まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

オークランド/ホームステイまで

2010年06月09日 | 日記
ワーキングホリデー先を、ニュージーランドのオークランドに決めた理由は、
「日本と同じ島国で少し親しみを感じたから」という単純な理由。

カナダに自分がいる事は想像出来なかったし、オーストラリアは広すぎて
どこの街へ行くか決められなかった。

ニージーランドなら北から順番に南へ行けばいいと思い、首都へ。

クアラルンプールからオークランドに到着した時の一番印象的だったのは、
着陸後、降りる前に荷物置きの上辺りから、「シュッ~~~~~!」
っと白い水蒸気が出てきてびっくり。(昔の結婚式のゴンドラ登場並?)


一見ナイアガラの滝のようで、きれいですが、
機内での消毒と知るまで、息を止め、何が始まったのかと、かなり驚きました。

オークランドに着陸前の窓から見える景色は、緑の丘?草原があちこちに広がっていて、
結構な数の白い羊が点々と見えまして、
「あ~ガイドブックの通りだなー。人口より羊の数のほうが多いんだ
と感心。

空港を出てみると、風がちょ~冷たくて、寒くって、Gジャンではとてもいられず、
かといって厚手の上着は荷物なので、トレッキング用品店で、
ウインドブレーカーを買いました。
節約基本の旅で、いきなり予定外の出費でしたが、
さすが南半球。まだまだ冬でした。

そして、まず目指すは宿探し。
長期滞在なので、ゆっくりフラット(1軒屋を他人とシェアする)を探す為
とりあえずYMCAへ。
坂の多いオークランドの中心街を少し上ったところにあるYMCAは、
アジアの喧騒に比べたら、5ツ星並に快適~

だって、きれいなじゅうたんに、お風呂では、暑~いお湯が使い放題
たった4日ぶりのお湯シャワーなのに、もう温泉に言ったような気分で
幸せ。。。だった。

きっと、外が寒かったから、余計に温度差を感じたのかも。

主な行動は、
YMCAの中のインフォメーションを穴が開くほど眺め、
英語学校を探し、歩ける範囲の学校へ申し込みをし、街をぶらぶら。

驚いたのは、
街の中心にあるショップのほとんどが、午後6時には閉店な事
そんなに早く閉めなくても…と思うのですが、これがこの街の普通なのだから
仕方ない。

時間に余裕があり、気に入ったら、どちらにするか決められない優柔不断な私は、
しょっちゅう閉店時間を気にしながらなので、
落ち着いて買い物をした記憶がありません。

これは結構、買い物をしても不満が残るようで、
クアラルンプールのナイトマーケットが、早くも恋しいような…


又、後になって知るのですが、路線バスは、街の中心から四方八方巡っているけど、
横につながっている路線が少なく、(ほとんど無かった。今は知りません)
どこに行くにも、一旦町の中心へ行ってからなので、時間がかかる事。

住民は、広~い道路を車で移動するので、そして、
店が早く閉まっても、毎週末のように、友達とパーティを開催するので、
問題ないはずだと感じました。

英語学校の紹介で、フラットを探す前に、ホームステイをしてみる事にした。
その時、この毎週末パーティーを知る。(家によって違うかも…)

文法が大の苦手で、英会話から始めたい私は、教科書や辞書より
実際に話して慣れよう!と思い、子供3人女の子の家に、確か一月165NZドル(←昔です)
で、ホームステイを決定。
4歳、6歳、8歳みんな一人の部屋で寝るし、私がホームステイを始める日は、
ご夫婦揃って、オーストラリア旅行中で、3人の子供達は、おばあちゃんとお留守番
という子供の自立ぶり。

一番日本と違うと思ったのは、パパの役割。

朝、子供はそれぞれ起きて、コーンフレークを取り出し、食事後自分で学校の用意。
パパは、後から起きてきて、トーストやコーヒーを入れ、
寝室へ運び、ママ用のルームサービスえ・い・が・みたい!

ただ、あまりうらやましくなかったのは、なんでベットで朝食?汚れるでしょ?
と思うのは、家の中、靴を脱ぐ習慣が普通だからかな。

入っても、靴のまま、寝るまで靴のまま。
結構、リラックス出来な~い気分でした。

で、長くなったので、ホームステイでの英語との戦いは次回。




クアラルンプール

2010年06月08日 | 日記
マレーシアの首都、9月のクアラルンプール。
私が向かったのはチャイナタウンの安宿。
少し広い所に、等間隔で並んだパイプベットのドミトリー。
どこにしようか迷う所だけど、どのベットにしても、あまり変わらないと思い、真ん中にした。

荷物の置き場は特別ないので、頭の辺にくくりつけるだけ。扇風機もなかった様な...
ものすごく蒸し暑く、じっとしてても汗ばむ気温に、肌はベットベト。

で、水シャワーを浴びに共同風呂場へ向かいましたが、中途半端に広い場所の真ん中にバスタブがありました。
もちろん、お湯などないのですが、そんな事よりその汚さに、

ゾゾゾ~~~~!!!

とおののいてしまい、その日は結局諦めて、とりあえず寝ました。

翌日気を取り直し?、(シャワーしないまま)市場の様な街中や裏通りで、
屋台物(パン生地の様な固まりを手で上手に少しづつ伸ばして行き、
薄く焼いて卵を割る様な感じ)←気に入って毎日食べ
現地の人の活気に感心しながら、汗タラタラでうろうろと歩き回り、満喫し、何とか宿に戻れたのですが、
本日もあの、汚い風呂場に素足を入れる気がせず、諦めてしまいました。(ゲゲッーですね)

そして3日目、いい加減頭もかゆく、身体が限界っぽいので、風呂場に向かい、どうした物かと考えた末
サンダルのまま入ればいい事に気がつき、めでたく?シャワーを浴び、すっきり
どうしてもと早く気がつかなかったのか、後悔しつつ、これも旅のお勉強と、自己納得。

はっきり言って、クアラルンプールの想い出は、この風呂場になっている事が少し悲しい...
人生の中で、3日もお風呂に入らなかったのは、バイクで事故って入院した時と、盲腸で入院したとき以来。

で、暑い国での涼み方、その1=デパートへ行くべし。(バリに来ても、かなりこの手で涼みました。)
その2=肌を出すより、かくして陰を作るべし
その3=行動(外出)時間を選ぶべし

その2は、日陰の涼しさ以外に、宗教的にも良いと思うし、その3は、暑い国の国民の生活時間を参考に。
早朝か日がくれた夜、人々は外へ動き出す用様に思う。
ナイトマーケットは、ネオンきらきら(ネオンて言っても、裸電球があちこちに張り巡らされ結構危ない)
結構な音響で音楽が鳴り響き、と殺せましたお並ぶ物に、興味とは関係なく目を奪われる。
この活気が一人じゃないって安心感になって、汚くてもいやじゃないと思う。

そして、べとべとクアラルンプ-ルを後に、オークランド目指してまたフライトの旅
次回は、「オークランドの寒さ」にしよう。

ワーホリまでの道のり~出発

2010年06月08日 | 日記
今日は、バリに住む前の事を書きます。

24歳で、日本を飛び出した私。(家出じゃあないですよ)

私の実家は、月末になると冷蔵庫の中が広くなる様な気がした経済状況だったと思うので、
家族旅行は、母の田舎の高知か、せいぜい海水浴。
「海外旅行とはお金持ちの人達がいくもの」と思い込んでいました。

もし私が行くとしたら、ハネムーン?ぐらいを想像していた頃。

バブル真っただ中というのに職業柄、あまり影響を受けずに
コツコツ働き、バイクや車のローンで、思う存分服を買う事も出来ず、
それなりに過ごしていた ハタチ の頃。

ある時ワーホリの事を聞き、すぐその気になり、
車を売って、ローンを返し、ぎりぎりまで働いて、貯まったお金は49万円

これを持って、1年 ニュージーランドへ出発。
もちろん初海外で、地球の歩き方とにらめっこしながらワクワク、ドキドキ。

親は、高校の英語が赤点だった私が、どうして海外に住めますか?
とあきれていたが、思い立ったら後に引かないし、まあ、何とかなるでしょう!
という私の性格も、よく知っているようで、諦めてくれた。

マレーシア航空でクアラルンプール経由の1年オープン(当時9万円ぐらい)

旅の楽しさは、出発までの準備で既に始まっていて、
ドルを買いに行ったり、パスポート作ってビザ申請したり、
持ち物リストを作り、何度もバッグにつめ直したり...

でも、何が現地で調達出来るか未知なので、何度つめ直しても、決まるはずもなく
ただ、出したり入れたりしているだけ。

何とか20k以内に納めても、今度は、自分でそのバッグが背負えない

結局18kgまでにし、どこか膝以上の高さのある所に一度バックパックを置くと
自分で背負う事が出来ると発見

背負ったバックパックは、自分の背の高さを超えていて、
見た目はそれらしいのですが、何ともバランスの悪い事。


そして、いよいよご出発っ~(ロケットではないですが...)

まず、奇麗なニュージーランドに到着する前に、クアラルンプールに3泊。
でも、フライトの感想は、「長かった」のみ。

おまけに、中学の3年間、八重歯を治す為に矯正した歯茎がうずき出して、最悪
英語だらけの世界に突入です。

到着したら、痛みも治まり、蒸し暑いホコリと喧噪の中、宿探し。
とにかく安さが一番の決めてで、汗だくで歩き回る。
背負わなくてもいい様に、ミニカートを買ったのに、バリの様に歩道も道路も凸凹
穴だらけで、汚くて、コロコロ カートを引きずるなんて、夢の様な話。

その時点で、あまり求めてはいけないな~と感じ初めて これが後に、
なかったらある物で代用するか、諦める。出来る範囲でするっていう考えかたの基盤となったと思う。

このステップがあったから、バリ永住もスムーズだったかも。

話はそれますが、
結婚する時、旦那から言われた言葉で、
「ご飯を食べる時、スプーンがなかったら手で食べる。
手が汚れていたら、洗う。でも、洗う所がなかったら
汚れを見ないで、そのまま食べるんだよ。」

と、悟されました。

なるほど~。としょっちゅう感心させられます。

次回はマレーシアの安宿編?

似てない兄弟

2010年06月07日 | 日記
私の3人の子供達は、同じ親から?と思う程、兄弟でもほとんど似ていないと思います。
(もちろん、同じなんですけど...)

長男は、食に興味がないタイプ?
とにかく小食で、ガリガリで、いつも食べないと心配していました。

作ってもあまり食べないので、
というかベビーが一度に食べる量が分からず、
1歳半まで母乳だった事もあるかもしれないけど、
何ヶ月も前のひ◯こクラブとにらめっこの毎日。

「いいな~日本は...+ため息」の連続。

その頃は今みたいに充実してなかったので、バリのベビーフードといったら、
おかゆなのにチョコ味があったり、ミルク味だったり、甘系しかなくて...トホホでした。

それに比べて娘ときたら ”よだれ王女様”
食べる事が大好きで、5分でよだれかけがぐっしょり。
いつも、口からよだれのすじが光っているか、よだれかけが湿った様な写真ばかり。

つわりの段階で、私は毎日、食べ物の夢を見ましたから本当です!)
日本おスーパーで、たくあん買ってる夢とか、
お惣菜を選んでいたり、食べたいのは餃子、シュウマイ、漬け物、おにぎりなど。
レストランでは、たくあんだけ食べれないですからー
今みたいに日本食スーパーないですからー

本当に、毎朝起きたら「今日は、何を食べようかな...」で始まるんです。

面白いくらい、すぐ口を開けて「あ~ん」をするので、
よく、空っぽのスプーンを口元に近づけて遊びました。(ごめんね!へへへ

バリでは、産まれた日から数えて3回赤ちゃんの儀式をします。
バリ歴の1ヶ月と7日、3ヶ月、6ヶ月
その後は、半年ごとに誕生祭を繰り返します。

バリ歴の計算方法は、7日x5週=35日が1ヶ月なので、半年の儀式は食べ盛りの7ヶ月。

バリのお坊さんが、子供の額辺りに米粒を貼付ける時、
お坊さんの手が娘の顔に、米粒をつまんだ状態で近づくと、
食べ物をもらえると思ったのか、

「あ~~~~ん」

と準備するので、大爆笑でした!

大きくなった今は、ダイエットを気にするお年頃ですが、
やっぱり食べるの大好きで、何でも食べてくれます。

で、一番下の次男は、他に二人に比べると、普通の量なのですが、
辛くないと食べないです。

お皿にサンバル(辛いソース)が載っていないと、「え~~~サンバルは~?」って。

長男は辛いのだめなので、少し辛いと顔真っ赤にしてますが、
次男は、汗タラタラでバクバク美味しそうに、激辛を平らげます。

体型も、細長のちょっと猫背が長男。
がっしりぽっちゃりたくましく、のろっと動くのが長女。
しなやかに強く柔軟で身軽な次男。

赤子の頃は、長男がすぐ風邪引いて、病院に行きましたが、
今は一番元気。

娘は、蓄膿かってぐらいよく鼻かぜをひいていますし、
息子は一度風邪を引くと、咳が止まらず、喘息かもと言われたり。
普段、とっても元気なので、こっちの診断あまり信じられないのですが、
それぞれ違って、面白いです。

ただ、おまけで、
私の父似の長男と、(見た目は白く日本人の子供っぽかった)
色黒の旦那が並んで歩くと、
「誰の子?」
って言う程、似てない

実際、何度も結婚した事知らなかった友達に言われたそうです。


日本食が好きな長男。
3番目は、バリ飯大好き。
長くいれば、だんだん食の好みが現地化するのでしょうか...?

息子次男の出産 私は、何人の母?

2010年06月06日 | 日記
アクロバット息子(次男)の誕生は、予定日の前日。

妊娠中は、すぐ上の長女がまだ1歳でかわいい盛り
静かに遊ぶ長男(あまりしゃべらなかった)と、ひょこひょこ歩き回る娘が
もう、かわいくてかわいくて、必死の育児中

しかも、長女の半年下に生まれた甥っ子の母(義姉)は、
仕事があるので、私が昼過ぎまで、おっぱいつきのベビーシッター役。


双子の母も大変だな~と思いますが、
1歳前の歩きまわり幼児と6ヶ月のゴロゴロ赤ちゃんと妊娠つわりが同時に来る中
娘を前に抱っこして、甥っ子を後ろにおんぶして、“おしん”も真っ青で
洗濯物を干したり、面倒見たり。


さすがに、嫌になってきて、このままではいつまでも
義理姉は、お手伝いさんを探そうとしないかもと、
バリ島脱出作戦計画しました! 一時帰国!(ヒドイ?)

で、戻ってきたら、一様、前の状況は、改善されていきました。

ヨダレタラタラの食いしん坊娘に夢中で
ごめんね~悪いけど、お腹の赤ちゃんがかわいいな~って思うことは無かったな。

ある日、夜中に下痢のような痛みで目が覚めること数回、
でも、睡魔に負けじっと我慢しているうちに、また爆睡
そして朝方、トイレに起きて“おしるし”を発見。

「えっ?下痢じゃないの
と、明日が予定日時と発覚。

夜中に陣痛が始まっていた。ラッキー

9時45分に、毛深い男の子が誕生。
産毛で全身を包まれ、眉毛も「冗談じゃあ~ないよ」的。

3640gあったので、
産道にズズズッとを降りてくる感じがあって、びっくり。
予定より3週間早かった娘も、
予定日までお腹にいたら結構な大きさになっていただろうと実感。

バリのもう一人の義理姉は、3人男の子の母。
しかも3人とも4000g級のベビーを産んでいる。
あまり、お手本にはならないと思うけど、
一人目の時は、3人なんて信じられなかった私が
3人目を産んでしまった。

バリは大家族。
いい事も悪い事もあるけど、子供には核家族よりいいのかも。
家族は何人って聞かれて、すぐ答えられないし、
数えだすなんて、???ですよね。

甥っ子姪っ子を含む子供は8人。にぎやかです。