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「山の神秘と日本人」を読了

2025-05-22 23:41:29 | book
秋山眞人著「山の神秘と日本人」を読了。

まえがきに、「日本独特の宗教観は、空間信仰(ではないか)」と書いてあるのにまず納得。その部位を読んだから買ったようなもの。

パワースポットという単語があっさり流行るのも、それっぽい雰囲気の場所に行くだけで満足できちゃうメンタリティのなせるわざというか、まさにその「空間信仰」のためだと思われる。まあ「場」もさることながら「空気」も大事というか。

逆に邪悪な意図をもって「空気」をこしらえてしまえば、簡単になびかせられる・・・とも言える。それを外国勢力に悪用されて、不利益を被り続けていますな・・・日本は。

途中、とある宗教で起こった奇跡に関して、その発生場所の国名がおもいっきり間違っているのを見つけ、著者本人も編集サイドも「こんな有名な出来事に関するミスを最終チェックでも見落としちゃうのか・・・」と不安になった(そりゃあ勘違いの言い間違い、書き間違いはありえるとはいえ)。他の記述もこんな調子でいくつも間違ってるんじゃ?と思っちゃうわけで・・・。

だがラストのラストでグルジェフの名前とともに、「中東の奥の方にサルムングという秘密の教えを伝える教団」という記載が出てきた。

サルムング?、なんぞや?・・・とググってみると、もう何十年もそのうち読もうリストに入れてあったグルジェフの本が最初の検索ページの4つ目でヒット。さようか・・・。いまこそこれに目を通せ!ということか・・・。

今回の秋山眞人さんの本は、手持ちのグルジェフの本を読めという流れをもたらしたっぽい。

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