まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

クアラルンプール

2010年06月08日 | 日記
マレーシアの首都、9月のクアラルンプール。
私が向かったのはチャイナタウンの安宿。
少し広い所に、等間隔で並んだパイプベットのドミトリー。
どこにしようか迷う所だけど、どのベットにしても、あまり変わらないと思い、真ん中にした。

荷物の置き場は特別ないので、頭の辺にくくりつけるだけ。扇風機もなかった様な...
ものすごく蒸し暑く、じっとしてても汗ばむ気温に、肌はベットベト。

で、水シャワーを浴びに共同風呂場へ向かいましたが、中途半端に広い場所の真ん中にバスタブがありました。
もちろん、お湯などないのですが、そんな事よりその汚さに、

ゾゾゾ~~~~!!!

とおののいてしまい、その日は結局諦めて、とりあえず寝ました。

翌日気を取り直し?、(シャワーしないまま)市場の様な街中や裏通りで、
屋台物(パン生地の様な固まりを手で上手に少しづつ伸ばして行き、
薄く焼いて卵を割る様な感じ)←気に入って毎日食べ
現地の人の活気に感心しながら、汗タラタラでうろうろと歩き回り、満喫し、何とか宿に戻れたのですが、
本日もあの、汚い風呂場に素足を入れる気がせず、諦めてしまいました。(ゲゲッーですね)

そして3日目、いい加減頭もかゆく、身体が限界っぽいので、風呂場に向かい、どうした物かと考えた末
サンダルのまま入ればいい事に気がつき、めでたく?シャワーを浴び、すっきり
どうしてもと早く気がつかなかったのか、後悔しつつ、これも旅のお勉強と、自己納得。

はっきり言って、クアラルンプールの想い出は、この風呂場になっている事が少し悲しい...
人生の中で、3日もお風呂に入らなかったのは、バイクで事故って入院した時と、盲腸で入院したとき以来。

で、暑い国での涼み方、その1=デパートへ行くべし。(バリに来ても、かなりこの手で涼みました。)
その2=肌を出すより、かくして陰を作るべし
その3=行動(外出)時間を選ぶべし

その2は、日陰の涼しさ以外に、宗教的にも良いと思うし、その3は、暑い国の国民の生活時間を参考に。
早朝か日がくれた夜、人々は外へ動き出す用様に思う。
ナイトマーケットは、ネオンきらきら(ネオンて言っても、裸電球があちこちに張り巡らされ結構危ない)
結構な音響で音楽が鳴り響き、と殺せましたお並ぶ物に、興味とは関係なく目を奪われる。
この活気が一人じゃないって安心感になって、汚くてもいやじゃないと思う。

そして、べとべとクアラルンプ-ルを後に、オークランド目指してまたフライトの旅
次回は、「オークランドの寒さ」にしよう。

ワーホリまでの道のり~出発

2010年06月08日 | 日記
今日は、バリに住む前の事を書きます。

24歳で、日本を飛び出した私。(家出じゃあないですよ)

私の実家は、月末になると冷蔵庫の中が広くなる様な気がした経済状況だったと思うので、
家族旅行は、母の田舎の高知か、せいぜい海水浴。
「海外旅行とはお金持ちの人達がいくもの」と思い込んでいました。

もし私が行くとしたら、ハネムーン?ぐらいを想像していた頃。

バブル真っただ中というのに職業柄、あまり影響を受けずに
コツコツ働き、バイクや車のローンで、思う存分服を買う事も出来ず、
それなりに過ごしていた ハタチ の頃。

ある時ワーホリの事を聞き、すぐその気になり、
車を売って、ローンを返し、ぎりぎりまで働いて、貯まったお金は49万円

これを持って、1年 ニュージーランドへ出発。
もちろん初海外で、地球の歩き方とにらめっこしながらワクワク、ドキドキ。

親は、高校の英語が赤点だった私が、どうして海外に住めますか?
とあきれていたが、思い立ったら後に引かないし、まあ、何とかなるでしょう!
という私の性格も、よく知っているようで、諦めてくれた。

マレーシア航空でクアラルンプール経由の1年オープン(当時9万円ぐらい)

旅の楽しさは、出発までの準備で既に始まっていて、
ドルを買いに行ったり、パスポート作ってビザ申請したり、
持ち物リストを作り、何度もバッグにつめ直したり...

でも、何が現地で調達出来るか未知なので、何度つめ直しても、決まるはずもなく
ただ、出したり入れたりしているだけ。

何とか20k以内に納めても、今度は、自分でそのバッグが背負えない

結局18kgまでにし、どこか膝以上の高さのある所に一度バックパックを置くと
自分で背負う事が出来ると発見

背負ったバックパックは、自分の背の高さを超えていて、
見た目はそれらしいのですが、何ともバランスの悪い事。


そして、いよいよご出発っ~(ロケットではないですが...)

まず、奇麗なニュージーランドに到着する前に、クアラルンプールに3泊。
でも、フライトの感想は、「長かった」のみ。

おまけに、中学の3年間、八重歯を治す為に矯正した歯茎がうずき出して、最悪
英語だらけの世界に突入です。

到着したら、痛みも治まり、蒸し暑いホコリと喧噪の中、宿探し。
とにかく安さが一番の決めてで、汗だくで歩き回る。
背負わなくてもいい様に、ミニカートを買ったのに、バリの様に歩道も道路も凸凹
穴だらけで、汚くて、コロコロ カートを引きずるなんて、夢の様な話。

その時点で、あまり求めてはいけないな~と感じ初めて これが後に、
なかったらある物で代用するか、諦める。出来る範囲でするっていう考えかたの基盤となったと思う。

このステップがあったから、バリ永住もスムーズだったかも。

話はそれますが、
結婚する時、旦那から言われた言葉で、
「ご飯を食べる時、スプーンがなかったら手で食べる。
手が汚れていたら、洗う。でも、洗う所がなかったら
汚れを見ないで、そのまま食べるんだよ。」

と、悟されました。

なるほど~。としょっちゅう感心させられます。

次回はマレーシアの安宿編?