今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

バルジャンは山口さん

2005-04-24 12:52:47 | musical
4月21日木曜日 帝国劇場 「レ・ミゼラブル」 ソワレを観て来ました。
配役は バルジャンに山口祐一郎、ジャベールに今拓哉、マリウスに泉洋平、ファンテーヌに井料留美、エポニーヌに笹本玲奈、そしてアンジョルラスに坂元健児

なんだか人数少なくないですか? バリケードも少し小さくないですか?
最後までそんなことが気になってしまいました。
最初の囚人が引かれてくる場面、山口さんの大きさが目立ってしまって、健康優良児の囚人だなあ…と。
きっとアンサンブルさんはアンジョルラスに合わせて選ばれていたんでしょう。全体になんだか人も物も省エネの舞台になってしまったなあ、という印象でした。
でも、歌はやはり感動でした。特に山口さんのバルジャン。今まで何かと歌はいいが芝居の点ではイマイチ、という評価が多かったように思いますが、今回のバルジャンはひと味もふた味も違う気がしました。
最後を迎えてろうそくの灯に写る山口さんの顔。美しい!の一言です。そして声が相変わらず澄んでいてキレイ!久しぶりに山口さんの声を堪能しました。
話しがちょっと変わりますが、劇団四季退団後の舞台で頑張ってるなと思えたのは、「M!」のコロレドと今回のバルジャンかな。ファンの人からすれば、何てことをいうの!などど怒られそうですが…。
これでもファンなんです。わたし。
山口さんは本当に歌が上手い。だから本気(?)で歌ったらもっといいのになあ、と思うこともしばしば。
やはり相手の歌の力量を考えつつ、適度に歌ってるかなということもあるのではないのかな、と思ってしまうのです。
今回は演技に感情がちゃんとこもっていたし(今までこもっていなかったわけではないが、今まで以上にということで)、深みが増していて、ちょっと見直しました(笑)。

ところで、帝劇に足を踏み入れたのは、昨年12月の「SHIROH」千秋楽以来でした。
泉洋平さんも出ていて、どうしてもゼンザを重ねあわせてしまったり、舞台のセットがこうだった、ああだったとか、何といっても中川君のシロー姿(そんな言葉ある?)を思い出してしまって、もう4ヶ月近くもたっているのに今だに「SHIROH」を引きずっている自分に改めて気がつきました。

でも、7月からはまたこの舞台で中川君や山口さんを観られると思うと、待ち遠しくてしかたありません。







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