元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.1.297  「12年後の私」のお話。

2013年11月21日 | 日記

 「12年後の私」のお話。      新潟市立白山小学校の6年生の教室の机の上には「新体操のオリンピック選手になっています」、「床屋になっています」、「声優をしています」、「野球選手になっています」、「キャビンアテンダントになっています」など6年生の“将来像”が粘土細工とともに展示されていた。実際“床屋さん”の子供が「“床屋さん”になっています」と言えば、両親は大変喜ぶだろう。

また、東京でのオリンピック開催が決定した今、「オリンピック選手」になりたいという生徒が増えてくるのも当然だろう。「プロ野球選手」や「サッカー選手」などは夢があり、私の子どもの頃も同じような夢を抱いていた生徒も見られた。この教室の生徒の将来像の特徴としては、国家資格などを必要とする「看護師」、「建築士」、「スポーツドクター」、「医師」、「保育士」、「教師」などが多かった。

さらに≪好きだから≫という理由で「花屋さん」、「動物保護士」のほかパソコンやお金を集めることが好きで「経理の職に就きたい」などの意見もあった。振り返って「12年後」、いったい私は何をしているのかを考えてみた。丁度、12年後には日本人男性の平均寿命である≪78歳≫になる私としては、まだ元気溌剌として「野球」を続けているのか?

あるいは黒龍江大学の学生の相談相手になっているのか? 病床に伏しているのか? それともこの世にいないのか?  それは神様だけが知っている。 

12年之后的我》   

在新潟市立白山小学六年级教室的桌子上,摆着学生们的粘土作品。这些作品表现了学生们理想的职业。有的要成为一名艺术体操选手,参加奥林匹克运动会。有的要成为一名配音演员。还有的要成为棒球选手或者空姐等等。让我最感动的是,一个理发师的孩子说自己将来要当理发师,我想他的父母应该很高兴吧。 

因为东京申奥刚刚成功,想成为奥运会选手的学生自然多了。还有学生要当‘职业棒球选手’、‘足球选手’等,这样的梦想和我小时候同学们的梦想一样。这个教室的学生们将来的理想职业的特征是,需要国家资格证。比如,护士、建筑工程师、体育保健师、医师、保育员、教师等比较多。 

并且除了因为喜欢而选择经营花店或者成为动物饲养员的梦想之外,还有因为喜欢电脑和集资而希望做财会工作的理想。我也想想,12年之后的我究竟会干些什么呢。正好12年之后我78岁,这和日本男性平均寿命一样。那时的我还能精神十足,一如既往地打棒球吗? 

也许我还是龙江大学学生们的倾诉对象吗?还是卧病不起?还是已经不在人世了?这也许只有上帝知道吧。


「12年後の私」      新潟市立白山小学校の6年生の教室に張り出されていた作品の説明書。

「12年後の私」            六年生の作品を興味深げに見る父母や祖父母。

東京でのオリンピック開催が決定した今、「オリンピック選手」になりたいという生徒が増えてくるのも当然だろう。

「12年後の私」      “床屋さん”の子供が「“床屋さん”になっています」と言えば、両親は大変喜ぶだろう。

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

国家資格などを必要とする「看護師」、「建築士」、「スポーツドクター」、「医師」、「保育士」、「教師」などが多かった。

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」

「12年後の私」