八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

昨日(11月13日)の京都大学熊野寮への東京警視庁による襲撃的家宅捜索を徹底弾劾します

2014年11月14日 | 反弾圧
 昨日の京大熊野寮への不当な家宅捜索は、全報道機関が終日 色んな形で報道していました。

今回は、京都府警を飛び越えて、警視庁が機動隊もろともバスで、総勢160名で(報道は120名)行ったことが決定的です。  ニュースゼロでは「機動隊の盾に警視庁と画かれている」場面を、ニュース23でも「警視庁が120名態勢で」と伝えたことからもその異様さが明白です。

 これは、安倍政権そのもの、国家権力の中枢を直撃する闘いに京都大学の闘いが発展していると言うことです。

 12日の抗議集会で、学生たちは、「戦前の学徒出陣で4400人が戦場に引きずり出され、200名が戦死した。同じ歴史はくり返さない! 戦争か革命かの時代が目の前に来ている。この時にどっちの側で生きるのか! 同じような官憲の潜入があっても、それをどこでも摘発できるわけではない。この時代をつかみ、どんな弾圧に負けない、仲間を守り団結を守りぬく、その正義性と強さがあるからできた」と語っていました。

 

 
 3名の学生が不当逮捕された「11・2」銀座デモは、国鉄闘争を基軸に、労働者が労働組合の団結を武器に、全ての人々の「生きさせろ」の怒りの先頭で、怒りを束ねて立ち上がった行動でした。街頭からもたくさんの人が手を振って共感を示してくれました。
 この腐りきって崩壊している資本主義(「命より金もうけ」)、世界戦争にまでいきつこうとしているこの社会を、労働者・労働組合の団結、国際連帯で、根本から変えようと動き出しています。学生運動がその先頭に躍り出てきました。これこそ時代が変わるときに絶対必に要なエネルギーです。

 
 

 

 

 
 追いつめられているのは安倍政権そのものです。アベノミクスもろとも瓦解し、来週解散、12月14日総選挙に追いこまれました。
 
 11・2デモで不当逮捕された3名の学生の更なる10日勾留(21日まで)が決定されています。
 また、ずっと沈黙していた京都府警が、11・4について「正当な職務執行だった」と発表しました。

 ますます社会全体を巻き込む大闘争が始まります。

 ともに頑張っていきましょう。


  改めて、京都大学同学会と学生たちに送った八尾北労組のメッセージを再掲します。
 

  同学会と京都大学の学生のみなさんへのメッセージ

2014年11月7日
八尾北医療センター労働組合
執行委員長 藤木好枝

 公安警察を学内から追放した学生の団結した闘いは、11・2労働者集会の大成功に続く安倍打倒の号砲です!
 戦争と民営化・首切りと闘う全国の労働者・労働組合に勇気と感動を与えています。新自由主義への怒りは満ちあふれています。団結して闘いぬきすべてを奪い返すときがきた! 学生がその先頭にたっている! ここに勝利の展望がある!
 八尾北労組は学生の勇気ある断固とした行動に敬意を表します。
戦争反対!安倍打倒! 3学生をただちに釈放しろ! 共に闘いぬきます!
 



 
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