昭和5年に神戸市の摩耶山の中腹に建てられた施設で、使われなくなって荒れ果てたあともその外観の美しさから全国のファンに「廃虚の女王」とも呼ばれている「旧摩耶観光ホテル」が国の登録有形文化財に登録されるとのニュース。2017年にひとり旅で訪れたことのある通称「マヤカン」であるが、その時は近くにも寄れず見ることも出来なかった。登録されればアクセスも整備もされるはずなので是非もう一度訪れたいものだ。
そして後日軍艦島の特集が放映されていた。こちらも2011年にひとり旅で訪れたことがある正式名称「端島」で私の廃墟好きに火をつけてくれた記念すべき島である。番組では通常見学者が立ち入れないコースが紹介されて、さらにドローンの映像に釘付けになる。ただこちらは保存自体が非常に困難で、朽ち果てていくだけらしい。
保存と荒廃・・・それもまた廃墟の運命である。ただ多くの廃墟は非常にあっけなく姿を消すので早く行く必要がある・・・と書きながら早く旅に出てぇ~な~と思う。