演芸ホールから今年2月友人に連れて行って貰ったアミューズカフェシアターへと移動した。
2月は「VIVA! 昭和歌謡カーニバル!!」と題してエノケン・笠置活躍の戦前・戦後から高度成長期前までの昭和歌謡ゆりかご時代の世界を、3月には「シャボン玉だよ!牛乳石鹸!!」を観たが、リアル世代ではない私にとってあまり詳しく知らない世界であった。ただ今回は新しい演目として70年代の奇跡「微笑がえし」と題したキャンディーズ特集だった。ようやく時代に追い付いたって感じで、事前にチケットを予約して入場すると店内は満席だった。キャンディーズの楽曲はほとんど知っているので楽しみに最前列からショーを眺める。
「微笑がえし」を始め、「暑中お見舞い申し上げます」「危ない土曜日」「年下の男の子」他、ついつい自然と口ずさんでしまう。ちなみに店内で行っているリクエストでは「罠」が一番人気だそうだ。アイドルとして初めてコントに挑戦したのがキャンディーズとのことでコントシーンもあったり、彼女たち独特のシンプルな振り付けも忠実に再現してくれ、改めてキャンディーズの良さを実感する。そして何より演じる虎姫一座さんたちのクオリティの高い歌唱・ダンス・一生懸命さ、そしてリスペクトしている姿勢に感銘を受けつつ、気持ち良く会場を後にした。
キャンディーズをまた聴き直そうと思いつつ、虎姫一座さんの次の新しい演目も楽しみにしようと思った。
次はピンクレディーか?