Dear Happy Days*

何気ない毎日に
しあわせいっぱい探そう♪

生石(おうしこ)神社~兵庫県高砂市~

2005-04-30 | こんなとこ行って来た♪

生石神社(石乃宝殿)
兵庫県高砂市阿弥陀町生石171

びゅ~んと車で西にひとっ飛び!高砂市にやって来ました。
ここは、石の宝殿という別名があるように周りは石の山。
恐竜が生息していた中生代に、火山が爆発し火山灰が堆積、
その後固まり、その間雨などの侵食により
長い年月をかけて、周りが削り取られ小高い石山となっているらしい。(旦那談)

石の階段をひたすら上ると石山の頂上になり、
360度パノラマ状態で町中を見渡せる。その眺望は最高ナリ!

宝殿の石は竜山石(凝灰岩)で、あまりきれいな石ではないけれど、
火に強く加工がしやすいので門塀に使われたりする。
表面はゴツゴツしていて、色は薄い黄色であったり、
サーモンピンク色だったり、いろいろな色が混ざり合っている。
対面している山は表面が削り取られ、絶壁状態になっていた。
この町に点在している石切場で加工されているのだろう。

ここを訪れた文人は、
小林一茶・司馬遼太郎・松本清張etc、結構大物が訪れている。

いやぁ~、なかなかおもしろかった!それにしてもシブイ趣味!
ゴールデンウィークなのに、ほとんど人がいなかった。


石乃宝殿HP

雑草のように強く・・

2005-04-30 | はっぴぃdiary


気候が暖かくなると、途端に庭の隅々に雑草が生えてくる。
よくこんな所から生えてきたねぇ~と感心するような所からもニョキニョキ・・
砂利の間からや、日当たりゼロの場所、カラの植木鉢の底の穴から
はりつめられた芝生の間から、どんな悪条件な場所からも
それらは芽を出し、日の光に助けられて成長する。
君たちは、たくましいねぇ~!!

よく見ると名も知らない小さな可愛い花芽をつけていたりする。
しかし、それらはよく観察されることもなく、
無造作に引き抜かれたり、時には踏まれたりする。
それらは「雑草」なのだから。

今日は朝からお天気も良いので雑草抜きに励んでいた。
無心に草を抜きながら、ふと一人の高校時代のクラスメートを思い浮かべた。
彼女が口癖のように言っていたことがある。

「私は雑草のように強く生きたい!」
「雑草のように、踏まれても、抜かれても
どんな悪条件でも決してめげずに強くたくましく生きていきたい!」

今、そのクラスメートはどうしてるだろうか・・

今日という日を大切に♪

2005-04-29 | はっぴぃdiary
『あなたが虚しく生きた今日という日は
昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日』

この言葉は韓国の小説「カシコギ」からの一節。
この本はまだ読んでいないのだが、是非読まなければと思う。
この言葉を読んだ時、全身に稲妻が走ったような衝撃を受けた。

自分は、もっと生きられる、生きていて当然。
これからもきっと毎日がつながっていく・・
そう信じ、思いこんで生きている。
だから今日一日の大切さをあまり深く考えずに過ごす。
時の流れに身を任せ、ただ呆然と毎日が過ぎていくばかり・・

生きていることの有りがたさ、尊さを感じ、
今日という一日を生きられる幸せを心から噛みしめる、
そんな生き方をしているだろうか。

「あなたが虚しく生きた今日という日は
昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日」

生あることに心から感謝せずにはいられない・・そんな言葉。

じいさん~パート2~

2005-04-28 | はっぴぃdiary



今朝、手紙を投函するために、ポストの前で車 を止め、
チカチカとハザードランプをつけていたら
助手席の窓をコンコンとたたく音が・・
ウィンドウを開けると、一人のじいさんが「すみませんが、ボールペンか何か
書くものを持っていませんか?」と言う。
「あ、いいですよ。どうぞ」と私は手帳に挟んでいる小さなボールペンを差し出す。
じいさんは、何か葉書に書き忘れたことでもあるのだろう、
なにやら、ウニャウニャ書き込んでポストに投函。
「ありがとう。助かりました。」とさわやかな笑顔?を振りまいて去っていった・・

声をかけられるのは、若い人ではなくじいさんばかり・・
私は、じいさんキラーか。
でもじいさんは、とてもフレンドリー♪
ちょっとしたことでも感謝し喜んでくれる。
まぁいいか、良いことができたんだし!

電車での出来事~じいさんパート1

2005-04-28 | はっぴぃdiary


昨日、大阪に向かうために電車に乗った。
数日前のJR西日本の福知山線が引き起こした大惨事を思い、
電車に乗るのもちょっと勇気がいる。
事故というものは、ちょっとした瞬間にいろいろな偶然が重なって
不運にも発生していまうものだ。
自分は絶対大丈夫なのだとは、到底言い切れず、人ごとでは決してないのだ。

いつものように車内は程々に混んでいて
私は例によってぼんやり景色を眺めながら開閉する扉の脇に立っていた。
すると、とある駅から一人のじいさんが乗ってきて私の側に立った。
そのじいさんは、伸びをしたり、あくびをしたり
電車の中での超リラックス状態!
そんな様子を見るともなく見ていると
今度は何を思ったか、そのじいさん、私に話しかけてくるではないか。

「今日はいい天気やねぇ~!!」
「そうですねぇ・・」といきなり話しかけられ、とまどう私。

「外、歩いとったら、暑いぐらいやで。」
「ほんと、あたたかくなりましたよね」と一応笑顔で応答する。

「そういえば、昨日の野球観たか?」
・・・なんなんだ~この会話! ここは田舎の車内か?
実に親しげに、この知らないじいさんは話しかけてくるのだ。
「いえ、昨日野球は観てなんですよ~。すみません。」と私。

「夕べは、一点差で阪神が負けよってなぁ」とじいさん。
このじいさん、もしかしたら延々とこれから野球談義をするのだろうか??
それに私はずっとつきあわなければならない?
ど~しよう・・と思いながら、車内はし~ん。誰一人会話していない状態。
ちょっとぉ~! 誰か助けてよ!

するとほどなく次の駅に到着した。
「あっ、ここで降りなあかんわ。」「ありがとう!」「がんばってな!」と、
さわやかな笑顔を残して、じいさんはたった一区間で降り去っていった。

なんなんだよ~。
でも、知らないじいさんだったけど、なんだか心がほんわかした。
「ありがとう!」「がんばってな!」という元気いっぱいのメッセージが
いつまでも私の中でこだましていた。

じいさんは、誰かとしゃべりたかったのだろうか?
それとも、JR西日本の列車事故を思い、ちょっぴり憂鬱になっている私を
元気づけてくれたのだろうか?
どちらにしても、ほんの数分の間のはっぴぃなひとときだった。

じいさん、こちらこそサンキュ!あなたも頑張ってね

布地を買いました♪

2005-04-27 | お買い物♪

夏が近づくと、衣服も薄着になって
洋服も手作りできそうな気分になります

昨年は、シンプルなワンピースとブラウス、ゴム入りのスカートetcを
なんとか作り上げたので、今年も頑張ってみよう!・・ということで
三ノ宮のユザワヤへレッツ・ゴー☆

するとユザワヤの店の入り口に安売りコーナーがあって
110cm幅2mが580円とか、380円とか書いてある。
よく見ると柄も可愛いし私好み、生地もしっかりしている。
これは買うしかないでしょう。
これでシンプルなスカートとイージーパンツにチャレンジしようかな♪

エミール・ガレ展(大阪市 国立国際美術館)

2005-04-27 | 芸術鑑賞

大阪の中之島にある国立国際美術館で開催されている
「エミール・ガレ展」に行って来ました♪

もう満足です。ためいきがでるほどの力作がいっぱい!
形、モチーフ、デザイン、色彩、全てにおいて調和がとれていて
しばし、我を忘れて見とれてしまうほど。

ガレといえば、ランプという知識しかなかったけれど、
陶器やガラス製品、家具などいろいろなもの手がけていて
それぞれガレの研ぎ澄まされた感性がにじみ出ている逸品!

植物学者でもあるガレは、自然の花や草を
立体的に、そして繊細な形に彫刻し、
彼のガラス制作の中に見事に取り入れています。
さらには、カエルなどの爬虫類やとんぼなどの昆虫、
海の生き物である、ヒトデや貝殻、海草などもガラスの中で一体化されています。

また、作品の中に自然界の生物だけでなく、
文字を通して彼の主張が盛り込まれていたりもします。
詩人や作家の言葉(ビクトル・ユゴーetc)を彫ってあるものもあるのです。

ガレはガラスという素材を通して、生ある植物、動物、昆虫、海の世界をイメージしながら
色を重ね合わせ形に表現し、自己を確立していったように思われます。
作品のひとつひとつに彼の魂が宿ており、
それらはもしかしたらきっと彼の人生の集大成かもしれません。
特に色彩はすばらしかった!

特に印象に残ったのは、「手」(彫刻)と「フランスの薔薇」(花器)。
「手」は海の波間から薄い透明感のある飴色の手(手首から上)がのびており
手の甲には海草が絡みつき、指の各付け根には、まるで指輪をはめたように
かわいい色合いで形がおもしろい貝殻がくっついています。
不気味といえば不気味ですが、私はとても印象に残りました。
おもしろいし、ユニークだと思いました。

そして「フランスの薔薇」は透き通るような透明感があり、
下半分が大きく弧をを描いている花器の上に
凍り付いたような深紅色の薔薇が彫刻されていて
ロマンチックで優雅な印象を受けました。
色合いがとっても素敵なんですよ。

説明書きもしっかり読んで、じっくり鑑賞して約2時間。
見応えありました。来てよかったぁ~!!
そこで今日のこの感動を記念して、図録!とうとう買っちゃいました。
2200円(税込み)するのだけれど、
なかなか立派なハードカバーの図鑑のようなもの。
その価値は十分あります。
家に帰ってから、余韻に浸りながらページをめくるひとときが最高!
 

がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい

2005-04-26 | 読書ノート

島田洋七

「佐賀のがばいばあちゃん」の続編のエッセイ。
重複する部分もあるが、やっぱり「ばあちゃん」の魅力、
明るさ、たくましく生きる力や知恵などがつまっている。
私、個人的には前作の「佐賀のがばいばあちゃん」の方が好みかも。

とにかく食べるものもないような超貧乏な暮らしをしていたらしいが
その暗さはみじんも感じさせず、
そこには明るさと生活に対する工夫が施されている。
感心するやら、感動するやら・・

前作を含めこの本全体に漂っているものは
底抜けの明るさと生きる力、そして人を信じ愛する心。
この「ばあちゃん」にかかっては、どんなつらい出来事も
笑いに変え、元気にしてくれる。
まさしく「ばあちゃん」パワーだ。
「ばあちゃん」に会ってみたかった気がする。

「佐賀のがばいばあちゃん」が映画化されるということだが
是非、映像化したこの作品を観てみたいものだ。

佐賀のがばいばあちゃん

2005-04-25 | 読書ノート
島田洋七

この本、ほんとお勧めです。
ずっと以前、本屋で「佐賀のがばいばあちゃん」というケッタイな?題名を見て
思わず手に取って立ち読みした本。
「がばい」とは、佐賀弁で「すごい」という意味らしい。

ざっと速読?して、すごく印象に残った箇所は
「本当の優しさとは、他人に気づかれずにやること。」というばあちゃんの言葉。
最近新聞に紹介されて、やっぱり欲しくなって早速本屋に走った。
あらためて、じっくり読むと所々ばあちゃんの哲学というのがあり、
読んでいて、思わず大笑い、でもなるほど!と共感したり、
そうだよね!と納得したり、本当に面白い。

タレントの島田洋七さんの生い立ちやばあちゃんと過ごした中学生時代までの
ことが書かれている。そのエピソードやこばなしが心をほっとさせてくれる。
何かをどこかに忘れてしまっている現代人の私たちに、
本当に大切なことはなにかということを、笑いと涙を持って教えてくれる。
しかし、それは決して説教じみたものは一切なく、さわやかな読後感を与えてくれる。
とてもわかりやすく文章なので小学生の子供も読んで楽しめると思う。

佐賀のがばいばあちゃん