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2013年1月5日(土) 晴れ
浦山大日堂→峠ノ尾根→大ドッケ→大平山→大クビレ→七跳山→天目山(三ツドッケ)→仙元峠→浦山大日堂
食べて、飲んで、テレビ見て…、おまけに昼寝して。あっという間に9連休が終わってしまった。遠出もいいけど連日渋滞のニュースではその気になれない。まぁ、のんびり近場で正月を過ごすことに。
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<二十山夜地蔵>
朝6時30分にはいつもの大日堂近くの駐車場へ入った。この時期は空いているが、福寿草の咲く頃は直ぐに満車となる。もっとも小さな駐車場だからしょうがない。観光トイレは冬季閉鎖で使えない。だから、その辺で済ませるしかない。ひとまず登山口は秘密の花園への道へ入る。そして、送電線の巡視路に取りつく。ひと登りしたところが峠で二十三夜のお地蔵様がお出迎えだ。
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<大持山西尾根>
峠ノ尾根は景色を展望出来る場所が少ない。唯一鉄塔下からは大持山が大きく見える。西尾根もいつかは登ってみたい場所だ。
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<さくら湖>
雑木林を透かしてみれば眼下にさくら湖が望めた。今日は冬の明るい尾根歩きを味わいたい。この先の原生林もなかなかいい感じであることを記憶している。
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<もう直ぐ大ドッケ>
バラモ尾根と峠ノ尾根の合流場所が大ドッケだと山名の板がぶら下がっていた。それも平成24年7月となっている。以前はこんな山名が書かれた板はなかった。そもそも2000年度版の昭文社の地図には標高1,315mが大ドッケだと記されているが、ここはそんなに高くないと思う。
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<秘密の花園への降下点>
春分の頃になると楽しませてくれる福寿草がこの下の山腹に眠っている。秘密の花園を訪ねるには登山道というものはない。それにこの山域はクマも生息している。間違った沢筋によく入ってしまう方もいるようだ。だから人を寄せ付けない秘密の花園なのだろうか。いずれにしても福寿草が一面に咲く季節が待ち遠しい。大事な花を踏みつけないように観たいものだ。
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<明るい尾根>
ここは一般登山道ではないが、踏み跡ははっきりしている。しかし、場所によっては不明瞭な部分もある。時々古びた赤いテープが出てくると一安心だ。ただ、藪が少々気になるが、その藪がかえって自然な感じに映る。
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<原生林>
今日はこんな木立の風景を見たいと思っていた。大きな樹木が山深い雰囲気を作り出しているように思える。
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<ブナ>
見るからにたくましい。時の歳月がこの自然を育ててくれたと思うと、大切にしなければいけないと感じるものがある。
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<うっすらと>
まだまだ雪は少なく、これからが本番なのであろう。
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<もう直ぐ大平山>
ここを過ぎれば大平山だが、山頂からの展望はない。風の音と、自分の足音が聞こえるだけだ。
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<大平山山頂>
ここでしばらく休憩する。次の休憩地は天目山にしよう。そして、おにぎりを一つ食べて早々に歩き出した。何しろ下山までの所要時間が分からない。天目山からおよそ3~4時間で下山できるであろうという計算だ。
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<矢岳から赤岩ノ頭>
この辺りになると樹林越しだが景色も良くなる。上越の白い峰々が遠望できるとは意外だ。
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<大クビレを上がって>
もうじき長沢背稜に出るが、人気を感じさせない景観がここにある。
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<赤城山>
今日は北関東のお天気はいいようだ。赤城山の右には奥日光の男体山、女峰山、太郎山がよくわかる。
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<武甲山>
三角形をした山容が武甲山である。特徴ある形なので比較的わかりやすい。秩父の街並みも見えてどことなく懐かしい。
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<両神山>
こちらからは牛首、立橋山の奥に特徴ある容の両神山が覗ける。これだけ見えればこの尾根も捨てたもんじゃない。七跳山からほんのわずかな距離なので立ち寄ってみたい場所だ。
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<御荷鉾山>
中央の二つぽこぽこっと出ているのが西と東の御荷鉾山だ。その手前の三角の頂きが恐らく矢岳だろう。
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<浅間山>
両神山の右にある小さな白い頂が浅間山である。尾根歩きではブナの原生林に目をやって来たが、ここでたくさんの峰々が遠望されたのには驚いた。
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<七跳山>
ここまで来ると縦走路は直ぐ下だ。長沢背稜に出れば天目山は近い。
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<ハナド岩から雲取山>
見晴らしの良い出っ張ったハナド岩から雲取山とタワ尾根を望む。
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<大ドッケから大平山、七跳山>
天目山の山頂直下に開けた場所があったので立ち寄って眺めた。今日歩いて来た尾根と大平山、七跳山が良く見える。
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<天目山(三ツドッケ)山頂>
目的の場所へ到着した。ここで景色を眺めながらお昼ご飯にしよう。とはいっても簡単におにぎり一つにあんぱんを食べて終わりだが。
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<仙元峠、川苔山、大岳山>
久しぶりに来たが、やはりここは眺めがいい。
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<雲取山>
残念だが富士山は雲で薄くなっている。しかし、頭は見え隠れしているのでそれなりに確認できた。
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<武甲山から有間山>
奥武蔵のその先には関東平野が広がる。
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<天目山>
天目背稜から振り返ると三つ尖った山があった。三つ尖った、三つトガッタ、三ツドッケと呼ばれた容だ。
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<ブナ>
ブナの原生林がここもいい感じだ。春になるとシロヤシオが見事に咲き誇る場所でもある。
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<仙元峠>
だいぶ予定よりも遅くなってしまったがやっと着いた。ここから仙元尾根を下って下山する。明るいうちに戻りたいものだ。
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<有間山>
日も暮れだした。焦ることはないが確実に下ろう。そう言い聞かせていたが落葉の下はアイスバーン。あっと思った瞬間に尻餅を。こんなことが連続して3回もあった。単独ではささいなことから歩行に支障をきたす場合がある。クワバラ、クワバラだ。
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<仙元尾根>
だいぶ暮れてきた。休憩も短く切り上げ、先を急いだ。送電線の鉄塔を3個越えれば川俣は近い。そして、無事下山した大日堂へ立ち寄り感謝した。
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