帝劇エリザベートを見てきました。
エリザベートは涼風真世さん。トート閣下は山口祐一郎さん。
涼風さんのエリザ、なかなか新鮮な発見があって面白かったです。ちょっとクセのある歌い方だけど、芝居心が生きていて、演技の方向性というか、エリザの心情の出し方は今までで一番的確だと思いました。
田舎育ちのお嬢さんが閉鎖的な宮廷に嫁いだ感じとか、良く演じてたし、それに対して年取ってからの雰囲気が対照的で変化が上手く出てたと思います。
山口さんはスマートになりました？動きがちょっと改善されたかも。ファンの贔屓目かもしれないけど。歌ものびのび歌ってた気がします。なかなかカッコ良くて素敵でした〓
歌は「私が踊る時」と「夜のボート」がとても良かった！エリザとトートのぶつかり合いが緊張感あって素晴らしかったし、夜のボートは押さえた雰囲気が歌と背景の美しさに相まって最高に良かったです。
ただ涼風さん、1幕では演技し過ぎ？な面もあったかも。でも山口さんの大げさチックな動きとバランスが良い気がしました(爆) 似た者同士？(笑)
あと、オケの音が小さく、全体的な迫力がなかったのが残念。もしかして、もう一組のエリザ、トート仕様になってるんでしょうか… アンサンブルももう少し人数いた方がいいと思うし。
緊張感と迫力あるエリザベートが聞きたいなぁ…
