まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

オーストラリア編

2010年06月15日 | 日記
マレーシア経由以外にオーストラリアのブリスベン経由があることは、
帰りのチケット予約の時に知ったので、1年まで残り一月だけ。

あわてて、計画を立てケアンズでダイビングをして、ブルームまでバスで行って、
帰りは距離があり、期限もあるので、ふんぱつして国内線でブリスベンへ。
そして、1年の最終日に何とかクアラルンプールへ戻り、
思い切って、そこから先は ポイッ

その先は、アジアまで着けば安いだろうと、最終タイから日本までの1万円チケットで
戻ろうと決め ひろーい広いオーストラリアの旅。


ブリスベンの印象派、ビジネス街みたいな感じで、
あまり観光するところが無かった。

唯一、泊まった宿から見える夜景は、キラキラと素敵で写真に残した覚えがある。

有名なシドニーへ行くべきか迷ったけど、目指すケアンズと反対方向なので、
結局、先を急いだ。

ケアンズは、観光客がたくさんいて、安宿も見つかりやすく歩きやすい街。
とりあえず、ドミトリーの2段ベットの上の段を寝ぐらに決め、
ダイビングの申し込みに行く。(といっても免許が無いので、取りに行くための申し込み)


どうせならアドバンスまでと、講習とプールでの実施の後、
船でゴールドコースト沖に2泊3日の旅。
潜る為にいろいろ考え計算して気をつけないといけないけど、
怖いもの知らずの私は、水中でのでんぐり返りに夢中
まるで重力がかからないので、宇宙旅行ってこんな気分
勝手な想像でぐるんぐるん。魚を追いかけるより楽しかった。
グロテスクなカラーで、1mもあるシャコ貝(どぎつい紫色)は、
海の中でも特別目立っていて感動

あまりのたくさんの種類の魚がいるので、ナポレオンフィッシュ以外覚えられなくて、
潜った後のレポートには、勝手に作ったような魚の、へタな絵を並べていた。


慣れてくると生徒同士でパディーを組み、インストラクターは同行しないので
お互い初心者、方向がわけ分からなくなり、下手に動くと、船に帰れないと怖い
仕方なく浮上を決意。(決意するって程じゃないけど、他の手段なし)
5mのところで、時間をつぶし(何ていうんだっけ、名前忘れた)
海面に出てびっくり。
遥かかなたに船が浮かんでいて、そこまで水面をふらふら泳いでいきました。
水中より水の抵抗を受けて、フィンをつけているとはいえ 疲れたーーー。

又後半の、ナイトダイブでは、「さあこれから、潜るぞ!」
と、暗闇に潜る覚悟をそれぞれ決めている時に、オージーインストラクターは
BGMに映画「ジョーズ」のテーマソングを流し始める。ひどーい!

もうどうでも良くなって、潜った後は、又今まで知らなかったことを発見。
魚が泳がず斜めになって、波に揺られて気持ちよさげ。魚も眠るんだー。


そうして、浦島太郎のように陸に上がり、次の目的地までのんびり過ごすのですが、
後に免許を取って一度も潜らず現在に至るという、経歴の私…
タヒチで潜りたかったな…と

氷河とスキー(昔の私)

2010年06月13日 | 日記
旅先での楽しみは、同じように旅してる人たちと、
思わぬところで再開する出会いと別れの繰り返し。

妹が、私の安旅周遊中にニュージーランドへ来て同じく、周遊していた。
お互い移動ばかりで連絡が取れず、落ち合う事は無理かなと、半ばあきらめていたのに、
南島の、とある町から次の街へ出発するバスの中に乗り込んだ時、
なんと妹が座っていたのでした

お互いびっくりで、しばらく一緒に回ることにした。

彼女は、彼と二人で、こぎれいな安めの、いい宿に泊まっていたので、
半野宿に近い私はリビングに泊めてもらう事にした。

お礼は夕食の支度。

まめにGパンを洗濯して、バスタオルではさんで踏みつけ、タオルドライしている横で、
私のGパンは何日洗ってないだろう…と思い出せないぐらいの状態で料理。

それぞれ自分の状態に満足して、満喫しているので、問題なしって事で
翌日、ヘリに乗って氷河に降り立つツアーに一緒に参加。

短大を出た妹は、申し込みの際、たどたどしい英語で赤点高卒の私に
「なんて言ったらいいの?」と、聞いてくる。

文法や読み書きはすごいのに、会話となると慣れないようだった。
ちょっとだけ優越感を抱きながら、めちゃくちゃの英語で予約。

でも...出発前に、もし、ヘリが落ちて私と妹同時に何かあったら、
親に申し訳ないなーと思ったけど、ロイヤルファミリーじゃあないんだし、
そのまま一緒にヘッドホンして乗り込みました。

足跡ひとつ無い一面の銀世界に、感動しながら、写真を撮ってあっという間に終了。
自然の怖さを知らないので、心底満喫出来ました

それからは、それぞれの行きたい場所へ向け、又お別れ。

ニュージーランドは、スキーも手軽に出来てよい所。
ウエアは安いので、自前を買って、板とストックだけレンタルし、
何度も何度も練習出来ました。

でも、私の場合、修学旅行以来という初心者ぶりのうえ、ハの字にしてても、
ブレーキをあまりかけないので、すごいスピードが出て危ない。
急斜面は怖くて滑れません。

端っこのなだらかなところを黙々と往復。

途中でふぶいてきて、視界が2mくらいの頃には、
すっかり斜面の形を覚えているほど、ひたすら飽きもせず滑っていたので、
特に困らなかったので、しつこく滑っていましたが、さすがに目の前しか見えないと
危ないなと、諦め休憩したり。
ものすごい自己流の楽しみ方…

そういえば、昔社員旅行で行ったハワイで初めてボディボードに挑戦した時、
フィンもつけず沖に出て、波に乗ったつもりで喜んでいたら、
波打ち際でもみくちゃになり、上下の区別もつかない程、
のた打ち回った覚えがあります。

怖いものしらずって、危険です。皆様まねしませんように…

では、ニュージー話はこの辺で。次は経由で立ち寄るオーストラリア。






ニュージーランド周遊

2010年06月12日 | 日記
10ヶ月、オークランドに住み、残りは南島へ周遊の旅。

順番に南下して行き、安いドミトリーで同じ旅の人たちと情報交換し、
共同キッチンでなべの奪い合い(早い者勝ち)をし、自炊しておしゃべりする日々。

南島の北西、国立公園は、海辺と山の裾野を交互に歩くコース。
山沿いからビーチが見えていて、とても気分がいい所。
一度国立公園に入ったら、2泊3日歩き続けなければ、帰れない予定。

食料と水とレンタルの炊飯道具を背負って、歩き続けます。
荷物の半分は食料関係という状態で、着替えは1枚だけ。
それでも、しょうゆや米、水など重量があって、肩で背負うだけでは、肩がこるので、
腰部分のベルトを締め、おんぶのような感じ。

これで、1日何時間も(平均5~8時間)歩きます。
途中小屋が何箇所かあるけど、寝るスペースには限りがあるので、
早めに到着して、寝袋を置く場所を確保したいと、結構必死に歩きました。

シャワー(というか水道に囲いだけ、電気無いので夜真っ暗)は、
もちろん水だけど海水なので、海に入る方がさっぱりするんだけど、
夕方になると涼しくて、肌寒い時もあった。

時間があるときは、ビーチ沿いを歩きながら、岩の下に隠れたオイスターを探しました。
大体5,6個見つかるので、フライパンでから炒りし、開いたら”ジュッ”と
しょうゆをかけ、ご飯を炊いて食べるのが何よりご馳走

旅先で出会って、一緒に歩いた子は、
「3日間、パンにポテトチップを挟んで食べるつもりだった」と言っていた程、
荷物は軽いほうが楽しめるので、
途中で、リュックの重みで、腰も痛くなってきたので、
とにかく今荷物の中で、何が一番重いか?を考え
貴重な板チョコをビーチでのんびりしている人にあげたほど。

今思えば、いくら日本の板チョコと違って、分厚くて大きいとはいえ
板チョコの重さでさほど荷物が軽くなるとは思えないが、
当時は、それほど切羽詰っていたのだと思う。

始めは、生い茂る大木の下から眺める、ただの木の葉のシルエットも
とてもきれいに感じ、写真を撮っていたけど、
3日め、歩きながら話す事といったら「帰ったらケーキ食べようね
「プリンも食べたい」「アイスクリームもいいな」
「フルーツパフェとか、シフォンケーキに生クリームたっぷりとか」

「いいえ、贅沢は言いませんから、
神様ヨーグルトを食べさせて下さい!

とまあ、食に関する欲求不満のオンパレードでした…


たった3日の修行?でしたが、我慢の後の食事やホットシャワーが
幸せだったことは言うまでもありません。(って言ってるし)

そして、観光は、スカイダイビングにバンジージャンプや
ヘリで氷河に降り立つ この3つ。

スカイダイビングが一番面白かった
セスナ機で、上空3000mの高さまで行くと、結構寒いの!

雲も少なく、ビーチのカーブが地図を見るように小さく見え、
インストラクターの前に繋がれ、開いた扉に向かって進みます。

「息は出来るのかな?」と思いながら、飛び降りました


まず急降下の際、ちゃ~んと息は出来るので、
景色を見つつ、こんなに長い距離を

”落ちる”

っていうのは初めてだなーと、かんどーしました。

落ちるって、車で坂道を通る時、あのお尻が ふわっ とする感触
ジェットコースターで、トップから急降下する時の軽さ

あれがうつ伏せの全身に感じられ、こそばゆい感じでした。

時間にしたら短かっただろうけど、
結構充実し、パラシュートが開く時は、上に引き上げられるような勢いで、
急降下がストップし、後は左右のパラシュートを引っ張り加減でコントロールしながら
地上まで景色満喫。

数日後、違う街でバンジージャンプをしたのですが、
落ちる感触は、スカイダイビングと同じ。しかもあっという間で、
飛ぶ前の緊張はなんだったの?と思うほど、あっけなくて残念でした。

順番間違ったかなというのが正直な感想。

バンジー前は、「落ちて死んでも責任取りません」の書類にサインさせられるので、
そっちのサインのほうが怖かった

こんなたび子供にもさせたいなー。
インドネシアからじゃあ、日本への帰国が精一杯で難しい…

次は氷河とスキーの話にしようかな。 


オークランドでの生活

2010年06月11日 | 日記
180度展望台のような、ガラス張りのリビングに、12畳ぐらいの部屋、バス停留所から
少し歩いた道から、玄関まで50m程の急な坂を上った所が住処。

今まで日本では、せいぜい6畳だったので、外国に住んでるという実感。
間借りなので、しかも、荷物はバックパック一つで落ち着かないとはいえ、やはり自分だけのスペースって嬉しい。
始めはキングベットが備え付けてあったけど、オーナーが途中で持って行ってしまったので、
あわてて、ホビーショップでエアベットを購入。NZ49 ドルだったと思う。

これなら移動しても、運びやすいし!って思ったけど、膨らます時、貧血になる程大変だったので、
出来る事ならこのままで...と思案してました。

朝起きて、文章を考えなくていいのは、とっても清々しいのだけど、
パンを買っておいておくと食べられてるし、冷蔵庫なんて、
共同ってどこまで共同なのか、境目がはっきりしなくて、困った。

暗黙の了解的なルールがあるんだろうと、色々思考を巡らせるけど、
細かくて分からない。食べられたくなかったら、自分の部屋に置くしかない?
と判断し、あまり深く考えない様にする。

シェアメイトに、「今度の週末個々でパーティするから」
といわれ、当日、友達とビールを買って待機してたら、一向に始まる気配がない。
聞いたら再来週だった。という事も...

でも、そんな事にはめげず、自炊で思いっきり日本食を食べながら、
辞書とにらめっこし、街をうろつき、買い物し、あまり英語の上達にはなってないなーと
思いながら、仕事を探しました。

見つけたのは、オーナーが日本人で、駐在の方もたくさん来られる学校の近くの美容室。
給料は売り上げの半分と言う、明瞭な計算方法。

結局11ヶ月こそで働き、残りの1ヶ月は、島巡り!の予定。
ワーホリと言っても、留学に近いスタイルで来る人も多く、優雅名生活の人もいるのですが、
結局貧乏症の私は、いつも忙しくしてしまい、もったいないとよく言われていました。

でも、学校はお金がかかるので、すぐに止めて、ぽんこつ車を6万円で買い、地元の学校の陶芸教室や
温水プール、エアロビ、ジムなど、一様体重を気にして色々試していました。
(そのぽんこつ車、帰りに10万で売ってしまった←ひどっ=本当は買った時、15万相当の車だった!!!)

続きはまた...


ホームステイからフラットへ

2010年06月10日 | 旅行
ホームステイ先の朝、ママは、ジョギング。パパはお仕事(大工さん)へ出発し、私も学校へ。
子供部屋だった1室を私用に空けてくれたようで、ごめんなさいなんだけど、
子供達は、友達のように接してくれて、特に4歳のソフィは、いい遊び相手が見つかったとばかり、
よく一緒に遊びました。

4歳ぐらいだと、たいした会話がなくても間が持ち、「ワーワー、キャーキャー」
騒いでいられますが、大人にはそうはいかない。
毎朝、部屋を出る時には、一大決心のごとく、今日は何を話そうか?と
文章を頭で考えないと、扉を開けられない状態

本来おしゃべりなので、言いたい事は山ほどあるのに、文法が大嫌いなせい?で、
単純な文章しか思いつかないし、起きてすぐトイレに行きたいのに、文章が決まるまで我慢!!!

何とも情けない日々を送っていました...
そんな私のあだ名は、「静かなおねえちゃん」
毎日「ほんまは、ちゃうねんでー」と、心の中で叫んでおりました。

土曜日は、パーティ。
でも、誰のお家なのかさえ、分からぬまま、同行。大勢がざわざわおしゃべりしてる中、
適当におあいそしていたのですが、急に質問されて、心臓バクバク。
質問は、「日本では何歳から選挙権があるか?」だったけど、それが分かるまで、5分じゃあきかなかったと思う。

楽しいはずもなく、疲れて、でも満腹で帰途。

食事の仕方も、日本と全然違って、お酒をほとんど飲まず、ご飯が始めから食べたい私には、
きつかった。

食事前の前菜/スナック(ナビスコの上にチーズやピクルスが乗ってるような)とワインで
おしゃべりなんて時間は無駄と思ってしまう。お腹がすいているのに...早く食べたいのに...
...で、お腹がすいているから、いっぱいおやつにて出して、食事が出る頃には満腹。
食後のコーヒーなんて、一口も飲めなくて、(吐きそう...)
皆に「どうして飲まないの?」と聞かれ、苦笑いしか出来ない私。

そして、
ホームステイの想い出と言えば、もう一つ お弁当。

ママが子供の為に用意してくれるついでに私の分もあって、感激~
と、ウキウキで学校へ行き、開けてびっくり
中身は、ベジマイトをぬった食パン1枚、リンゴ1個と、チョコのお菓子

あの、超臭い野菜ペーストのベジマイト。見た目がチョコの様な真っ黒なので、
お弁当の中身での驚きの後、パンにかぶりつき、さらに仰天です。

「こっこれは、お弁当じゃあなくて、おやつ?」

と、色々があまり私の性分と合わない気がしたので、ホームステイは2ヶ月で止めて
フラットへ引っ越しました。
他人様と1件家を共同で使うのは、もちろん初めて。
ジンバランの高台から眺める様な、180度ガラス張りの見晴らしの良いリビングがある家で、自炊の始まり。

3歳の時に祖母の家から引っ越しただけで、引っ越し経験がなく、自炊も初めてなので、
好きな物を作って食後には、簡単に作れるケーキとホイップクリームで幸せ気分を続けたら、
あっという間に、5キロ増えてしまいました。

トホホと言うか当たりまえです。