「懐かしい友」のお話。 先日、「懐かしい友」である中国・黒龍江省科学院の潘忠院長さんから≪11月中旬に新潟へ行くので、是非ともお会いしたい≫という「メール」を受け取った。新潟県と黒龍江省との国際経済交流推進事業などを通して、私と潘院長さんとは20年来のお付き合いをしている仲である。私が黒龍江大学に赴任中も一緒にドライブに連れて行ってもらったり、食事に誘われたり、生活面でも多大なご支援をいただいた友人でもある。
今回、中国・黒龍江省のハルビン空港から新潟空港を経由し、東京都で開催された国際学会での研究発表で来日されたという。その後、新幹線で大阪へ行き、商談をまとめて飛行機で再び新潟に戻られるという強行日程であった。自分で料理をつくられる潘院長さんは「おみやげに魚の頭の部分を切り取る≪ハサミ≫を買いたい」と言ってこられた。
そこで私が以前勤務したことのある金属加工製品の販売で有名な「燕三条地場産センター」を案内することになった。残念ながら潘院長さんが購入を希望したものと同じ「ハサミ」はなかったが、洋食器の生産額日本一を誇る燕三条の「スプーン」や国が指定した伝統的工芸品の「鎚起銅器」などを数多く購入していただいた。
続いて訪れた「磨き屋一番館」では、≪金属研磨仕上げ≫の第一人者であるマイスターの田中三男先生から懇切丁寧に「ぐい飲み」や「マグカップ」などの研磨技術と金属加工製品のご説明を受けることができた。
「懐かしい友」 金属加工製品の販売で有名な「燕三条地場産センター」を案内することになった。
「懐かしい友」
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「懐かしい友」 包丁もこのセンターで直接磨いでもらえる。
「懐かしい友」 人気の高い「ぐい飲み」や「マグカップ」などの金属加工製品が販売されている。
「懐かしい友」
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「懐かしい友」 「燕三条地場産センター」のレストランで出された地場の野菜などを使った昼食。
「懐かしい友」 大根のコンソメスープ。
「懐かしい友」 越後もち豚の白菜ファルシ。燕三条製品のナイフとフォークで食べる。
「懐かしい友」 最後に出されたデザート。
アイスコーヒーはチタン製で、二重構造の冷たさが持続する特製「コップ」に入っていた。
「懐かしい友」
「磨き屋一番館」では、金属研磨仕上げの第一人者、田中三男先生(左)から研磨技術と金属加工製品のご説明を受けた。
「懐かしい友」 「磨き屋一番館」で人気の「ぐい飲み」や「マグカップ」などが展示販売されていた。
「懐かしい友」 研磨技術の後継者を育成する工場を見学した。
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「懐かしい友」 小型ジェット機の翼を磨く部屋を見学。
「懐かしい友」 「磨き屋一番館」の研修室。左が中国・黒龍江省科学院の潘忠院長さん。