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玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

不適材で不用な政治人

2023-10-04 12:57:46 | 政治

この国では「適材適所」という言葉の意味が用を為さなくなった。もう一般社会でこの言葉の通用しないだろう。どうやら官僚用語の使い方がこの言葉の意味を破壊したようだ。

責任回避を能面顔で云い張る、この手の官僚話法を使う自民党の要職者達が、実は不適材の人々に成っているのではないだろうか。

つまり自民党議員は、地位が公務員のように安定し、国家権力を自在に使うという意味で、自民党議員自体の官僚化であろう。

松川ルイとか杉田水脈を何の理由があって自民党議員たちは庇うのか。それは自らの官僚化した地位を「たかが一般大衆の非難によって簡単に失ってたまるか」という自己権力の誇示であろう。

こんな不用な議員を選んでいる我々市民側が何かを感じなければなるまい。

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昔の刺身の味

2023-10-03 16:50:05 | グルメ

ものの値段が上がったのか、よく解らないが、近頃うまい魚を食べてません。

先日、小田急線に乗って、刺身を食べに行きました。

1100円の昼定食

特にマグロが美味かった。昔の味、満足、…。

相模大野は随分と発展した街です。暑くて、まだ横浜や東京には行けません。

 

 

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丸二年後のあの日

2023-10-02 11:36:02 | 近現代史

真珠湾奇襲から丸二年、1943(昭和18)年12月8日、清沢が「大戦争2周年、新聞もラジオも個々の追憶やら、鼓舞やらで一杯だ。国民はまだ戦い足らぬことである。」と書いている。

その4日前の12月4日、「戦争後、華族が増し、プロモーションがあり、金鵄勲章が増える。…これを全廃すれば、それをもらうために戦争を目がける者がなくなろう。…実際他の国民が犠牲だけ払うのに官吏・軍人だけが利益を得る、…」とある。

この戦争の目的で同じようなことを、言っていた人がいる。

戦後、半藤一利が「日露戦争後、男爵以上になった軍人は陸軍65名、海軍35名の合計100名の大番振る舞い。…やはり勲章欲しさじゃないですか…」と。

差し詰め、この国は今戦争をやって、或いは戦争に関わって、誰が利益を得るのだろうか。

現在は、自衛隊の元高官や笹川財団、防衛研究所の研究員がテレビに出る出演料程度だ。

戦争で利益を得るのは、日本の軍需産業か、いや儲かる程ではあるまい。

たぶんアメリカの産軍共同体ではないだろうか。

とすれば、アメリカ大使館→キハラ→キシダ→麻生の「がん発言」に繋がるのだろうか。

【引用文献:清沢冽『暗黒日記』岩波文庫、『昭和史の論点』文芸春秋】

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