元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.913  「中国人日本語教師研修会」のお話。

2012年11月02日 | 日記

「中国人日本語教師研修会」のお話。     先日、黒龍江省ハルビン市で開催された公益財団法人・国際文化フォーラム主催の「中国人日本語教師研修会」に参加された新潟県出身の黒龍江大学日本語教師の大島先生から、私宛に「メール」と「写真」が届いた。この“国際文化フォーラム”という財団は、20年の歴史があり、言語教育を通して≪国際交流の輪を広げる活動≫を地道に続けている団体。

大島先生のお話によりますと、今回の「研修会」は、中国人日本語教師40~50人のほか、黒龍江大学やハルビン師範大学などで日本語を教えておられる日本人の先生や、ハルビン日本商工会の役員の方々も参加されたとのこと。

この「研修会」は、普段、中国の小中学校で日本語を教えておられる中国人日本語教師の皆さんが、それぞれ4~5人のグループに分かれ、日本人に直接インタビューを行った後、一人ひとりの特徴やハルビンとの関わりなどを上手に聞き出し、「4分」という短い時間の中で要領よく発表されていたとのこと。

中国人日本語教師の皆さんは、この後、それぞれ自分の学校にこの「研修会」の成果を持ち帰り、授業に役立てようという“熱意”が伝わってくる「研修会」であり、中には北京からわざわざ参加された先生もおられたそうです。

大島先生の感想として、『実際、今回このような「研修会」の活動を見学させていただくと、≪日本と中国との友好関係は、そう簡単に壊れるものではない≫。また、中国では小中学校でこれだけ熱心に日本語教育に携わっている人たちがおられるということを、日本ももっとよく知ってくれたら、と痛感した。』と述べておられました。

私もこういう時期だからこそ、これまで以上に日本と中国で≪国際交流の輪を広げる活動≫を一歩、一歩、地道に続けていく努力が求められていると、強く感じました。


「中国人日本語教師研修会」                      (写真提供 :    黒龍江大学日本語教師 大島先生)

「中国人日本語教師研修会」      新潟県出身の黒龍江大学日本語教師の三浦先生(左)も出席されておられました。

「中国人日本語教師研修会」     新潟県出身の黒龍江大学日本語教師の丸山先生(中央)も出席されておられました。

「中国人日本語教師研修会」             ハルビン日本商工会の役員の方々も参加された。

「中国人日本語教師研修会」             ハルビン日本商工会の役員の方々も参加された。

「中国人日本語教師研修会」          

「中国人日本語教師研修会」

「中国人日本語教師研修会」

「中国人日本語教師研修会」

「中国人日本語教師研修会」

「中国人日本語教師研修会」

「中国人日本語教師研修会」

 「中国人日本語教師研修会」