パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

スター・ウォーズ

2007-02-10 23:59:58 | 映画
 一週間ほど前から、ケーブルTVのHBOで集中的にStar Warsシリーズをやりまくってます。実はキチンと真剣に見たことがなかった私、話もよく分かってませんでした。が、チラッと見たら面白いので、結局6作のほとんどをその気になってこの短期間で見てしまいました。(ネタばれ注意と一応書いておきます)
   
 今朝最後に見たのがエピソードVIで、かなーり切ない完結 壮大なスケールの物語で一番印象に残るのはやっぱりskywalker家の愛情のつながりかなぁ~。お母さんの死に逆上し、妻を守りたい一心で、また息子の苦しみを正視できなかったアナキンが一番人間らしかったのかも(いやあんな大戦争しておいてなんだとかいう真っ当な突っ込みはご勘弁を)。エピソードIIIではアナキンの心の葛藤が非常にドラマチックに描かれてましたけど(例えば"I've been arrogant, and I apologize."とオビワンに(結果的に友として最後の)別れをしている場面と、Dark Sideに堕ちた後同じオビワンに向かって"From my point of view, the Jedi are evil"と言い放ったところのコントラストがスゴイ)、エピソードVIでルークと戦って、最後に救った場面でもきっとあのマスクの下で同じような葛藤を経験したんだろうなぁと感動してしまった。いろんんなアクションも面白いけど(エピソードIの最後の20分ぐらいの4場面同時バトルとか素晴らしかった)、それ以上に人間ドラマだったのですね、きっと、これだけの人をひきつけたのは。

 あっ、魅力ついでですが、音楽のJohn Williamsはやっぱりスゴイですね。頭にメロディーが残って大変。それにしてもスーパーマンも、スター・ウォーズも、ジョーズもETも、いや最近に至るまでのもっと多くの作品も、ついでに言うとロス五輪も、彼の音楽なしでは随分印象が違ったものになってしまっていたでしょうね、ちょうど久石音楽のない宮崎映画や北野映画が想像しづらいように。感動の興奮もそのままにぐぐっていると、John Williams with the New York Philharmonicと題する、指揮:ジョン・ウィリアムズ、演奏:NYフィル、進行:スティーブン・スピルバーグ&マーティン・スコセッシというとんでもないイベントが目に入ったのですが、2006年4月でした 今ぐらいはまってたら絶対行ったでしょう、これはもうOnce in a lifetime opportunityと言っていいぐらいで、だってこう申し上げては申し訳ないが、ジョン・ウイィアムズも結構なお歳のハズで、この後そう何度もあるわけでは・・・と思ってさらにぐぐっていると、ついこの2月8日が生誕75周年というか75歳の誕生日だったことが分かりました。あぁそれで集中的に放映したんですかね、HBO(・ ・?)

 シリーズ最初の作品が77年って30年前ですが、それでもこれだけ没入できるまさしく不朽の名作なんじゃないんでしょうか。あー素晴らしかった。世の中に映画というものがあってよかったと思える、感謝の気持ちでいっぱいになれる作品でした

※ついで (注:冗談にしても敬意を欠いた不謹慎な内容が含まれますので、不快に思われる方はココでやめてください)
 シリーズ通しての悪役、皇帝パルパティーン(Emperor Palpatine、別名ダース・シディアス Darth Sidious)に、現ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)が似ているって話を聞いたことがあって(例えばコレ)、ウィキペディアを見てみたらDarth BenedictだのEmperor POPEatineだのPope Sidiousだの悪ふざけで呼ばれてるらしいってことが分かった。にしてもちょっと不謹慎過ぎるよと思いつつもこういうイメージ検索結果を見ると、いろんな人がネタにしてるんだなぁと。まぁ当地はキワドイと思えるおふざけも悪意さえなければサラリとしてることが多いように思うので、これもその一つですかね


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