続・弓道の極意

私が一生をかけて極めようとしている弓道について、日々の気づきを積み重ねていくブログ

竹弓を二張り持つ理由

2010年12月10日 | 積み重ね
最近めっきり寒くなり、竹弓が強く感じられる季節になった。

昔から竹弓は二張り以上もつのが良しとされる。それは、夏と冬とで強さが1~2キロぐらい上下するからである。

それを気にせずそのまま引いていると、冬で体が硬くなっているうえに、弓が知らずに強くなっているから、背中や首の筋を痛めてしまうのである。

たとえキロ数が変わらなかったとしても、引き心地が硬くなってきたら無理をせず、数キロ落とした弓を使うとよい。

私の弓もそろそろ替え時である。

半年頑張った弓を弓巻に包むとき、感謝の気持ちとともに今年も一年終わるのだなぁとしみじみ感じる。