八尾北医療センター労働組合

藤木 好枝 執行委員長

「保育料がいくらになるのか?」にも答えられない こども子育て新制度 徳島医療福祉労組からの報告

2014年11月15日 | こども子育て新制度
徳島医療福祉労組からの投稿です。

10月28日と11月2日に開かれた徳島市役所での、こども子育て新制度の説明会でも、不満の声が続出しました。おかあさんたちは乳児をおんぶして、なかには前後ろ2人を背負った姿でえっちらおっちら階段をのぼって、本当に大変な様子で駆けつけてこられました。200人ぐらい。子どもたちの泣き声で騒然とした大会議室でした。

しかも、何人もが保育料がわからないと決められない、「2番目を産めるかどうか、考えているが、パートに出て保育園に行かせるのか、家にいて幼稚園にするか」など具体的な自分の家計の例をだして質問しても「保育料金は言えません。」の答弁の繰り返し。

徳島医療福祉労組としても、絶対反対のビラまきと、安全崩壊に対して絶対反対の発言をしました。(記事の写真でマイクを持っている藤田・徳島市理事は露骨に嫌な顔。その隣の実質的な司令塔の河野新制度準備室長・前保育課長は「500人規模の子ども園なんてあるんですか?聞いたこともありません。子ども園に株式会社は参入しません。」など答弁。)

一方で、自治労保育分会幹部=社民と共産党・全保 連は、「よりましな新制度」の要求、「子どもたちのために」にというだけで、労働組合としての対決は圧殺している状況です。

職場の保育士には、「もうやめたい」の声が3人に1人の割合で起きているアンケート結果が出るなかで、動労千葉派の職場での結合が焦点だと思っています。

韓国でセウォル号の遺族の親御さんや、生存者の女子高生の切実な悲しみと怒りを聞いた分、頑張ろうと思います。


 

 

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