八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

「八尾北をつぶせ」と、市長に迫る共産党を絶対に許すな!

2009年12月14日 | 労働運動
2009年12月14日付け労組ビラを掲載します。

「八尾北をつぶせ」と、市長に迫る共産党を絶対に許すな!


 共産党・谷沢議員「八尾北の売却が一番望ましい、だめなら市長は契約解除を貫け」(4日、本会議)

共産党・谷沢議員は、12月4日、八尾市議会本会議2日目の個人質問で「契約書に基づき、土地建物の鑑定を速やかに行って、昨年3月議会の執行部答弁通り、有償譲渡(=売却)に向けて協議を進めるべき」と市長に迫った。
 怒りなしに聞くことができない。「昨年3月の執行部(=八尾市)答弁」とは何か。「双方が協議して決める」という契約を踏みにじり、八尾市が一方的に八尾北の売り渡しを決め、それを議会という正式の場で「八尾市の方針」として打ち出した絶対に許すことのできないものだ。
 共産党は、この答弁通り「鑑定を早くやって売却しろ」とけしかけている。
 これほどあからさまな八尾北つぶしがあるか!
 さらに、「土地建物の鑑定をさせないとなれば、契約解除の条件が整う。八尾市は断固とした態度を貫くべき」と、今すぐ私たちを追い出せと迫った。これは、八尾市が私たちに送りつけてきた10月13日文書「契約違反、契約解除」とうり二つだ。
 田中市長はすかさず「しかるべき準備をする」と答えて茶番劇を演じた。ふざけるな! 
 契約書は、八尾北を「診療所・介護保険事業の用途に」使うこと(第4条)、診療所・介護保険の「用途以外に使用したとき」に契約を解除(第14条)となっている。何が「契約違反、契約解除」だ! 「100%~200%こちらが正義」だ!
 私たちは、八尾北医療センターの開所以来27年、前身の幸生診療所以来43年、地域住民と共に人生をかけて地域医療をやってきた。とりわけ自主運営を勝ちとってのこの5年間は、他のどんな力も借りることなく、労働者の誇りと団結だけを頼りに診療と介護を一日も欠かすことなくやりぬいてきた。
 ボロボロになった建物を押しつけ、「八尾市の持ち物」と言いながら修繕費も全部私たちに押しつけ、今八尾市と共産党が結託して私たちを追い出すなど絶対に許さない。正義は私たちにある!


「団結して闘えば勝てる!」
今こそ労働組合をよみがえらせよう

国労5・27臨大闘争弾圧裁判は、11月27日歴史的な勝利を勝ちとった。国家権力とJR資本、それと結託した国労本部が踏みにじろうとした国鉄1047名解雇撤回闘争を守りぬき、勝利の展望を切りひらいた。労働運動弾圧法の「暴処法」を粉砕し勝利した。
 「解雇されたら解雇撤回は当たり前」(1047名・北海道闘争団)という労働組合の原則を大恐慌ー大失業の時代に完全によみがえらせた。
 動労水戸は4波にわたるストライキを打ち抜いて、不当配転された組合員全員の要求通りの職場復帰・運転復帰を勝ちとった。わずか36名の組合でも資本と非妥協に闘い団結すれば勝利できることをさし示した。
 動労千葉は国鉄分割民営化と唯一ストライキで闘い、団結を守りぬいた。職場で反合理化・運転保安闘争を闘い、検修部門の外注化を8年にわたり阻止し労働組合の団結を守り、労働者と乗客の命を守りぬいている。
 「労働者は闘っても勝てない」連合や全労連組合幹部がまきちらす奴隷の考えは打ち破られた。あいつらは奴隷頭の自分の地位を守るために、労働者の決起を押さえつけている。こんなもの労働組合じゃない。
 労働者は団結して闘えば勝利できる
 

 共産党=「八尾市の不当支出をただす市民の会ニュース」のデマを暴く!
共産党  閉鎖時の退職金規定もないのに1.2倍の退職金が支出されたのは不当。

事実   八尾市は八尾北医療センター(運営委員会)を2005年3月末に八尾市の都合で閉鎖し、労働者全員を解雇しました。これを整理解雇と言い、八尾市職員の場合は1.6倍の退職金が支払われる規定があります。八尾北の労働条件は市職員に準ずるとなっており、八尾北労組は市との団体交渉で1.2倍の退職金を勝ちとりました。雇用責任は八尾市にあり、整理解雇時の割増退職金は労働者の当然の権利です。労働組合の当たり前の闘いです。

共産党  無担保、無保証人、無利子・・・優遇された条件で医療法人健進会に9000万円もの運転資金の貸付は不当。


事実  八尾市は2005年4月からの八尾北医療センターの経営を健進会に頼みました。その際1円の運転資金も渡さず、逆に運営委員会時の2005年2月と3月の診療報酬(=労働者が働いて生み出した)をも「火事場泥棒」のように取り上げました。診療は1日も途切れることなく継続されており、その診療報酬が引き継がれていれば運転資金を借りる必要などなかったのです。
 しかも私たちは9000万円を契約通り返済しています。
 さらに、八尾市は八尾北の「土地建物の家主」であるのに、ボロボロの建物の修繕費も全部私たちに押しつけています。
 

● 八尾北への反感をあおり、労働者同士を対立させ団結を破壊する共産党許すな。

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