すでに2ヶ月以上前の話である,,,。(汗)
広島カープの新しいホームスタジアム、「新広島市民球場」に出かけた。
この日は、地元放送局の主催で「鯉まつり」と題した完成記念イベントが開催されるのだが、
根っからの広島ファンである友人が都合でいけなくなったということで、
その観戦チケットが手元に回ってきたのである。
【新スタジアム周辺のマンホール蓋はこ~んな感じ。観戦ムードを盛り上げます!】
楽しみにしていた友人の怨念であろうか?(笑)この日は、あいにくの雨。
しかもかなりの大降りであった...。
JR広島駅からスタジアムまでのおよそ800m、ビニール傘を手に歩く。
球場までの道すがら、マンホールには「カープ坊や」があしらっており
否が応でも観戦ムードが高まります!
何ともにくい演出だなぁと思いながら、広島市民の「夢の器」に向かう。
新しい球場は、内外野天然芝。両翼は旧市民球場より10m以上広くなった。
球場を一周出来るコンコースには、旧市民球場の倍以上の飲食ブースが並び
まさに野球以外でも楽しみを見出せそうである。
この日は、新球場とイベントを楽しむことで終わった。
以前の球場は職場から近かったこともあり
ちょこちょこと観戦を楽しんでいたのだが、新球場は職場からも離れ、
そうそう来れんだろう...。少なくともこのときはそう思っていた。
しかし、意外と観戦を楽しむ機会があり、すでに新球場で4戦楽しむことが出来ている。
そのうち1回は「ただ見」である。
実はこの球場。レフト側に「ただ見」スペースがあるのである。
もちろん全ての試合展開が分かるほどの情報を与えてはくれないが、ここが意外と楽しい。
開幕頃は、チケットが入手出来ないファンで溢れまさに肩を付きあせた
応援が繰り広げられ試合展開に一喜一憂するのだが、
ただ見のコーナーには一種独特の空気が生まれ、濃い一体感が生まれ
何ともいえない「昭和」の匂いが感じられるのである。
新球場が誕生し、何もかもが新しくなったが、少なくともこのゾーンは
旧球場の匂いを感じさせる数少ないホットゾーンである気がして
心地よい余韻を残し帰宅することが出来た。