まねきネコのバリで子供と大騒ぎ

まねきネコのバリ島生活21年 子供の事や吉川晃司さんの事・・を気の向くままに。

ニュージーランド周遊

2010年06月12日 | 日記
10ヶ月、オークランドに住み、残りは南島へ周遊の旅。

順番に南下して行き、安いドミトリーで同じ旅の人たちと情報交換し、
共同キッチンでなべの奪い合い(早い者勝ち)をし、自炊しておしゃべりする日々。

南島の北西、国立公園は、海辺と山の裾野を交互に歩くコース。
山沿いからビーチが見えていて、とても気分がいい所。
一度国立公園に入ったら、2泊3日歩き続けなければ、帰れない予定。

食料と水とレンタルの炊飯道具を背負って、歩き続けます。
荷物の半分は食料関係という状態で、着替えは1枚だけ。
それでも、しょうゆや米、水など重量があって、肩で背負うだけでは、肩がこるので、
腰部分のベルトを締め、おんぶのような感じ。

これで、1日何時間も(平均5~8時間)歩きます。
途中小屋が何箇所かあるけど、寝るスペースには限りがあるので、
早めに到着して、寝袋を置く場所を確保したいと、結構必死に歩きました。

シャワー(というか水道に囲いだけ、電気無いので夜真っ暗)は、
もちろん水だけど海水なので、海に入る方がさっぱりするんだけど、
夕方になると涼しくて、肌寒い時もあった。

時間があるときは、ビーチ沿いを歩きながら、岩の下に隠れたオイスターを探しました。
大体5,6個見つかるので、フライパンでから炒りし、開いたら”ジュッ”と
しょうゆをかけ、ご飯を炊いて食べるのが何よりご馳走

旅先で出会って、一緒に歩いた子は、
「3日間、パンにポテトチップを挟んで食べるつもりだった」と言っていた程、
荷物は軽いほうが楽しめるので、
途中で、リュックの重みで、腰も痛くなってきたので、
とにかく今荷物の中で、何が一番重いか?を考え
貴重な板チョコをビーチでのんびりしている人にあげたほど。

今思えば、いくら日本の板チョコと違って、分厚くて大きいとはいえ
板チョコの重さでさほど荷物が軽くなるとは思えないが、
当時は、それほど切羽詰っていたのだと思う。

始めは、生い茂る大木の下から眺める、ただの木の葉のシルエットも
とてもきれいに感じ、写真を撮っていたけど、
3日め、歩きながら話す事といったら「帰ったらケーキ食べようね
「プリンも食べたい」「アイスクリームもいいな」
「フルーツパフェとか、シフォンケーキに生クリームたっぷりとか」

「いいえ、贅沢は言いませんから、
神様ヨーグルトを食べさせて下さい!

とまあ、食に関する欲求不満のオンパレードでした…


たった3日の修行?でしたが、我慢の後の食事やホットシャワーが
幸せだったことは言うまでもありません。(って言ってるし)

そして、観光は、スカイダイビングにバンジージャンプや
ヘリで氷河に降り立つ この3つ。

スカイダイビングが一番面白かった
セスナ機で、上空3000mの高さまで行くと、結構寒いの!

雲も少なく、ビーチのカーブが地図を見るように小さく見え、
インストラクターの前に繋がれ、開いた扉に向かって進みます。

「息は出来るのかな?」と思いながら、飛び降りました


まず急降下の際、ちゃ~んと息は出来るので、
景色を見つつ、こんなに長い距離を

”落ちる”

っていうのは初めてだなーと、かんどーしました。

落ちるって、車で坂道を通る時、あのお尻が ふわっ とする感触
ジェットコースターで、トップから急降下する時の軽さ

あれがうつ伏せの全身に感じられ、こそばゆい感じでした。

時間にしたら短かっただろうけど、
結構充実し、パラシュートが開く時は、上に引き上げられるような勢いで、
急降下がストップし、後は左右のパラシュートを引っ張り加減でコントロールしながら
地上まで景色満喫。

数日後、違う街でバンジージャンプをしたのですが、
落ちる感触は、スカイダイビングと同じ。しかもあっという間で、
飛ぶ前の緊張はなんだったの?と思うほど、あっけなくて残念でした。

順番間違ったかなというのが正直な感想。

バンジー前は、「落ちて死んでも責任取りません」の書類にサインさせられるので、
そっちのサインのほうが怖かった

こんなたび子供にもさせたいなー。
インドネシアからじゃあ、日本への帰国が精一杯で難しい…

次は氷河とスキーの話にしようかな。 


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