パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

Munich(ミュンヘン)

2006-01-21 23:55:29 | 映画
土曜午後はパンダさんは音楽理論のレッスンにスタテン島へ。ここでみっちり来週の予習をすべきという気もしたのですが、実は来週は休講が多いこともあり、一人で映画館へ。Munich(ミュンヘン)を観てきました。
   
 ミュンヘン・オリンピックでのテロ事件に対するイスラエル諜報機関の報復劇を描いたシリアスものというので身構えて行ったのですが、それでも、生々しい暴力シーン(当然Rated R)は真実味も加わってかなりインパクト。主演のエリック・バナ、プリンス・ヘクトル役(トロイ)の格好良さ・ハマリっぷりですっかり気に入っていましたが、人間味が出てくる演技ますます気に入りました 示唆に富むラストシーンもあって、報復の連鎖の終わりを願わずにはいられませんでした

ドーサとケーキとモスカート・ダスティ

2006-01-20 23:22:14 | グルメ
今学期は月~木に講義を固めたので金曜はオフ!のはずなのですが、今日は必修ゼミのミーティングがあったので、初練習のパンダさんとともにヴィレッジへ。ちょっと用事をすませて、二人とも時間があったので、ワシントンスクエアに行って、

○ドーサ
 にトライしてみました。実はワシントンスクエア南西のヴェンダー(屋台)は、おいしいドーサでとっても有名(昨年の第一回ヴェンダーアワードのファイナリスト)。
  注:イメージまで(今日ではありません)
だけど、昼時はいつも人が多くて、ロースクールの目の前の人だかりが気になりつつ過ごすこと半年。。。今日は時間もずれていたし、暖かかったこともあって、ドーサを買って、ワシントンスクエアでお昼に(パンダさんは練習前だったので一口だけでしたけど)。
 ドーサは、インディアンクレープとでも言えばいいでしょうか、南インドの料理らしく(デリーで見かけなかった訳だ)、またインド料理には多いですがベジタリアン料理になっていてとってもヘルシー。注文してからカリッと焼いてくれ、ホクホクのじゃがいも、豆カレーやココナッツソースとともに頂きました。うーんとっても美味しい インド以外で食べた最も美味しいインド料理かも。私達のすぐ後ろのお客はインド人カップルも、美味しそうに食べていましたよ。

 ミーティングとオケの練習でそれぞれ疲れてしまったこともあって、夕食後
Veniero'sのケーキ
 を食べました。前試して美味しかったこともあって、ミーティング後に買っておいたのです。
    
うーん、やっぱり美味しいです、ここ。味が飾り気がなく素朴なのに、作りが丁寧かつ繊細。また違うのも試してみよう!

2人ともお酒は苦手でからっきし飲まないのですが、年末に仕入れていた
○モスカート・ダスティ
   
をその後しばらくして頂きました。「アスティ地方のマスカット」ワインということで、デザートワインです。
 実はコレ、結婚式を挙げたレストランに、式前にメニューの「試食」としてフルコースディナーに招待された時に飲んで、2人とも大感激したお酒です(めったにそんなことないのに)。ハンガリーのトカイ・ワインと並ぶお気に入り たまーに飲むのも悪くないですね

というわけでかなり(安)グルメを満喫した一日だったのですが、以前紹介した2nd Ave. Deliが休業に追い込まれてしまうという悲しいニュースも 家賃が急遽9000ドルも引き上げられることになったとかで、やむなく先週?辺り?から休業に。今日前を通ったらあるハズの看板はなく、落書きされたシャッターが降りてました。何とか営業再開にこぎつけて欲しいものです。

準備終了!?

2006-01-19 22:51:32 | 音楽院
昨日落としてしまったIDも無事再発行できましたホッ。パンダたちが行ったときには、誰もいなかったからか作ってすぐに落としてしまった情けないパンダをかわいそうに思ったのか係りの人が親切に対応してくれ、なんと首からつるすことのできるカードケースをくれちゃいましたちょっとラッキーそんなおまけを入学当時もらうことができなかったそらまめさんはちょっとジェラシーを感じていたようです
そしてなんとかregisterもで完成しました明日、本当に本当にの初授業です。そしてその授業はオーケストラですいやはや今日のお昼ごろから、緊張と楽しみと・・・複雑な気持ちでいるパンダでありました

あっ、そうだすっごい大ニュースが昨晩舞い込んできたのでありましたパンダのadviser(S)(このS先生がまた素敵で、とてもよく面倒をみてくれるのです)に「あなたのprivate TeacherはT先生よ」と言われ・・・「T先生ってパンダの師匠じゃん。でもなぜそれで単位がもらえるの?????」ってしばらく混乱しちゃいましたが、ラッキーなことに!?師匠がNYUに所属することになったらしいのです (「NYUにまぜてもらったのよ」、とおっしゃっていました。) いやはやこれほど心強いことはありませんしかも尊敬する師匠のレッスンを受けながら、学校の単位をもらえるなんていっぱい情けなくなるハプニングもあるけど、そんな朗報もあって救われているパンダですしか~し、いい意味で厳しいレッスンになりそうです。あのレッスン前の緊張が同じようにつづくわけですから英語と両立させてがんばらねば

開幕モード

2006-01-18 23:28:22 | ロースクール
とにかく最近のお天気は奇妙です今朝は、強風(まるで台風のような)に困っちゃいました。その強風にパンダとそらまめさんお気に入りのMOMA傘が負けて壊れていしまいました辛すぎます
お昼過ぎからは、雨は止みましたが、気温がいっきに下がり、強い風が体に凍みましたいやはや、一日でこれだけの温度差があるとまいっちゃいますね
そんなお天気に負けず、NYU生となるためにいろいろな問題を解決しregisterをはじめ少しずつ前に進めていっていたパンダですが、集中力のが目立ち、NYU生と認められたことが一番実感できるIDカードを昨日作ったのに、それをいれていたカードケースごと落としてしまいましたもう、なんでこうおっちょこちょいで、情けないことばかりするのか、なぜにこうなるのかこの気持ちをどこにぶつけていいものやら・・・明日IDカードを再発行しに行ってきます。気を引き締めて行動しないといけません
そんな落ち着きのないパンダ。一方そらまめさんのロースクールも新しいセメスターが始まってます。いかがですか
 2週目に入って履修科目も確定してややコナレて来たところ。秋学期のディープな少人数ディスカッション漬け(取った4科目中3つがそうでした)と違って、結果的に大人数講義授業が多くなったため、かなりリラックスして楽しんでいます 唯一の例外は必修のゼミ(Global Public Service Lawyering)で、各自の研究(というより各自の経験についての事後的分析)についてプレゼンする、あるいはDiscussion Leaderとして他の生徒のプレゼンについて議論をハンドリングする機会があります 早速再来週にDiscussion Leaderとなって2時間の授業をハンドルすることになってしまい(ホントは一ヶ月後の予定だったのに、昨日スケジュールが早まった)、プレゼンター、指導教授を交えて金曜にミーティングすることになったので今まさに準備に追われています^_^; 自分のプレゼンの準備も進めないといけないし(教授にコメント頂いて要修正)、結構大変そうですが、生の題材を扱うだけに得るものも多そうです。

不安の勝利!?

2006-01-17 23:06:42 | 音楽院
を楽しい!にいつか逆転できるかな
そう、今日からパンダの新学期が始まりました(実際フルタイムで動き出すのは来週からですが・・・)パンダのadoviser(教授)に会い、今期のregisterについて相談にのってもらったり、IDカードをゲットしに行ったり・・・しかし英語がまだまだのパンダはそのお話もうまく聞き取れなかったり、不安なことを聞きたいのにうまく表現できなかったりで状態でした。なんとかこれからの日々の授業のイメージはつかめたけど(ほぼ英語漬けの毎日です今学期、専門の音楽に関してはプライベートレッスン、オーケストラ、室内楽など実技系の授業だけで、英語が上達したであろう来学期から本格的な音楽理論や歴史などの授業が受けられるようになるようです)、で行う授業のregisterがまだうまくできなくて、かなり不安です今やすべてが。苦手なパンダにとってはこれまた大変な作業なんです先輩そらまめさんがいるから、まだ落ちつけているとりあえず、バタバタする手続きを無事に終えたいと今は切望するパンダでありました。大変であろう学生生活に慣れて、楽しめるようになりたいものです
マークのパンダ、とりあえずですね。

VISA旅行

2006-01-16 21:49:14 | 旅行
昨日まで一人旅をしてきたHalifaxについてのお話。大西洋に突き出した半島に広がるHalifaxは、ノヴァ・スコシア州(NS州)の州都(「ノヴァ・スコシア」は、ニュースコットランドという意味)。Halifaxは港町。冬でも海が凍らないことでも有名。そして驚くことにHalifax港は、世界2番目の規模の自然港らしい
でもパンダとそらまめさんのイメージでは私たちの生まれ故郷瀬戸内海に囲まれたゆったりとした街、高松に似ている(広い港というのはのぞいては)だったのです。
行ってみると、本当に似ていました。何がってそう、一番似ていると感じたのはゆっくりとした時間の流れ。こじんまりした小奇麗なところ。そして街、人、空気などの雰囲気。NYとは全く違う時間の流れにホッとできた所でした。そして何より海を眺められる幸せに
   

でも高松と大きく違うことは、小高い丘があること。高松はとにかく平野ですからHalifaxの道は緩やかな坂になっていて、しっかり街探検をしたパンダは普段の運動不足から足が筋肉痛になっちゃいました

ということで海のこの街はやはり夏の街!ということで冬はオフシーズン。どこへ行ってもほとんど観光客はいなく、お店も閉まっているところも多く、少し寂しいな~とも思いましたが、それと同時にどこへ行っても独り占めできる贅沢な気分も味わいました例えば「ノヴァ・スコシア美術館」。
   
とても魅力的な建物(かつて郵便局だったようです)。中も綺麗で、けっこう広くて地元作家の作品なども多く展示されており、かなり満足のいく美術館でした。でもパンダがその美術館にいる間、すれ違ったお客さんは3,4人・・・だから本当に自分のペースでゆっくりじっくり楽しめたわけですこの美術館もパンダもそらまめさんも結構お気に入りの地元の「高松美術館」のよう

パンダの足を苦しめた丘ではありますが、そこにはHalifaxのシンボル「Old Town Clock」(札幌の時計台似)や
   

「Halifax Citadel National Historic Park」(函館の五稜郭のような造り
   
があり、丘の上から港、街を見下ろす!
   
というのもかなり素敵ですね
 
 1日歩けば、なんとなく中心地の地理は頭に入る街でしたが、インフォメーションなどに訪れ、できるだけいろいろな情報を集めてオフシーズンではありましたが、しっかり楽しめた気がします。ただ、少し心残りはやはり1人旅だったので、夜の街を見れなかったこと。今度はぜひそらまめさんと観光シーズンにまた訪れて、夜のHalifax(とにかくパブが多かった)ものぞいてみたいな「赤毛のアン」で有名なプリンス・エドワード島も近いから、行ってみたいなと思うパンダでした。そう、だからこちらにいる間に、今度こそ「旅行」でカナダを訪れたいです。その決意に残ったカナダドルをアメリカドルには変えなかったのでありました。

 でも今回もかなりドキドキでしたが、いい経験ができました。しかしやはり何回旅行しても入国審査のなんともいえない雰囲気にはなれないぱんだでありました悪いこともしていないのに、みょ~なドキドキ感。を運転しているときに、パトカーが後ろにいたときのようです。ルール違反もしていないのに緊張して、スピードを落としてみたり・・・そんな気分に似ている気がするのでありました

ただいまぁ

2006-01-15 23:11:34 | 旅行
無事にビザと共に戻ってきました。帰りのToronto→NYは結構揺れて、珍しく気分がになっちゃいましたが、迎えに来てくれていたそらまめさんを見て、ホッ。そして何事もなくビザと共に戻ってこれたことにホッとしているパンダです旅行も想像以上にスムーズにいきましたでもなんだか今朝までHalifaxにいた自分が信じられないパンダです寒いと覚悟をしていたカナダのHalifaxが、風は多少強く、が多かったものの温かかったのです。それに比べて今日のNYは日々の目まぐるしい環境の変化についていけていないのでありますが、なんとかやっていけているようですとにかくビザが手に入りでもまたこちらの生活にスイッチを切り替えなきゃで、ちょっぴり焦っちゃったりもしているパンダでありました。
一人旅の緊張感から解放され、今日はもう
パンダのHalifax記は明日書きますパンダのことですちゃっかり一人旅を、Halifaxを楽しんできましたからお楽しみに


Syriana

2006-01-14 23:33:36 | 映画
パンダさんはいないし、雨で気分も滅入るので、映画館へ。観たかったのですが話がややこしいと評判なので一人で見たほうがいいな(パンダさんが好きな映画はロマンスもの)と思っていたSyrianaを観て来ました。が
 いや、別に悪い映画というのではなくて、ジョージ・クルーニーもマット・デイモンもジェフリー・ライトも皆魅力的だったし、いろんな話がつながっていく様はシドニー・シェルダンの小説のようですらありましたが、悲劇というかバッド・エンディングというか、(娯楽)映画特有の観終わった後の爽快感とは無縁でした。オイル・パワーが跋扈する様子が仕事を思い起こさせるのも 
 ミスティック・リバーを観終わった後も思いましたが、どうも私はバッド・エンディングというか、スカッとしない映画があまり好きではないようです(我ながら単純)。少なくとも今日はこの映画を観るコンディションではありませんでした。

ハリファックスから

2006-01-13 23:52:46 | 旅行
一昨日一人でハリファックスに行ってしまったパンダさん 昨日面接を終えて、なんと今朝無事学生本人のVISA(F-1 VISA)をゲットしてしまいました 誰にとってもVISA手続はストレス満載の、緊張の瞬間なのですが、この短時間で結果的にうまく行ってよかった。パンダさん一人でよく頑張りましたね しかしこの領事館手続が早い
 というわけで当初の見込みよりも早く帰国できる運びに。まあ、安心するのは入国してからに取っておきましょう。あと少しですね

ハリファックス

2006-01-11 23:49:48 | 旅行
 昨日今日と実は授業も上の空で駆けずり回っていました パンダさんがめでたく大学院に合格したのはいいのですが、正式な入学のためには適法な滞在であることが必要で、すごく簡単にいうと、適切な
○大学発行の在籍証明=I-20
○米国政府発行のVISA
が必要になります。
 実は今、パンダさんはF-2という「学生の家族」のVISAになっています。(私ははF-1、「学生本人」のVISA)。在日米国大使館に問い合わせたところ「VISAというのは入国手続の書類であり、有効な在籍証明さえあれば書き換え不要」ということだったので、おいおい春学期が終わった後にでも手続をすればいいと考えて、また大学もフルタイム登録(12単位)しない限りF-1でなくても問題ないやの口ぶりを続けていたのですが、大学のOISSという外国人学生担当オフィスの結論として、最近の規則変更で学生本人ビザ(F-1)がどうしても必要ということになってしまいました(昨日の朝!)。パンダさんの授業開始は来週なのですぐに手続が必要になってしまいました。
 もっともOISSも血が通った組織で、結論が出てから一日でI-20を発行してもらった上、最速で手続ができるのがカナダであるということを教えて頂きました。実際多くの米国在住の方がカナダにVISA手続で行っているようです。というわけで、パンダさんは今カナダのハリファックスという大西洋岸の町にいます(ここが一番早く申請を受け付けていた)。何とか無事にホテルに着いたそうで、明朝申請の運び。昨日一日でスケジューリング&申請書仕上げをしたため非常にストレスフルでした。とにかく、うまく行きますように