yetiの浮雲日記

写真と文字で綴る他愛のない日々。

リハビリ山行③

2012年05月14日 23時00分34秒 | 山・山・山
午前1時ごろ。
大山山頂の山小屋には、時折登山者が訪れる。
木製の扉がゴトゴトと音を立てて鳴るたびに浅い眠りから目が覚める。

午前4時。
湯を沸かし、コーヒーで一息ついた後、
ご来光を拝みにいそいそと小屋を後にする。

空は、徐々に赤みを帯びていて
山頂付近には、既に登山者が陣取り、自然が織り成す風景に見入っていた。

        





家族に無理行って来たかいがあった!
心底そう思うと同時にカミサンに感謝です。

夏山登山道から元谷コースに降り、大山を振りかえった。



次、いつ登れるのかはわからないが、
再び訪れたいと改めて強く思ったのである。



余談だが、大山寺参道に足湯の施設が出来ていた。
オープンは、来春らしいが、下山後の登山者には間違いなく喜ばれるであろう。
その時期には、また訪れたいところである。

リハビリ山行②

2012年05月14日 22時30分50秒 | 山・山・山
昨日の記事で判る人には判る山、
鳥取県の大山に学生時代の連れyahhoi氏と登ってきました。

リハビリ山行なので、勝手知ったる山を選びました。
なにせ子どもの頃から馴染みのある山なので,,,。
でも、当ブログで振り返ってみると直近の大山山行が4年前...。
随分とご無沙汰のご対面と相成った。

       

最近、入手した念願のグレゴリーのザック(トリコニ60)を背負って
コースは、一般的な夏山登山道のピストンです。



西日本最大級のブナ林が強い日差しを遮ってくれる中、歩を進めます。
涼しい風が吹き抜ける気持ちの良い登山ではあったが、
ザックに収容された、水1.7L、ビール&焼酎1.4L、カメラ2台(XZ-1&TX-5:デジ一は今回も断念)、
三脚、シュラフ、雨具、フリース、コンロ2台(トランギアとプリのビヨン)、ガス&燃料用アルコール、
コッヘルにキムチ鍋の材料etc...。
肩にずっしりと食い込む重さに徐々にくじけそうになります...。

       

ようやく、到着した6合目で、荷を軽くしようとあやうくビール呑みそうになりました。(笑)

       

時折、雪の残る登山道を進み登山開始からおよそ2時間で山頂に到着。



運動不足と日々の不摂生が確実に体力を落としています...。(汗)



       

       

晩飯を作るまでの間しばし山頂付近で散策。
天候に恵まれたので、山頂からは弓浜半島も望めます。

      

山小屋に戻って、キムチ鍋作り。
多大なる時間と経費を費やして作ったトランギアの風防は、
鍋に塞がれたことによる酸欠で不完全燃焼,,,。(涙)
更なる改良が必要であることがわかりました,,,。




ザックに重くのしかかった水とアルコールを大量消費して
ようやく暖かいシュラフへ。

山頂付近気温0度の夜は、刻々と更けていくのであった。




風防作り

2012年05月12日 00時50分00秒 | 山・山・山
以前にも何回か書いたのであるが、
アウトドアギアの中で火器は一番好きなギアである。

これまでオプティマスのスベアを愛用していたのであるが、パーツ交換を怠っているうちに、
アルコールバーナー(トランギア)に浮気してしまいました。(汗)



先日、ご近所の山でデビューさせたのであるが、
友人や巷の情報で聞いていた以上にアルコールバーナーが風に弱い事を痛感させられた。(汗)

スベアのパーツを買おうとも思ったが、アルコールバーナーの「静かさ」。
周辺の環境を騒音で穢さない実に控えめな燃焼と消し飛びそうな炎に妙に愛おしさを覚えてしまい、
何とかその脆弱なポテンシャルを引き出せないものかと考えていたのであるが,,,。

ネットで調べていたら、風防を自作している人がとても多い事を知った。
そのうちある人の風防作りを参考に真似して作ろうと思い立ったのである。



その日の内に100円ショップでボウルを2つ買い。
ホームセンターで手動ドリルと金工用のドリル2本、ヤスリ3種、ポンチを買いそろい、
引きこもりのGW中に工作に着手したのである。



ボウル2つにトランギアの収まる穴を手動ドリルで開け、空気の取り込みの穴を
ボウルの側面に4mm径と6mm径の穴をこれまた手動ドリルで開け、バリをヤスリで削り落とした後、
同僚の旦那所有の電気ドリルを借りて仕上げのヤスリがけ。



たった3行の行程だが、ほとんど人力でやったので、
無駄に時間かかっています,,,。(汗)

結果、ストームクッカーを買えば良かったとやや後悔するような
経費と時間を費やしたが、まっ仕方がない,,,。(汗)

2つのボウルの底を重ね、スポッとトランギアをはめれば、何ちゃって風防の出来上がりです!
とりあえず、風の強い日に火を付けてみたところ、
風防効果は少なからずありそうなので、いずれ実地試験をしてみよう。

     

山に入りたいと、再び強く思うのであった,,,。






鯉のぼり

2012年05月12日 00時42分57秒 | 歳時記
月曜の晩、業界の先輩方と麻雀しました。
楽しい麻雀タイムを終え、近くのコンビニで買った缶ビールを飲みながら
とぼとぼと歩いて帰っていたところ、
自宅近くの歩道上で倒れている男性の姿が???

スーツ姿でシャツがはだけ、大の字で仰向けに倒れていたその男性、
身長は190cmはあろうか?体重も90kgは近い大柄な実に恰幅の良い若者。
しかし、目は閉じたまま顔面蒼白です...。(汗)
暗い夜道で寸前までその姿に気が付かなかったので正直おったまげました!
予期せぬ大男のしかも生命反応も定かでない状態に酔いと眠気は一気に覚め(大汗)、
直ぐに駆け寄りました!

「アンタ、大丈夫かや?どげしたん??」呼びかけるものの何ら応答がありません。
外傷はない様子でケンカとかではなさそう、、、。
でも、頭を打っているかもしれないので、身体を揺するわけにもいかない。

酔いつぶれただけなんだろうか?もしくはド○ッグ?起きて半狂乱にでもなったら、
この大男をよう取り押さえられん...。
いろんなことを考えていたら、すっと暗がりから男性(近くのタクシー会社の運転手さん)が現れ、
「一応、息はしとる。119番にも連絡したんだが、いつまでたっても来んだが...」
聞けば、救急車が来るまでその場におってくれといわれたそうで、ほとほと困った様子。
顛末は気になったものの、1時近いので居ても何ら手伝えない自分は、気の毒な運転手さんを残して自宅に帰りました。
あの若者は、大丈夫だったんだろうか?気になるところですが、いつものごとく全く関係ない話。

ゴルフ2発以外特に予定のないGWに突入し、自宅に引きこもっていたのであるが、
子どもの日を前に「鯉のぼり」を見に行った。
我が家は、マンション住まいなので、鯉のぼりを飾る事はおろか市内では見ることも稀です。

去年と同じ場所に見に行くことにしました。

地区の人々が集めた鯉のぼりは20尾はあっただろうか?
ロープを川に渡し吹き流してあったのだが、風も適度にあり実に優雅に時に雄々しく泳いでいます。

       

5月の風物詩、新緑の時期を強く感じさせてもらいました。

しかし改めて思ったのは、鯉のぼりを掲げる家が減ったこと。
市内は住宅事情で仕方ないとしても、田舎でもあまり見かけなくなりました。

近所のおばちゃんと話をしたところ「鯉のぼりを上げーと、学資保険やら何かと勧誘が来るけん、
最近は上げんとこが多いらしーいで」とのこと。
その説が正しいのかは解らんが、そんなことも一因であるのなら実に寂しいと感じるのであった。


男旅③

2012年05月05日 18時07分32秒 | 
GW真っ只中であるのに、東京の桜とは、お間抜けな話であるが、
当記事の季節は、4月上旬である。(笑)
でっ、東京2日目。

       

朝から世田谷の妹夫婦宅周辺を散策してみる。
近くに学校があり、桜並木がきれいであった。

       

妹夫婦の自宅に戻るため階段を上っていると、
昨夜行った東京タワーと東京スカイツリーが見えた。



妹夫婦宅に戻ると、息子は既に起きていて
妹とホットケーキを作っていた。

今日も長い一日が始まる,,,。
「私たちも一緒に行こうか?」内心そんな言葉を期待していたものの
そんな言葉が、一向に出てこない妹夫婦に見送られ上野へ。(涙)
息子を預けて、神田あたりでアウトドアショップめぐりをしたかった...。(泣)

渋谷から上野まで地下鉄で行きたかったのであるが、
山手線に乗りたいという子どもの希望に渋々山手線ホームへ。

しかし、ここでも特急見学に1時間ほど付き合わされました...。↓

       

広島で見られないパンダを見る為だけに
上野に行ったのであるが、季節は桜満開の時期。
正直、後悔しました...。



もみくちゃにされる上野駅↑

       

大渋滞の桜並木...。↑



動物園の入場券に並ぶ人...。

ようやく入園したものの、パンダは、55分待ち↓

       

ようやく見たパンダは、、、↓



愛想なしです...。

気を取り直して他の動物を見学します。


     
     


しかし、息子が一番喜んだのは,,,↓


       
園内を走るモノレールと動くアナコンダ。

       

東京スカイツリーがちょっとだけ見れたのは、良かった!

大方予想していたとはいえ、結局自分は缶ビール以外物欲を満たすこともなく
東京旅を終えたのであった。(涙)

でも、息子にとっては、大興奮の2日間だったので良しとするか?

       


男旅②

2012年05月05日 15時10分10秒 | 
東北新幹線で再び東京に戻り、向かった先は芝公園のあたり。
東京タワーを間近で一度も見たことがないので、
自分のリクエストで夜の東京タワーに行きたかったのである。
この旅唯一の自分の希望です。

妹夫婦と合流して東京タワーの見えるレストランで食事した後、一緒に東京タワーまで。
増上寺の横を抜けて歩く事およそ5分。

       

近くのホテルの窓にも東京タワーが映っていて、否応がなく胸が高鳴ります。(笑)

そして念願の東京タワー!

       

スカイツリーが旬であるが、東京タワーの鉄骨むき出しの姿は、
昭和の高度経済成長の時代を象徴するようで何となく心にジーンとくるものがあります。

       

ぎゅうぎゅうのエレベーターで第一展望台へ。
高層ビル群を眺めながら1周。



定番の下が見える床は、息子も自分も両足を乗せることが出来ず。
2人とも高所恐怖症なのです...。



待ち時間55分だったので第2展望台は、パスして
今回の旅唯一の自分の希望観光地は終わりました,,,。

疲れきっていた息子は、妹夫婦宅で再び覚醒してしまい、
興奮しつづけた初日の出来事を逐一まくしたてて
初日の夜は更けていくのであった,,,。




男旅①

2012年05月05日 14時37分37秒 | 
GWの前半、山陰でゴルフしました。
前半56で回り、今回も110前後で着地か?とやや凹んでいたものの
後半は、45と自分にとっては思いのほか良いスコアにテンション上がっています。(笑)

それはさておき、以前もご報告しましたが、1月に次男が生まれました。
嫁は、どうしても次男に付きっきりになるので、長男がストレスを感じているのではないか?
そんなことを感じ、4月の上旬に長男と旅に出ることにしたのであります。

最も、上記内容は、建前であってただ単純に自分が旅に出たいだけであったのは言うまでもありません。(笑)

息子にどこに行きたいか尋ねると即座に「東京!」
「東京で何するだ?」の問いには、「はやぶさを見て、つばさをみてこまちをみて,,,etc」との回答。
要は、見たことない鉄道車両を見る事が最大の目的らしい。いまさらだが、息子は生粋のテツなのである,,,。(汗)


5歳までは、新幹線の自由席がタダらしいので、飛行機に乗りたいと言う息子の要望は軽くスルーし
新幹線で広島~東京を往復する事にしました。
宿については、世田谷に住む妹夫婦宅に転がりこむ事にしました!(迷惑な話だが...)



始発ののぞみに乗った息子。
「大阪駅でカニクレーンがおったよ!」「京都タワーが見えた!」などと
興奮気味に話すたびに日記を書いとりましたが、
前夜から楽しみにしていた富士山については見逃したようです。(笑)

       

始発に乗ったので、東京駅には、10時過ぎに着いたのでありますが,,,。



今まで本でしか見たことのない東北新幹線の数々に↓

    


新幹線が入線するたびにホームを幾度となく上り下りさせらました,,,。(汗)


新幹線見学におよそ1時間半。ようやく東京駅を出発し、向かったのは大宮。
ここには、数々の車両を展示する鉄道博物館があります。

       

子どもテツには、たまらない展示なようで走り回っておりましたが、
しばらくすると屋外の遊具で,,,↓

       

いつもの公園遊びに興じる息子を見るにつれ
ぜんぜん旅に出た実感が湧いてきません...。(汗)

鉄道博物館の呼び物。


            

蒸気機関車を転車台で回すときに、汽笛が鳴らされるのだが、
その強烈な音におびえ...↓

       

結局、見学しませんでした,,,。

朝6時に広島を出発した今回の旅。
疲れきった身体に鞭打って、息子を連れて次の観光地へ移動するのであった,,,。(汗)