yetiの浮雲日記

写真と文字で綴る他愛のない日々。

死す三部作。

2007年05月28日 23時31分55秒 | 山・山・山
巷で「死」が取り上げられるから書くわけではない。

学生時代、良く読んだ本に「死す三部作」というものがある。
探検部や山岳部、ワンゲル出身の方の中には
知っている方も多いかと思うが、
植村直己や厳冬期のエベレストに初登頂した加藤保男サハラ砂漠を横断しようとして
道半ばで倒れた上温湯隆を題材にしたノンフィクションものである。

山に関してさして知識や技術があるわけではなかったが、
彼らの挑戦に胸躍らせむさぼるように読みふけったことが記憶に新しい。

とりわけ植村直己に関しては、小学校の体育館で毎日放送制作(?)の
「植村直己物語」を見て以来その人柄、生き様には大いに興味が沸き
幾度も読みなおした。

訳あって、きょうから再び独身生活となった(笑)ので
古本で買った文庫を開き、速攻で読んでもうた。

今、読んでも心揺さぶられ、けっこうオモロイです。
植村のイメージは、自分の中では、それこそ「植村直己物語」の
西田敏行のイメージしかないのだが、
第三者が客観的な目で見つめた植村像はなかなか新鮮で
彼の挑戦は、本人の書いたものより感動的に映ります。

んでもって、加藤保男をテーマにした「エベレストに死す」を続けて読みたかったのであるが、
いくら本棚を探しても見つからない...(涙)

結局、電子版で探し当てました!!!

             

何とも便利な世の中でありますが、今晩も夜更かししそうな気配...(汗)


ゴルフバッグ

2007年05月27日 22時28分45秒 | スポーツ
去年からゴルフを始めた。

ワード、エクセル、パワーポイントと同様、仕事上逃れることの出来ないスポーツである。

ゴルフなるスポーツ、なかなか曲者である。
ボールが思うように真っ直ぐ飛ばないのであるから、もどかしい。
しかも、本来楽しむべきはずのスポーツであろうが、
服装にまで気を使わねばならないのは、なんともむず痒い気がする。
ついでに、どことなく敷居が高いのも腹が立つ。(あくまで自分の捕らえ方ですよ)

しかし、コースに立つだけで、下手くそでも何となく爽快感は味わえる。
プレイ中、けっこう話も弾む。
要するに結構はまっているのである。

んでもって、ゴルフ狂のオヤジからゴルフバッグを貰った。
何でもゴルフコンペの商品で貰ったとのこと。

どういったシロモノか全くわからんが、今まで使っていたものより
かなり洒落た感じで、気にいってしまった。

2週間後に再び、コンペがあるので、
士気を高めようと思うきょうこの頃。

しかし、チャリだ山だとはまっていた自分がこのように様変わりするのは
自分自身、正直びっくりである...。

我が故郷...。

2007年05月27日 22時05分51秒 | 出来事
週末、カミサンの実家(鳥取)へ。

ついでに帰りに我が故郷(鳥取県大山町)へ。
田植えの時に実家には帰ったが、故郷は何だか落ち着きます。
何気ない風景だけど、いろんな思い出が蘇るから不思議です。
例えば、この風景。

         

大山の見えるこの川沿いは、中学時代の部活のランニングコースでもありました。
ランニングをサボって川べりで友人とくだらない会話に終始したことを
ふと思い出したりします。

いずれはこの地に戻ってきたいなどと考えるが、
転勤族である限り、まだまだ先の話であろう。


夕日

2007年05月21日 23時51分40秒 | 歳時記
常日頃、コンパクトデジタルカメラを持ち歩いている。
持っていても意外と出動する場面は少ないのであるが、
あればあったで、いざという時、助けられる。

きょう、最初で最後の出動機会はきょうの夕方。
同僚が「きしょい(気持ち悪い)」と叫ぶほどの
こってりとした濃厚な夕日が見えたのでパチリ。

人によっては気持ち悪がる夕日ですが、
これぐらい原色系の夕日、自分は結構好きである。

何となく得した気分で残業に励む週明けの一日。


散歩...。

2007年05月21日 23時21分13秒 | 出来事
きのうは、カミサンとチビスケ(生後4ヶ月)と近所を散歩。
この「散歩」というのが、どうにも性に合わない。
どこかほのぼのとしたこの音(おん)がどうにもむず痒い感じがして嫌いであるが、
何を言っても「散歩」は「散歩」なので仕方がない...。

散歩は、歩いて5分の松江城までである。
桜も咲いていない!ナンジャモンジャも時期が終わった。
何もないが、澄んだ空気のもと、50キロ離れた大山は見えた。

          

ついでに宍道湖畔で夕日も堪能。
もっとアクティブに体を動かしたいが、
家族で過ごすゆらゆらとした休日も良いもんだと改めて実感の一日。

陶芸...。

2007年05月17日 23時25分25秒 | あらゆる欲
もともと、芸術には理解のない男である。
カミサンに付き合って美術館などに行っても
絵画や工芸品の類は全く興味なく、せいぜい喫茶コーナーで
茶を飲んだことぐらいしか覚えていない。

そんな自分であるが、きょうたまたまある窯元に行く機会があった。
そんでもってひょんなことから陶芸を体験した。

松江で採取した粘土をこねて、自分のイメージにあわせて形をつくる。
粘土の中に空気が入っていると、せっかく形作っても「焼き」で割れるらしい。

お遊びの意味合いが強いちょっとした体験だったが、自分は真剣そのもの。
かなり「無心」になれます。

粘土の「感触」ともの作りの「楽しさ」、最近忘れがちの「無心」
全てが新鮮で楽しい体験であった。

自分が作ったのは、小さな「ぐい呑み」一つであるが、
果たして1300℃の高温に耐えてくれるのか?

来月上旬の完成が楽しみだ♪

ちなみに写真で体験しているのは自分じゃないっすよ。

プロ野球!

2007年05月16日 00時21分37秒 | スポーツ
スポーツでいえば、何と言っても「野球」が好きだ!
自分が仲間と一緒にプレーするのが一番好きではあるが、
野球観戦も楽しいもんです。

野球選手の華麗なプレーを見るのも楽しいし、
監督の采配を賞賛したりけなすのも楽しい。
珍プレーや乱闘などのハプニングも楽しかったりする。



でも、楽しむためには、観客の熱気も必要なのだ。
騒々しい鳴り物、観客席が一体となった応援。
時には、選手に浴びせる声援、罵声。
一つ一つがまた、野球を楽しくさせてくれるのである。
ちゅうことで、今夜は広島vs阪神戦。

...楽しませてもらいやした。

          

まどろむ朝...。

2007年05月14日 22時59分23秒 | 歳時記
最近、とくに朝が早い。
しかも、スカッと目覚める類のものではなく、
だらだらと目が覚める、恐ろしく不快感を感じる類の目覚めだ。

もっと眠りたいのに朝5時ぐらいに目が覚めるのでたまったもんじゃない。
だいたい、二度寝をして就業時間の30分前に起きて着替え、
朝飯を食った後、チャリでぶっとばして会社に着くという生活を繰り返している。

もう半月前のGW中であるが、朝5時過ぎに目が覚めた。
カミサンの実家で義父と遅くまで大酒を喰らった後だったので
頭がガンガンする目覚めであった。体も重い。
とりあえず二度寝をする前にと行ったトイレで目に飛び込んできたのが
写真の「朝焼け」であった。

思えば朝焼けなんぞ、何年ぶりに見入ったことだろう。
朝焼けが美しいと感じる自分に感動し
小さな便所の窓から見える自然の一瞬の輝きに心奪われた。

すぐに、カミサンを叩きおこし
便所の窓越しにデジタル一眼レフで早朝から何枚も写真を撮った。

その後、二度寝をし、朝食に向かったのであるが、
食卓は、眠りを妨げられたカミサンの怒りと
早朝から便所付近でシャッター音を響かせた娘婿に対する義父母の怪訝な感情に包まれていた。
これまた再び眠りに付きたいような「まどろむ朝」であった...。



妖怪の街、境港...。

2007年05月12日 21時01分42秒 | 
前回に引き続き境港の旅である。
とっは言っても、詳細な旅行案内ではなく、ぶらぶら歩いて眼についたものを
ただ写真におさめただけで、今回もただの写真の羅列になることはご容赦願いたい。



左:仲良しのネコとねずみ
中:妖怪ラベルの日本酒!
右:木陰に潜むジジイ



左:もう一匹木陰に...。
中:ゲゲッ!
右:鳥取県警の交番まで...



左:脅かす相手おらず...。
中:境港は平和な港町です。
右:鬼太郎に遊ばれるチビスケとカミサン。
(ちなみにカミサンは妖怪博士なる称号を持つ...らしい...。)



とにかく境港は、至る所妖怪だらけです...。



妖怪が好きな方、一度境港を訪れてみるのはいかが???




境港になんか妖怪?

2007年05月12日 17時33分36秒 | 
キャッチコピーには弱い。
「なんか妖怪?」なぞと挑戦的な文字が躍るとついつい行きたくなる。
広告代理店は人の心理をよく読んでいるもんだと感じてしまう。

っちゅうわけで、朝から家族で境港へ。
松江からはせいぜい車で30分。
境港は、GW中、同じ鳥取県の鳥取砂丘よりも人出が多かったというから驚きである。
まっ、映画が上映中ということもあるのだろうが...。



定番どころの妖怪。
昔はこの銅像が根こそぎ折り取られるなどの
B級記事が新聞紙面を踊ったが、最近はないようだ。



変わったみやげ物も数多い。
歩いているだけで結構楽しめますよ。



境港の妖怪ファッション!
一反木綿が悪そうです...。
薬局もご覧のとおり。



何だか痛々しいです...
たぶん、キュー○ー人形?


大山山行~三鈷峰→剣ヶ峰~

2007年05月12日 00時12分09秒 | 山・山・山
既にGW中の話で恐縮であるが、大山山行の続きである。

今回のコースは、テン場(下山キャンプ場)から三鈷峰。
そして大山の最高峰「剣ヶ峰」に至るコースの往復である。

相変わらず、前の晩に呑んだ酒が抜けないままのスタートであった。
午前7時頃には出発したが、宝珠尾根のアップダウンに苦しめられ
およそ2時間かけて三鈷峰に到着。

         
*左:自分、右:友人(随分と悪そうな顔になっちもうた...すまん)

三鈷峰からは、大山の北壁を望むことも出来ない。
しかし、風はなく、コンディション的にはまずまずであったことから
大山最高峰の剣ヶ峰を目指す。


           

実はこの剣ヶ峰、大山の最高峰でありながら縦走路がかなり危険ということで
若干、標高の低い西側のピーク「弥山」に大山山頂の座を奪われている。
剣ヶ峰に至るには3つのルートがあるが、
その中で東側の三鈷峰から向かうルートが比較的安全なルートとされている。


         


しかし、古い火山活動で出来たこの大山。
主稜線の岩石はもろく崩れ易く、場所によっては
かなり危険なルートとなるところもある。
剣ヶ峰を目指すのは、5年ぶりぐらいになる。
サークルの先輩たちや同じ学部のメンバーで登ったり
一人で何回か登りにいったりしたものだが
そんな昔を時折思い出しながらも慎重な登山が続く。


       
*大山最高峰の碑、裏は遭難碑、上は方位盤となっている。

ようやく到着した剣ヶ峰であったが、期待された360度の展望は望めなかった。
しかし、お互いに数年ぶりに剣ヶ峰に登った事は、
昔、アウトドアに夢中になっていた時代を思い起こさせ、
十分に満足できるGWの一日となった。



剣ヶ峰の頂上碑から弥山(大山山頂)方向を望む。










思わぬ贈り物...。

2007年05月11日 23時11分17秒 | 
今週、思いもしなかった贈り物を頂いた。

「焼酎!」とおもいっきり記された直方体のダンボールからは
まさに焼酎が出てきた。しかも一升瓶。

送り主は、今年3月、ひょんなことから一緒に大山に登った
キムチさんからであった。

何でも沖縄本島の北部にある「与論島」へ家族旅行(羨まし過ぎです!)に出かけ
そこで気に入った黒糖焼酎を送って頂いたようだ。
地図で見ると随分小さな島のようだけど、
焼酎の醸造所があるのに驚く一方、
さすが南国!などと感じ入る。

一緒に「原材料:海水」の塩も同梱されていた。

元来、酒好きの自分。
塩をなめなめ、夜な夜な楽しませてもらっています。

ごっつあんっす!キムチさん。

しかし、4泊の家族旅行!羨ましい~。


          

うっ!痛!

2007年05月06日 22時35分14秒 | スポーツ
GW中の大山山行のことをまとめねばと思いながらも
GW最終日のきょうは、職場対抗のバドミントンの大会に参加。
会社のバドミントン部、野球部、スキー部に所属しながら
支社での勤務が続く中、すっかり幽霊部員と化している。

それでも、時には参加せねばと5年ぶりにバドミントンの大会にエントリーしたわけだ。
5年ぶりにしては、思ったよりシャトルが拾えると感じられるが、
3試合おわったところで1勝2敗。

せめて最後の試合で勝利し、勝率5割を維持したいなどと淡い欲望を抱きながら、
第一セットがマッチポイントになった時、「こと」は起こった。

ジャンプしてスマッシュした後の着地で「グキッ」
思いっきり左足をひねったあと、鈍い痛みが...。
急遽、試合を棄権しちまいました...
自分にも情けないが、チームメイトと対戦相手にも申し訳ない形になった。
念のため、病院に行くが、「捻挫」っちゅうことで片付けられた。

明日から仕事なのに、足を引き摺る歩行が続きます...

しかし、自分のイメージどおりに体が動いてくれない年代に差し掛かりつつあるんだろうか?
最近、自分の周辺(同年代ね)でもアクシデントが多いし...ハァ...。

GW唯一のイベント。

2007年05月05日 23時11分50秒 | 山・山・山
GWに田植えだと騒いだものの、
ちゃっかり夕方には山に行っちまいました

学生時代の友人が急遽休みがとれたらしく
広島からわざわざ大山に登りに訪れてくれのである。山陰に到着は夕方。
田植えで泥にまみれた自分は、着の身着のままで
テントとシュラフを積んで、いざ大山へ。
大山のテン場で一泊し翌日山頂を目指す予定である。

ちなみにテント泊は、5年ぶりにもなる。
10年前の学生時代に買ったままろくにメンテナンスもせずに過ごした
テントが本当に張れるものか不安ではあったが
多少かび臭いだけで大きな汚れも穴もなく快適な夜が過ごせた。
もちろん、テントの価値など降雨、降雪、強風下において
はじめて真価が問われる類のものであろうが...。

久しぶりにテントを張ったので、某アウトドア系雑誌をイメージして自分のテントを激写。
このテントの前にアウトドアウェアに身を包んだヒゲのオヤジと若い女性が
炊き火を囲んでいれば、某雑誌の表紙を飾れるだろうなどとくだらない話の数々や
学生時代の思い出話は尽きることなく大量のビールとともに夜が更けていく...。


翌日朝5時...。
テント泊した森の中で小鳥のさえずりの声が徐々に大きくなる。
空も白んできた。

アカゲラがブナの幹を突き始めたところで
ようやく二日酔い気味の重い体を起こす。
テントを忘れ、野外でそのままシュラフ泊した友人は
朝から携帯で気象情報を集めている。
何度か一緒に山に登ってはいるが、時代は確実に変わってきている。
朝からレトルトの親子丼と中華丼をたいらげ、大山山頂を目指す5月4日。


左:友人 右:自分。野外の朝は心地よいです。