9/29からスポーツ祭東京2013が開催される。今回は国民体育大会(国体)と全国障害者スポーツ大会の二つの大会をひとつの祭典として初開催される。
江戸川区でもラグビー・ローラースポーツ・ポートが開催されるのだが、その中でボート競技がすぐ近くの荒川特設ボートコースで会期前開催されると知り、ちょうど休日だったので「国体初観戦」しに出掛けて見た。自宅からは自転車でわずか10分程度である。平井大橋を渡っている途中で会場が見えてくる。
江戸川区の小学生たちが書いたと思われる各県ののぼりを眺めながら、選手専用のゲートを通り過ぎ、会場内へと入る。ちなみに東京での国体開催は54年ぶり3回目で、都内で国体のボート競技が行われるのは今回が初めてとのこと。
会場には各都道府県名が書かれたTシャツを着用した選手・関係者が行き交い、各地の言葉が聞こえてくる。立ち入り禁止の柵に寄りかかりながら、荒川を眺める。レースに出場するボートが次々と川上に向かって進んで行く。
今回の出場チームには東京都が4年前から2020年の東京五輪を視野に、ボートや自転車、ボクシング等の選手層の薄い7競技を中学生に体験してもらい、世界レベルの選手を育てる「ジュニアアスリート発掘・育成事業」の試みで、6名の高校生が出場するそうだ。
当日は時間が無く、また波が立っていたのでレースがなかなか行われず、わずか1レースだけの観戦(一人用)となってしまったが、 そもそもボート競技を見たことが無いので見方がよく解らず、遥か彼方でスタートし、ハープ橋をバックにあっという間に目の前を通り過ぎて行き、ゴールもどこか一着なのかも観戦場所からはよく分からない。またコーチたちが土手の上から自転車に乗り、あれこれと大声で指示している。土手から荒川までかなりの距離があるのでコーチもなかなか大変である。
各地から来られたみなさんはスカイツリーを喜んでくれただろうか?
10/8まで11日間、37競技(公開競技別途3)が76会場にて開催される(障害者スポーツ大会は10/12~10/14まで)。10/2(水)の定休日には江戸川区陸上競技場でラグビーが開催されるので、是非とも観戦しに行かなきゃと思う。