後に食事の予約をしましたが想像を超える大雪。
それでも大丈夫だろうと行く予定でしたが時間が経つにつれてひどくなる雪に父から電話で
歳をとった叔母の事もあるのでキャンセルにしました。
もともと雪などめったに降らないのでチェーンなども無く今となれば行かなくてよかったかもと
思うほど凄く積もっています。
うちの息子にとってはこんなに積もったのは初めてだと思います。

今回、三回忌ですが時間の経過や記憶は本当にあてになりません。
最近のようで昔のようでと感じ方は今も変わりません。
でも一人で買い物や出かけたりしていると新しいお店が出来たり整備されたりと時間は
きちんと流れているのだと感じます。
母がこのお店は好きだろうなと思うお店が出来た時などはしょっちゅう行くだろうなと思いながら
一人なんだと感じながら眺めています。

でも、うちでは変わらずに母の誕生日もお正月も一緒に過ごします。
父の側にはいつも母がいて会話をしています。
人それぞれ違いますが今も変わらない事が私たちにとっての供養なのです。


今回、ブログを初めて読み返しました。
ずっと最後の時の事をなんとなくしか記憶が定かではなかったのですがそれを確かめるのは
あえてしないままでした。
でも三回忌の今日、結局雪で何も出来ず窓から外を見ていると確かめたくなったのです。
当日とその数日前だけ見たのですが、あぁそうだったかと記憶をたどります。
今、過去を思い出すのはどうしてあの時にもっと母の気持ちに添った考えが出来なかったという事。
当時の私は自己満足で動いていたと思います。
ふと思う時にあの時、母は孤独だったのだろうとか、無理をしていたのだろうとか一コマ一コマを
思い出しては後悔しています。
結局私は病気で苦しんでいる母の心の苦しみは理解していなかったのです。
いつもいつも気持ちに気が付くのが遅く本当にごめんね。