歌集 林檎の感触 | |
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5月10日の「教育社会史」ゼミは日本社会党の設立過程だった。なるほど戦前の東条嫌いの野合集団だったのか。というのが出自から分かる大衆政党日本社会党の体質だ。何しろ鳩山や河野一郎から声をかけられ、有馬や徳川に近づくなど、不可思議な面を持っていた。鳩山、河野、有馬というぼんぼんの社会運動における位地というのもなかなか興味深いものである。それと社会党にとってぬぐえないのが、戦前に於ける立ち位置と戦争協力という踏み絵だ。そして国体護持、天皇制賛美ということも彼らの根っこには流れていたことも忘れてはならない。戦後史の根っこにあるもの。これを模索してみようではないか。そうすると単純に君が代日の丸をめぐる確執は見直されねばならないだろう。
一つは日教組(もしかして革新派)の側から、もう一つは右翼の側から。