新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

オリエンテーション

2005年04月08日 18時14分01秒 | 管理・運営
 今日は大学院のオリエンテーション。10時から学府の入学式、ひとこと副研究院長としてあいさつをする。人間環境学府なのだから、学問領域を超えた研究をしていこうと訴えた。研究というのは所与の研究分野があるのではなくて、ある問題についていろいろな方法や何やらを活用してアプローチしていく作業だ。だから○○学的研究なんてものはありえない。あったとすればアプローチの方法を示すだけで、私は物事の一面しか見てませんよ、と言っているに過ぎない。教育社会史研究室にいるからといって、私たちは教育という事象から切り離されて存在しているわけではない。あくまで教育史という方法論が得意な人間が集まっていると考えるべきで、対象としている問題(教育)は他の領域で研究している人々と変わらないのだ。だからたの研究領域・分野で研究している人と議論できないのは自分の研究もろくにできない奴だと言われても仕方がない。
 11時から教育システム専攻のオリエンテーション。教員の自己紹介では歴史研究のような基礎研究の重要さを訴え、また教務委員としての説明では学際性の必要性を訴えた。それにしても何で教務委員なんだろう。
 お昼はmarronさんと哲学のTセンセとホテルレガロのレストランに行った。ここのスペシャルランチは1000円だが、肉料理一品、魚料理一品、スープ、サラダ、デザート、ドリンクまで付いている。味もまずまず。とってもリーズナブルなのだが、いかんせんがら空き。客が少ないのだ。待つことが無くていいのはありがたいが、経営が心配になる。
 午後は某研究所の事務打ち合わせ。そして夜は社会人大学院のオリエンテーション。ホントによく働くよ。