山さんぽ花さんぽ

奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

雁坂の便所国道と笠取山の紅葉は良かったが初冠雪のお姿は

2014年10月18日 | さんぽ
先日、テレビのニュースで富士山が初冠雪したと報じていた。平年よりも16日遅い雪化粧だという。青空に浮かぶ白い富士山、そんな姿が見たくなり、奥秩父は古礼山の山頂から眺める事にした。奥秩父の山もそろそろ紅葉の様子が気になるところだった。前日の快晴を考えれば、当然青い空と白い富士山と紅葉のコラボがイメージだ。場所が決まれば思い描く風景も頭から離れない。いつしか眺めた古礼山からの山並みに浮かぶ白い山容、その感動をもう一度、という願いを胸に出掛ける。今日は雁坂小屋を折り返し点としたので、ちょっとばかり朝は早く起きたが、朝飯を食べている余裕はない。やっと待ちに待った週末、ラジオ深夜便から流れる加藤登紀子の唄を聞きながら三ノ瀬へと車を走らせた。当然、辺りはまだ真暗だ。上を見上げればキラキラと星も輝いていた。その星空を眺めると、思い描いている風景が更に大きくなり、益々期待は膨らむ。そして、作場平へ到着してみれば、車が数台、おまけにテントまで出ていて、目を丸くしていると、また車が一台やってきた。誰もいないと考えていたが、夜明け前だというのに、これほどの人気がある山だとは、ちょっと驚きだった。ここまでノンストップで走って来たのでリンゴをかじりながら10分ばかり車の中で横になる。そして、落ち着いた頃を見計らって身支度をはじめた。意外と外は寒く、手袋や薄手のフリースなどの必要性を感じる。ゴソゴソしながら出発準備が完了し、ヘッドライトの明かりを頼りに歩き出した。 . . . 本文を読む

痛い目にあったが大展望に満足した奥秩父最西端の男山と天狗山

2014年10月12日 | さんぽ
奥秩父最西端と言っても、もう八ヶ岳に近い男山と天狗山。ガイドブックによれば三国山から派生した尾根にこの山があるから奥秩父の最西端の山だと位置付けている。天狗山はそれほど興味はなかったが、男山は野辺山を走る国道からもひときわ目立つ存在だった。そして、天気の良い見晴の良さそうな日に紅葉時期を重ねて歩くことにした。馬越峠からの往復ではいささか気乗りはしていなかったが、バスを利用することで、ぐっと面白みが見えてくると感じた。起点となったのは信濃川上駅にある村営の無料駐車場からだ。事前にバスの時間と駐車場の有無を役場に確認し、出掛けた。本来なら7:10発のバスで大深山中央まで乗車し、天狗山から男山へ向かう予定でいた。しかし、駅の駐車場へ到着してみればバスの時間とまったく合わず、信濃川上駅から逆回りで先に男山を目指すことにした。その前に駅のトイレを拝借して、前準備を済ませた。まだ薄暗いので、ゆっくり朝食を頂くが、ご近所から頂いた赤飯と自前で準備した果物、それにみそ汁でもあれば最高だが車の中では白湯で我慢する。そして、辺りが明るくなった頃、登山靴を履いてレタス畑でも散歩するかように出掛けた。 . . . 本文を読む

山粧ふ上州武尊、紅葉黄葉で山頂は満員御礼

2014年10月05日 | さんぽ
秋もいよいよ本番となり、もみじ狩りの行楽シーズンをむかえる。遠くへは行けないが、近場で今週も秋を楽しみたい。そんな思いだ。武尊山の山頂を目指す本日の川場野営コースは、数年前の夏、剣ヶ峰の巻き道で熊に遭遇した経緯があり、トラウマ的なコースになっている。今となっては遭遇したその時の記憶も薄れ、再び武尊山の山頂を目指すことにした。熊除けの鈴は持ち合わせ3個、全てをザックへくくり付け、ジャラジャラしながら出発する。この鈴も遭遇した機会に買い揃えた品だ。 . . . 本文を読む