もう50年近くも前の話になりますが、高校時代(たぶん2年生の時)に必修で履修した「世界史」が、ボクはどうも好きになれませんでした。と言うか、ボクは外国の地名や歴史上の外国人の名前が覚えられませんでしたので、「世界史」の成績は悲惨なものでした。そこでボクは、早々に「大学受験は日本史で」と決めたほどです。
それ以降ボクの人生の中で、「世界史を勉強する」という経験は一切なくここまで生きてきたのですよ。ですが、やっぱりこの地球上に生を受けた人間の1人として、「人類の歴史」である「世界史」をしっかり学びたい。というか「自分の頭の中でスッキリ整理しておきたい」という願望は常にあったのですよ。
先日のこと。何気なくTVを見ていたら、NHKのEテレで「3か月でマスターする」シリーズという番組が放送されるということを知りました。「3か月でマスターする世界史」「3か月でマスターする数学」そして「3か月でマスターするピアノ」の3つの分野について、3か月ごとにEテレで放送されるというのです。いやぁ〜。どれも面白そうで、わかったらステキそうじゃありませんか!
ボクはとりあえず、この4月から始まる「3か月でマスターする世界史」のテキストを買ってきました。「『世界史』をヨーロッパを中心に見るのではなくアジアを中心に見る」という新しい発想で再構築するこのシリーズの謳い文句は、とても刺激的です。面白そうですなぁ。
先日この第1回目の放送があったのですが、いやぁ〜面白かったです。世界四大文明ってあるじゃないですか。ボクらはこれを、文明の名前と川の名前をセットで暗記した記憶があります。ともかく、「文明は川とともに始まったのだ!」ということを授業で教わったのは間違いありません。
ところが、今回の「3か月でマスターする世界史」の第1回を見て、ぶっ飛びましたよ。古代文明のはじまりの鍵は、「川」ではなく「遊牧」だというのです。しかも、説明を聞くと実に説得力がある論理が展開されるわけです。こりゃぁ面白い!そんなわけでボクはこれから3か月、「世界史」を勉強することにしました。続きはまたいずれ👋