映画「ヴィーガンズ・ハム(2022年公開)」を観た。
【解説】肉屋の夫婦が繰り広げる人間狩りを描いたフランス発のブラックコメディ。結婚して30年になる肉屋の夫婦ヴィンセントとソフィーは、結婚生活も家業の経営も危機に陥っていた。そんなある日、店がビーガン活動家たちに荒らされ、ヴィンセントが犯人の1人を殺害してしまう。死体の処理に困ったヴィンセントは、ハムに加工して証拠隠滅を図る。しかしソフィーの勘違いでそのハムを店頭に並べると、思わぬ人気商品となり……。コメディアン出身のファブリス・エブエが監督・主演を務め、「私は確信する」のマリナ・フォイスが共演。
気弱な旦那と気の強い妻の対比が絶妙で、次第に妻がいい女に変わって行き、嫌な同業者の富裕層の友人夫妻が良いアクセントで加わる。
ブラックコメディは突き抜ければ突き抜けるほど面白く、最後の最後まで懺悔することのない奥さんに清々しささえ感じ、ラストまで笑いを誘ってくれた。ヴィーガンズ・ハムの美味しさにもちょっと興味があるようなないような・・・