「戦後革新勢力の誕生と戦後教育労働運動史の再検討」をテーマとして、文献購読とそれぞれの調査研究を行う。
戦後教育は戦後民主教育と称され、独立後のいわゆる「逆コース」から55年体制による対立構図が戦後教育の矛盾となっていたと言われる。しかし、そのような枠組みがむしろ戦後教育を歪めてみていた可能性もある。冷戦構造の崩壊とともに55年体制も崩壊し、旧革新勢力の衰退と自由民主党政権時代の終焉という現代の政治及び教育状況に於いて教育はどう変わらなければならないのかを考えるためにも、戦後教育史を55年体制の一方の極である「革新勢力の誕生」と「日教組運動の台頭」を見直す試みを行ってみる。
テキストとして法政大学大原社会問題研究所五十嵐仁編『「戦後革新勢力」の源流』大月書店及び『日教組十年史』を叩き台に問題を深める。おおよその進め方は以下の通り。
①戦後社会運動の出発 (『「戦後革新勢力」の源流』第1章)
②戦後日本共産党の公然化・合法化(『「戦後革新勢力」の源流』第2章)
③日本社会党の結成(『「戦後革新勢力」の源流』第3章)
④戦後労働運動の出発(『「戦後革新勢力」の源流』第4章)
⑤敗戦までの教育運動(『日教組十年史』第1章)
⑥敗戦、全教協と教全連(『日教組十年史』第2章)
⑦日教組の結成(『日教組十年史』第3章)
⑧塩原大会の転換(『日教組十年史』第4章)
⑨朝鮮戦争下の日教組(『日教組十年史』第5章)
⑩平和四原則の旗を掲げて(『日教組十年史』第6章)
⑪サンフランシスコ条約以後(『日教組十年史』第7章)
⑫教育二法反対闘争(『日教組十年史』第8章)
⑬学生運動の再出発とその展開(『「戦後革新勢力」の源流』第7章)
戦後教育は戦後民主教育と称され、独立後のいわゆる「逆コース」から55年体制による対立構図が戦後教育の矛盾となっていたと言われる。しかし、そのような枠組みがむしろ戦後教育を歪めてみていた可能性もある。冷戦構造の崩壊とともに55年体制も崩壊し、旧革新勢力の衰退と自由民主党政権時代の終焉という現代の政治及び教育状況に於いて教育はどう変わらなければならないのかを考えるためにも、戦後教育史を55年体制の一方の極である「革新勢力の誕生」と「日教組運動の台頭」を見直す試みを行ってみる。
テキストとして法政大学大原社会問題研究所五十嵐仁編『「戦後革新勢力」の源流』大月書店及び『日教組十年史』を叩き台に問題を深める。おおよその進め方は以下の通り。
①戦後社会運動の出発 (『「戦後革新勢力」の源流』第1章)
②戦後日本共産党の公然化・合法化(『「戦後革新勢力」の源流』第2章)
③日本社会党の結成(『「戦後革新勢力」の源流』第3章)
④戦後労働運動の出発(『「戦後革新勢力」の源流』第4章)
⑤敗戦までの教育運動(『日教組十年史』第1章)
⑥敗戦、全教協と教全連(『日教組十年史』第2章)
⑦日教組の結成(『日教組十年史』第3章)
⑧塩原大会の転換(『日教組十年史』第4章)
⑨朝鮮戦争下の日教組(『日教組十年史』第5章)
⑩平和四原則の旗を掲げて(『日教組十年史』第6章)
⑪サンフランシスコ条約以後(『日教組十年史』第7章)
⑫教育二法反対闘争(『日教組十年史』第8章)
⑬学生運動の再出発とその展開(『「戦後革新勢力」の源流』第7章)