雷雨や大雨が続いた時の事。その日も降ったり晴れたりを繰り返していた。わずかな晴れ間に北口のオーナーさん宅へ向かう為、一応傘持参して新小岩公園を通り抜ける。行く途中ですでに雨雲がこちらに向かって来ていた。急がねば!
しかしこちらのオーナーさんはとてもお話好き・・・すっかり暗くなった空の下、急いで帰るが、公園入口でいきなり予告も無くいきなりドシャ降りの雨。傘を開く間も、軒先に避難する間もなく、周囲は真っ白になった。公園内のすべての軒下にはすでに雨宿りの人がおり、避難する余地も無く、公園を横断し、JRのガード下まで移動したが、到着した時点でずぶ濡れの状態で、ワイシャツは肌にピタリと引っ付いていた。
ガード下には数名の避難者たち。雨足はさらに強くなった。ただひたすら小雨になるのを待つのだが、どうも昔から「雨宿り」と言うのは落ち着かない。時間にして大した長時間ではないものの時間の経過がとても長く感じる。
でも雨で真っ白になった公園を眺めつつ、たまにはこんな時間の過ごし方もいいもんだとも思った。
有限会社やな瀬不動産