本家の「週末はアルビレックス!」や、このブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」に時々コメントをくださる50foxさんは、ご自身も「ON MY WAY」というブログを運営されています。50foxさんとボクは、アルビレックス、ランニングという共通の趣味があり、昭和30年代生まれの同世代であり、ともにフォークソング好き。今から20年ほど前に初めて単身赴任先でお会いして以来何かと縁があり、今も互いのブログを時々訪問し合う間柄です。その50foxさんのブログで、数日前に興味深い書評を拝見しました。
いい本を紹介していただきました。ボク自身も、今までにも漫画によって戦争について学んだことが何度かありました。このブログでも紹介させてもらいましたね。これとか、これとかね。
で、50foxさんに触発されて、ボクも長岡市の中央図書館で借りてきましたよ。「漫画家たちの戦争 第1集:原爆といのち」です。
赤塚不二夫、貝塚ひろし、辰巳ヨシヒロ、谷川一彦、手塚治虫、中沢啓治。この錚々たる(知らない漫画家も少しいたけど)7人の漫画家が描く「原爆といのち」。ズッシリと胸に染みました。漫画界の重鎮・手塚治虫は「ブラックジャック」の「やり残しの家」で、「はだしのゲン」の中沢啓治は「ゲン」制作のきっかけとなった自伝「おれは見た」で、さらにギャグ漫画家の赤塚不二夫も原爆をテーマにした作品を描いていたとは!
貝塚ひろしも、ボクらが少年時代に夢中になった漫画家です。
作品名は「黒バットの記録」。なんと野球漫画のテーマが「原爆といのち」なのですよ。広島に原爆を投下した戦闘機のパイロットがメジャーリーガーで、被爆した少年に野球のコーチをするというフィクションです。
いやぁ~。この「漫画家たちの戦争」シリーズ(金の星社)、いいですね。
(1)原爆といのち
(2)子どもたちの戦争
(3)戦争の傷あと
(4)戦場の現実と正体
(5)未来の戦争
(6)漫画家たちの戦争 別巻資料
さらにⅡ期シリーズとして
(1)沖縄戦と原爆投下
(2)引き揚げの悲劇
(3)出征と疎開そして戦後
全9冊もあるみたいです。「こりゃぁ全巻制覇せねば!」って思っています。まずは2冊を図書館に予約しました。なんたって定価は1冊3200円です。3200円×9冊=28,800円分を、しっかり図書館から借りて読みたいと思います。
私も、当地の図書館にあるだけ、少しずつ借りて読んでみるつもりです。取り上げていただき、ありがとうございました。
いいシリーズ本を紹介していただき、ありがとうございました。ぜひ全巻制覇したいと思います。
貝塚ひろしさんと言えば代表作は「父の魂」なんでしょうけど、週刊チャンピオンに連載されていた「烈風」などの戦史物の作品も結構出されていたんですよね~。
自分の実家近くに貸本屋さんがあったので、ジャンプ、チャンピオン、マガジン、サンデーあたりはほぼ読んでいました。
妹が少女漫画借りていたんで、そちらの方も読みましたね。少女漫画で一番好きなのは「エロイカより愛をこめて」ですかね。
雑文スイマセン。これからもよろしくお願いします。
#戦史研究が趣味
趣味が「研究」なんて、カッコいいですね。