これまで何度も詰合いの重要性について述べてきているが、六部の詰めの中でも射形に最も影響する部分がある。それが肩の詰合いである。
これは、六部の詰めの中で最も身体(からだ)に近く、身体が射における幹(みき)となることを考えれば当然である。
そこで、肩の詰合いについて考えてみたい。
肩の詰合いで最も大切にしたい感覚は「下ろす」感覚である。実際、人が自然体で立っているとき肩は下がっているが、少しでも力を入れる(力む)と肩は上がる。(腕が肩を支点に身体からぶら下がっているため)
したがって、詰合いのように伸ばす筋肉、伸筋を使いたいとき、肩は「下ろす」ようにすることが肝要だということだ。
このことは「下ろす引分け」と、とても相性がよい。つまり、大三で弓手、馬手の詰合い(伸びていること)を確認したら、そこから肩を下ろすようにして、腕全体を下ろしてくればよいのである。
これができるようになると、多い人では10センチくらい矢束(やづか)が伸びる場合があるので、ぜひ実践して欲しい。
これは、六部の詰めの中で最も身体(からだ)に近く、身体が射における幹(みき)となることを考えれば当然である。
そこで、肩の詰合いについて考えてみたい。
肩の詰合いで最も大切にしたい感覚は「下ろす」感覚である。実際、人が自然体で立っているとき肩は下がっているが、少しでも力を入れる(力む)と肩は上がる。(腕が肩を支点に身体からぶら下がっているため)
したがって、詰合いのように伸ばす筋肉、伸筋を使いたいとき、肩は「下ろす」ようにすることが肝要だということだ。
このことは「下ろす引分け」と、とても相性がよい。つまり、大三で弓手、馬手の詰合い(伸びていること)を確認したら、そこから肩を下ろすようにして、腕全体を下ろしてくればよいのである。
これができるようになると、多い人では10センチくらい矢束(やづか)が伸びる場合があるので、ぜひ実践して欲しい。