パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

これこそ!!!

2006-07-12 23:36:53 | 音楽
 カルテットのワークショップが始まってからもう3週目となり、ラストスパート状態になってきました明日はパンダたちのグループのFinalコンサートです。ヴィオラのメンバーが急にこのワークショップに参加できなくなったり・・・とハプニングが続きましたが、ヴィオラのR先生が一緒に練習&演奏してくれることになり、なんとかここまでやってきました。明日はこのメンバー達と気持ちを一つにしてベートーヴェン「Op.59#3」を楽しめたらいいな~と思います
 このワークショップの大イベントの一つでもある「Borromeo String Quartet」のマスタークラスとコンサート昨日マスタークラスがあり、パンダたちのグループは2nd Vn奏者のKristopher Tongに第4楽章を指導してもらいました。まだ24歳くらいの若い奏者ですが、カルテットに必要なメンバーの気持ちを一つにして音楽を奏でていく&作りあげていくことを教えてくださりました。とても貴重&ためになるマスタークラスでした
 そして今日はborromeoのコンサート。もう本当に素晴らしかったこれこそストリングカルテットってな感じで、4人が楽器を通して音で会話し、時にはヒソヒソ話、時には声を荒立てたり、時には同感しあって楽しく話したり、時にはメンバーそれぞれが違う話をしたり・・・とにかくたくさんのいろいろな種類の会話を通して一つの音楽を奏でていました。本当に芸術ですやっぱりストリングカルテットはいいですね1st VnのNicholas Kitchenさんの音色は素晴らしかった。そして2nd VnのKristopherさんは見た目は本当にきゃしゃな方なのに、音色はやはり男らしくもあり、内声部らしい繊細さもありました。VaのMai Motobuchiも引き込まれるような素敵な音色。そしてしっかり支えるVcのYeesun Kimさん。素敵な時間をありがとうございました
 
 実はパンダは2001年に彼らの日本で行われたコンサートに行っていたのです(実はその当時と2nd Vnのメンバーが変わっていますが)当時まだまだカルテットの楽しさが分からず、その楽しみを見つけたいと思って行ってみたコンサートが彼らのコンサートでした。演奏終了後、感動をして思わずCDを買い、ミーハーなパンダは彼ら1人1人ににサインをもらったのですそしてなんとパンダが買ったそのCDには今回パンダたちが今まで勉強してきて、明日演奏をするベートーヴェンが録音されているのです本当に偶然の重なりですが、なんだか勝手にborromeoを身近に感じてしまうパンダです。これからも機会があればぜひまた彼らのコンサートに行きたいものです。やはりプロのカルテット奏者は素晴らしいそして益々アンサンブル(室内楽)に興味が深まったパンダでありました。だって追求すればするほど、おもしろくなる気がするからその分1人の演奏より気を遣ったり、自分の役割を確実に果たさなければならない!というプレッシャーもありますが
 
 うん、何はともあれ明日はしっかり自分の役目を果たすことを目標に、そして実際の日常生活の中で、英語でうまく会話できなかった分、みんなとしっかり音で楽しく会話できますように