息子の私生活

ある日、仕事から帰って「ただいま～」の後、

し～～～～～ん

としているので、留守？？？
と、思って居間を覗いたら、写真の光景。

うお～～～！
３つのお尻が並んでて、びっくり。（普通　頭？すみません、我が子のお尻が可愛くて．．．）
「おかえり」は？と、聞くのを止め、そっとカメラを取り出し写しました！

しかも、真ん中のアクロバット系息子は、
家の中のみ　いつもTシャツ１枚という姿．．．恥．．．

バリで重ね着する事はほとんどないので、
”Tシャツ１枚＝下は何もつけていない”　が、成立。
そう、家の中でブラブラさせ、どこでも生尻で座るのです。（汚くてすみません！！！）

７月から４年生になろうというのに、家族の前では恥ずかしくないらしく、
ターザン並？
外へ遊びに行く時は、まず、タンスからズボンを取り出す事から始まります。

だから、急に「◯◯く～ん遊ぼ～」
と、声をかけられても、すぐに外には行けません。

急いで、返事をしつつ、トットットッ　と　ズボンをはきながら
走って行く様は、笑えます。

たまに、家の中でも履いている事が有りますが、そんな時は決まって
親戚や友達が来ていて、皆が帰ったら速攻で、ズボンを脱いでいます。

バリは暑いので、何もつけない方が涼しくて気持ちいいらしいのですが、
肌寒い日本でも、同じ用な事をしています。

日本の場合、
”寝る部屋に入ったら脱ぐ＝それ以外は、家の中でも履いている”
ので、バリの家よりちょっとよそ行き気分？

そして、急に友達から呼ばれ、慌てる事は無いけれど、
夜トイレに行きたくなった時でも必ず、
ズボンを履いてトイレに行くという、面倒な事をしています。

朝起きる時も、ズボンを履いてから．．．

そんな息子は、とっても暑がりのようで、エアコンガンガンに効いていても
唯一身につけているTシャツをめくって、おなか丸出しで
団扇で扇いで、気持ち良さそうにしています。

でも、よく考えると、
息子の名前は、バリの火の神様の名前からいただいているから？？？

一体幾つになったら、この癖治るか楽しみです。

回転寿しで．．

バリに住んで14年、家族でお寿司を食べに行った事が無く、
日本へ帰国の時に、親に連れて行ってもらった回転寿し
思った通り、子供達は（私も！）回ってくるお皿を眺めるのは楽しい。

でも、自分が何を食べたいかと関係なく、
手を出してしまいそうになる誘惑と戦うのは、私だけでしょうか？

食べている時間だけは、どれにするか迷う心から解放される？と思いきや、
実際は、次のお皿の中見を、必死で考えつつ、
そのお皿が通リ過ぎない様に、チラチラ伺いつつ
まだ、食べ終わっていないのに、次のお皿を既に取ってしまって、
テーブルがいっぱいになったり．．．

（何だか、食べる＝歌う、お皿＝曲に変換すると、カラオケ？）

「欲しいタイミングで、欲しいお皿が回って来るとは限らない」
この先入観が、焦りの原因。

通過してしまい後悔しない様に、
次のお皿まで待たなくても良い様に、必死！？
そんなに焦らなくてもいいじゃない！早食い競争じゃないんだから．．．と
誰かに突っ込んで頂きたい。

なのに結局、後半はほとんどボタンを押して注文のお皿を頼んでいるのだから．．．

なんだか、全然落ち着きがな～～～～いんです。
本当にバタバタいつも大騒ぎ風（←風って、”お騒ぎ”に変わりないですが！）

で、長くなりましたが、私が本当に書きたかったのは、息子の行動です。
冒頭の写真で、お気づきでしょうか？

お皿の中身は、握りのうなぎ
それを見て「あ～魚～」と一言。そして、何の迷いも無く次の行動へ

１。お皿を取る。
２。鰻を横に降ろす
３。降ろした鰻を、片手でちぎる
４。ちぎった鰻を、酢飯に載せる
５。握ってある酢飯を少し崩す　→　手で食べる

あの小さなお皿の中で、インドネシアのご飯の食べ方が行われていたのです！！！

日本にお住まいの方には、「はあ～？』
って感じですが、あまりに自然に当たり前という涼し～い顔をして食べていたので
笑わせてもらいつつ、慌ててカメラを向けても、何の事か分かっていない息子。
笑顔で撮らせてくれて　ありがとう。

習性って恐ろしい．．．

後日、この話を聞いた友人は、
「◯◯亭は、一皿○○ルピアだよ～。連れてってあげな～。」と、皆、息子に同情。
息子よ。たくましく育ってね。？？？

ソファーベット

我が息子は、小さい時からマット運動系が大好き

といっても、家にマットが有る訳ではなく、
旦那が以前働いていたホテルのリニューアルの際に、
払い下げのお下がりソファーベットを、年中ベット状態に伸ばしっぱなしなだけ。

分厚いマットの上で、飛んだり跳ねたり、
おまけに、ソファーのもたれ部分（約10cm)が ロッククライミングでもするかの様に
床から高い位置の壁に這いつくばるのに、ちょうど良く
本人、気分はスパイダーマン！

前だけでなく、後ろ向きに壁から剥がれて落ちてみたり
逆立ちしそうな勢いで、転げまくっています。

おかげでシーツは、いつもぐちゃぐちゃ。

「元気な事は良い事だ」
と大きな心で受け止めているつもりですが
時々「どりゃ～　するよ！」（＝大声出して怒るよ！の意味）←どんな日本語？？？えっ日本語？
と、あまりの散らかり様に怒鳴りそうになります。←既に大声かも．．．

地声が大きいので、本当に怒鳴ったら、えらい事になるので　ひと呼吸のつもり。

で、そんな母に見向きもせず、続行するとどうなるか．．．

星一徹並みにごちゃごちゃを全部払いのけます。（古いっ）

シーツの端っこを持って、上に載ってる物全部投げ出して、かたずけさせます。
（シーツは洗濯機行き）

と、恥ずかしい程、大騒ぎですが、
こんな息子には新体操でも習わせると良いのでしょうか？

最近では、廊下の壁を利用して、閉じ込められたエレベーターから脱出のごとく
天井まで写真の様に突っ張りながら上れます！

ちなみに、何でもやってみたい私も挑戦しましたが、
とても　←　→　方向に力を入れる事が出来ません！！！

（↑やるんかいっ！って突っ込んで下さいました？）

出来なくて、何となく悔しい気がするのですが、
「突っ張る時のサイズが違う」
って事で、納得する様自分に言い聞かせています。

日本でこんなにドタバタしたら、通報されます？

白いブーツ

今、私と同じ背の高さになった息子
靴は、私よりでかいです。
ついこの間まで、同じサイズだったので、スニーカー共有！
なんて思っていたのに、あっという間にこされてしまい、
長女（もうすぐ１１歳）の足が私より　5mm小さいだけなので、
サンダル共有だけです。

その娘は、学校の発表会で指揮者の役をする事になり
「白いブーツ」を買わなければいけない事になっています。

皮のオーダーメイド店へ下調べに行くと、
とっても良い感じのロングブーツがあり、しかもサイズも私にぴったり！

でも、値段は「今オーナーがいないから分からない。明日来るべし」
と、いかにも売る気ない感じで言われ、写真だけとって娘に見せ
気に入った様子で再度店へ．．．

でも、値段が５０万ルピア（約５千円）もする事に驚き
中布が暑そうだし、もう少し短くても良いね～なんて言いながら、諦めモードへ導きました。
（貧乏臭い？）
でも、５千円は痛いので、娘の友達（同じ役）のお母さんと、
白のスニーカーにレッグウォーマーで良いんじゃないのかな～という結論になり
一安心。

で、今日学校で友達が
「1,500円ぐらいで白ブーツ買える店があったそうだよ！」
と判明した事を、仕事場に電話してきて、報告されました。

今度の休みに、友達が家に来て、
店まで案内してくれる手筈まで整ってます。

恐るべし、女の子の執念。

私ブーツ大好きで、バリに嫁いで半ば諦めていたので
少しウキウキ気分が無いと言ったら嘘になりますが、
この暑いバリで、いくら私も履けるとはいえ
履く機会あるとは思えないのですが．．．複雑．．．

犬

先週、知り合いの飼っている犬に魅せられました。

いつも飛び出た舌
まんまるの目で人懐っこく近寄って来る様は、
初めて会ったとは思えない気分にさせてくれました。

こんなに小さくても妊婦さん。
「甘えん坊だから自分で産めないの、この子．．．」
と、我が子の様な眼差しで、飼い主の友達は話しておりました。
（飼い主、既に３人の子持ち！）
時期が来たら助産婦さんに変身する様は、さぞや忙しい事だろう．．


私の家でも、バリ犬が出産した時、
子供が学校に行っている時間だったので、
慌ててビデオ撮影をし、後で見せてあげよう！と喜んだのもつかの間

産まれた子犬は、頭に少し陥没した所があり、
ぐったりしたまま．．．衝撃的でした．．．涙．．．

自然の中で生きて産まれてくる事は、奇跡の様な事？

我が子が産まれた時は、何かあるなんて思いもしなかったけど、
後になって相当難産だった事を知り、
ぞ～ットしたものです。

その息子は、今、私と同じ背の高さ！

毎日、普通に生きていられる事
ただ、ご飯を食べて、学校に行って、仕事をして、会話をして
笑って、怒って、泣いて．．．

なんて幸せなのだろう
充分しあわせじゃあないですか～