パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

Welcome Back!

2006-01-09 23:23:13 | ロースクール
今日から春学期開始。今日は早速3つも講義がありました。一週目なので、講義をどれにするか見るためにちょっと多めに回る人も多くて、早速ごった返しています。
 ただ、一つ悲しいことが 同じプログラムのMさん、今学期は来れないことになったそうなのです。ブラジルのお母様の具合が悪くなってしまい、NYに戻って来れないとか。慌しくもやむを得ない、そして苦渋の決断だったでしょう 無事に授業に戻れる自分の幸せに感謝しつつ、Mさんのお母様がご快方に向かうことをお祈りします。

さようなら、またね

2006-01-08 22:35:51 | 生活
我がのツリーさん。日々明るく元気をくれていたツリーさんとお別れしました。そう明日からそらまめさんの学校も始まります。同時にHappy Holidaysとも
けじめをつける意味でもツリーをお片づけしました(実際生の木だから、葉っぱたちも落ちてきてそろそろ限界かなとも思っていたので)広くなったお部屋がちょっともの悲しいです
机に向かって予習をしているそらまめさんの背中はな感じです。小さいころ、長かった楽しい夏休みを終えて学校に行くときの気分のようですねいよいよそらまめさん、ぱんだ共々ですね

ぼー

2006-01-07 23:09:53 | 生活
っと海、自由の女神を大きな船から眺めてました今日は空がきれいそう土曜日といえばスタテン島へのレッスン学校に入ることが決まったということもあり、音楽理論の授業もとらなくてはいけないので、先生もより細かく解説などをしてくれ、いい意味で頭がいっぱいになるレッスンとなりました。しかしこのような中身を英語で聞かなければいけない現実がやってくるとはあ~信じられないこわすぎるぅ
ボーっと海を眺めていたパンダ。というのも昨日も実は・・・あの長時間テストTOEFLを受けに行ってたわけですしかも信じられないハプニング付きでしたというのも開始時間になってもが全く機能せず結局2時間くらい待たされ、やっと受けられる状態に。しかし、もすぐに活発に動くわけではなく、スローペースでの出発となり・・・いやはやこれまた経験しなくてもいいことに出くわしてしまったパンダでありましたということで、そらまめさんと共に昨夜のSOUENに元気の源をゲットしに行ったわけですそんなこんなで、学校開始への&緊張している日々を送っているパンダでありました

春学期

2006-01-06 23:28:22 | ロースクール
オフ中、できるだけ春学期のことは考えないようにしていたのですが、もう次の月曜からは春学期です いやー、ゆっくり休養できたし、いろんなものを観ることができました。イベントもうまくいったし。ということで気分も新たに?教科書を購入。相変わらずのボリュームにげんなりしてました 秋学期も最初の授業を見て取る科目を変えたりしたので、来週前半は試運転気味かも。
 パンダさんと待ち合わせして、大人気の日系マクロビオティックレストランSOUENへ。以前にSANUKI Projectミーティングで使おうとしたんだけど込みすぎで入れなかったのです!今日は時間がずれていたこともあってスムーズに食事ができました。人気が出る理由が一気に分かってしまいました パンダさんのテンペ炒めも美味しかったし、私のプレートも素材の味を存分に楽しめました(かぼちゃ、にんじん、ひじき、豆、葉っぱもの)。値段もリーズナブル(10ドル強)、また行きましょうね。

デビュー!?

2006-01-05 23:33:44 | 音楽
 パンダがライブステージに立っちゃいました昨年通っていたJAZZソングのおさらい会全くJAZZソング(洋楽さえほとんど聴いたことがなかったパンダ)を知らない状態から始めたこの無謀ともいえるチャレンジ無事メンバーと一緒にこの日を迎えられましたしか~し、first name順のプログラムであったため、このパンダが、トリになってしまいもちろんライブステージでは暗譜やはり歌詞を覚えるのに苦労してしまって、思ったとおりステージで歌詞が飛んで行っちゃってラララ・・・で歌ったりしたいましたが、みんながすごく温かく盛り上げてくたのでなんとか歌いきりましたよちょっと聴いて気に入ってしまったすっごくセンスのあるピアニストとベーシスト。そんなプロにバックで見守られながら歌った慣れないJAZZソング。緊張でコチコチ状態だったパンダですが、やっぱり気持ちよかったです。なんかこのライブ感覚はクラッシックにはない感覚かなりやみつきになりそうないい感じでしたしかし、みんなプロのようにうまくて、素敵でした「よくこんな中で最後まで続けたな~」って自分でも感動しちゃうくらいの差ですからライブの最後は、みんなでステージに立ち、先生を交えて、1人ずつをまわしていって、即興を楽しみましたよ。とにかく興奮する楽しいライブでした
そらまめさんも聴きに来てくれていたので、ちょっと客観的な感想を聞いてみましょうね
思ったより形になっていてビックリ(*_*) あんなにコチコチだったのに。何より気持ちよさそうでしたね(全然客観的じゃないですね^_^;)。しかし、一番うまい生徒さんはその辺のJazzシンガーよりもよっぽど上手だし、ピアノとバスも笑っちゃうぐらい上手かった。無料で聴けてラッキーですね。
 興奮気味のパンダさんと一緒に帰りにVeniero'sに寄ってケーキを買って帰りました。さすが評判どおりの美味、安い、気前もいい!パンダさんがチーズケーキがないと分かってがっかりしていると、クッキーを無料でくれて、しかもさらに1ドルまけてくれちゃいました。そんなに悲しそうだったのかな(・ ・?)と思いつつも、ありがたく頂戴しました 味も甘さが過剰でなく本当に美味しかったです。今度はチーズケーキをゲットしにいこうね。

Child Protection

2006-01-04 23:59:57 | Weblog
パンダさんから宿題になっていた「子供を一人にしてはいけない法律」をちょっと調べてみました。一言で言うと、NY州法が一定の人児童虐待通報義務を課しているんですね

一定の人;学校関係者、法律関係者、医療関係者 など (Social Service Act §413)
児童虐待(Child abuse and maltreatment);暴力、性的虐待、放置など(Social Service Act §412)。
通報義務;「ホットライン」とも言われ、児童虐待を信じる合理的理由があるときに、NY州児童保護部局への通報を義務付け。違反するとClass A Misdemeanor =1年以下の懲役(Penal Law §70.15)+違反による損害の民事上の賠償義務(Social Service Act §420)。善意の通報による損害は免責(Social Service Act §419)
※もちろん、「一定の人」でない人でも任意に通報OK。
○通報を受けた児童保護部局は、60日以内に処置を決定(Social Service Act §424)。

児童虐待の範囲が広くて、子供を一人にすることは、何歳からダメか、という定義はないものの、特に幼児の場合は虐待とみなされます。児童福祉・保護は元々州政府の管轄事項ですが、CAPTAという連邦法で州による通報制度整備に連邦政府がお金を出すことになっているので、多くの州が(細部は違うんでしょうが)同様の制度を作っているようです(アメリカ合衆国における児童虐待の防止及び対処措置に関する法律)。
 すぐに心配になるのは「合理的理由(Reasonable Cause)ってなんじゃい」っていうことだと思うのですが、同様の法制度を整備しているジョージア州で裁判になっています O'Heron v. Blaney, 276 Ga. 871 (SUPREME COURT OF GEORGIA June 30, 2003)。「合理的理由(Reasonable Cause)には、客観的分析が必要」ということで、「何となく胸騒ぎが」というだけで通報義務が生じる訳ではありません。Reasonable Causeのない通報も、善意の通報(注1)であれば免責されるのですが、完全に主観的な善意・誠実さであれば足りるのか(同判決多数意見)、状況に照らして合理的な善意・誠実さに限定されるのか(同反対意見)は意見が割れているんですね。
 とにかく、この制度のおかげで、特に義務者は通報しないと自分が罪になるんですから、それは通報するでしょうね。ましてや子供に「今一人である」と電話で言われればなおさらです。通報されたくなければ一人にするな、ということになります。

 と、ここまで調べて日本がどうなっているのか気になってしまうのは性分といったところでしょうか。児童虐待防止法(平成12年施行、平成16年改正)にも同様な通報制度はあるのですが(同法第6条)、以下のような違いが。
①通報義務者が限定されておらず、かつ同義務の履行確保規定(罰則や民事責任)がない
②通報の免責規定がない
③そもそも児童虐待の定義が違う(同法第2条)

①履行確保規定がないのは奇妙で、これがないのなら「○○しなければならない」と義務規定風に仕立て上げる意味も薄れてしまいます。
②施行通知で「なお、こうした通告については、法の趣旨に基づくものであれば、それが結果として誤りであったとしても、そのことによって刑事上、民事上の責任を問われることは基本的には想定されないものと考えられる。」なんて書いていますが、だったら条文に書けばいいのに(書けなかったのでしょうが)。「基本的には」というエクスキューズも何だか
③児童に対する直接の虐待でなくても、心理的外傷を与えるものであれば児童虐待に含まれる(第2条第4号)点でNY州法より広義である一方、ネグレクトについては「監護を著しく怠ること」としていて(第2条第3号)、意味が限定されています。
  
 何だか読めば読むほどオカシイ(罰則担保の義務がない)ので調べてみるとやはり議員立法でした(注2)。だからといってダメだしするというわけではないのですが、どうもこれでは福祉事務所や児童相談所のリソース不足に拍車をかけるだけではないかという気がします 福祉事務所や児童相談所のせいだけにせず、教育関係者や医療関係者など含めたコミュニティー全体の力で子供を守ることが必要だろうと考えると、当地の通報義務化は合理的な一方法だと思います。

注1:この条文の文脈では「善意」とせず「誠実」とでも訳した方がいいかもしれませんね。good faithです。
注2:法律事項(権利義務に変更を及ぼす事項や組織への授権など)を含まない法案は内閣として提出しないことになっています(内閣提出法律案の整理について(昭和38年9月13日 閣議決定)
※また長くなってしまいました。サクッとサーフして調べただけなので間違いもあるかもしれませんがご容赦&ご指摘ください。

チビヴァイオリン

2006-01-03 23:56:15 | 音楽
Happy Holidaysの雰囲気も徐々に消え始め、閉まっていたお店たちも営業開始になりつつあります。その一つ、昨年末に師匠から紹介してもらった弦楽器のお店も今日から復活ということで、早速行ってまいりました。というのも、知り合いの4歳の男の子がヴァイオリンを始めたいということで、お店や楽器のことについて聞かれていたのです。初めて行ったこのお店はおじいさんとおばあさん中心に経営をしていて、とても丁寧に説明などをしてくれました。久しぶりにパンダも子供サイズのチビヴァイオリンを見て、弾いてあまりのかわいさにになっちゃいました。その男の子も初めての自分のヴァイオリンにドキドキ、ワクワクしてましたよパンダにもこんなかわいい時代があったのかな~なんて思っちゃいました楽しんでヴァイオリンを弾いていってもらいたいものですね。パンダもまた一つ新しい、素敵な頼りになる楽器屋さんを見つけることができて嬉しかったです

 夜は、昨夜のイベントのJAZZグループでマルチプレーヤーとして活躍していたパンダたちの友人Kちゃんととメトロポリタンオペラを見に行きましたよなんだか3人でNYで一緒にいることが不思議な気もしたけど、やっぱり香川でいるときと何もかわらないおしゃべり楽しかったなでも今日のオペラは本当に難しかったというか訳がわからなかったよね、そらまめさん
うん、ブロードウェイは今日まで休みだし、、、と思って今日のメトロポリタンオペラのWozzeckを選んだんだけど、現代オペラ、かつ(救いのない)悲劇で、しかもキリスト教の宗教観に彩られたセリフが満載。シーンごとに幕が下りてその度に別場面になり、展開が変わっていくこともあって全く付いていけませんでした。それでもパフォーマンスの質に十分満足できるところがさすがですがね。クラシックなオペラも早く観たいな。

夢の共演

2006-01-02 23:44:15 | SANUKI
SANUKI Tシャツにうどんはっぴを着ての大イベントそらまめさんとパンダは受付担当。人数把握やいろいろな準備に追われ、「大丈夫かな」と少ししてましたが、何事もなく自分たちの役割を果たせましたまたSANUKIヌードルチームも全力でがんばってましたようどんの売り上げもまずまずで、みんなで盛り上げたイベント、なんだか文化祭を思い起こさす感じがしました
 また今日の最大のポイントは、NYと香川(SANUKI)を中継でつないで、トークをしたり、一緒に演奏をしたりすることでしたハイテク関係に鈍いパンダなので、このお話はそらまめさんにスイッチ
そうそう、香川県にもイベント会場が設けられてあって、そことNY会場をインターネット中継でつなぐ、というもの。NTTドコモさんの協力で、こちらアメリカの国会議員や、香川会場には香川県知事も登場してトークショーも行われました。いや、そこに我々も参加するとは当日行くまで知らなかったのですが
 肝心のJAZZも、秋吉敏子さん始めいい演奏が聴けました。しかしJazz at Lincoln Centerのアレンルームは最高の雰囲気です。盛況に終わってよかった。また行ってみたいです。

バイバイ

2006-01-01 21:54:51 | 生活
A Happy New Yearいよいよ2006年が幕を開けました。と同時に今年初の
今朝、無事に両親たちを見送ってきました。お互いに今年もいい年にして、また最高ので再会するぞという気持ちをもって。

 両親を見送った後、なんだかすぐに帰る気分になれず、気になっていた別のターミナルを見に行ってみましたそらまめさんと以前見た「ターミナル」という映画の撮影が行われたのではないかと予想するターミナルへ。JFKは9つのターミナルに分かれていますが、やはりターミナルごとに大きさや形、雰囲気も違っていて、また知らない航空会社もたくさんあって、改めて世界の大きさを感じるちゃいましたたまに探検してみるのも面白いですね
 明日はサヌキプロジェクトの大イベント。に戻ってからはそれの準備を頑張るそらまめさんとパンダでした。
 あ~しかし夢のような3日間だったな